オススメのチャットボット開発ツール

チャットボット開発の手法を理解したところで、おすすめのツールをいくつか紹介します。

APIやフレームワーク、クラウド型ツールのジャンルごとに紹介していくので、チャットボットを開発する目的や用途に応じて最適なツールを選んでみましょう。

【API】LINE Bot Designer

国内最大級のコミュニケーションツール「LINE」には、チャットボット作成用のAPIが用意されています。公式LINEアカウントの自動配信や自動対応機能を利用した方も多いと思いますが、あの機能はプログラミングの知識がなくとも搭載できるのです。

様々なユーザーシナリオ(会話の分岐やルート)に対応しており、利用が簡単な割に効果も高いのでぜひ導入してみましょう。もちろん、利用は無料です。

参考:LINE Bot Designer

【開発フレームワーク】Amazon LEX

Amazonの人工知能アシスタント「Alexa」と同じディープラーニング機能を利用できる、有名な開発フレームワーク「Amazon LEX」。音声認識機能を組み込んだチャットボットを素早く開発できるとして、様々な企業で導入されています。

日常的なユーザーとのやり取りからコールセンターでの自動対応にも利用できる、汎用性の高いチャットボットが開発できます。チャットボットは様々な用途で活用できますが、どのような用途で用いるチャットボットであっても、Amazon LEXを活用すれば開発できてしまうのがポイントです。

参考:Amazon LEX

【クラウド型ツール】Hachidori

国内初のAIを搭載したチャットボット「Hachidori」。従来のチャットボットの用途では、問い合わせをWeb経由に絞り、コールセンターを閉鎖してチャットボットの自動対応で完結させる、というコスト削減の役割が強くありましたが、Hachidoriはさらに発展してマーケティングにも活用できるのが大きなメリットです。

顧客のシナリオに合わせて最適なアクションを行い、リードの獲得や顧客との関係性強化に活かせるので、Webマーケティングを強化したいという企業様はぜひ導入を検討してみましょう。

参考:Hachidori

チャットボットは新時代のコミュニケーションの扉を拓く

新型コロナウイルスの影響を受けて、あらゆる業務がWebへと移行した現代において、チャットボットの重要性はこれまで以上に高くなっていると言えます。Webマーケティングが注目を集める中で、チャットボットは顧客との新たなコミュニケーションツールとして、今後さらに人気を集めていくでしょう。

この記事を参考に、自社でもチャットボットの導入について検討してみてくださいね。

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