8,000億規模の注目市場!国内ハンドメイドショッピングモール14選
近年、誰でも簡単にハンドメイド商品の売買ができるショッピングモールが大きく注目を集めています。
2010年頃から国内にハンドメイドショッピングモールが登場し、現在までに20を超える様々なサービスが登場しています。
ハンドメイドの市場規模は、2014年度版の『ホビー白書』(※1)によると8673億円となっており、今後も成長していく見込みです。
今回は、ハンドメイドショッピングモールのそれぞれの特徴、料金をまとめてご紹介します。
まだまだ伸びしろのある市場といえますので、ハンドメイドにはあまり縁がないという方もぜひご覧ください。
なお、本記事内で紹介している手数料等の金額や会員数などは全て、記事公開時(2015年9月16日)現在に公表されているものです。
(※1)出典:[一般社団法人日本ホビー協会「ホビー白書2014年版」]
ハンドメイド品が売買できるショッピングモール14選
1.creema
http://www.creema.jp/
株式会社クリーマが運営するハンドメイドショッピングモールです。
2010年からサービスを提供し、全国40,000人以上のクリエイターが登録する有名どころのひとつです。
ルミネ新宿店内に常設のリアルショップがあったり、リアルイベントを主催していたりと、サイトと連動した企画が豊富でネット以外でも作品を販売・購入することができます。
本ページとは別にコミュニティ「クリーマラボ」も運営しており、作家同士でつながることも可能です。
販売時の出品料・月額利用料はかからず、成約時のみ手数料8〜12%(税抜)が発生します。
2.minne
https://minne.com/
GMOペパボ株式会社が運営するハンドメイドショッピングモールです。
最近では、女優の水川あさみさんを起用したTVCMが印象的で、14万人を超える作家が利用する国内最大級のサービスでもあります。
また、販売商品はminneだけでなく、ショッピングモール「カラメル」にも掲載しており、SNS・モールからの集客も見込めます。
出品時の手数料は一切かからず、販売成約時のみ手数料10%(税抜)がかかります。
手数料が変動しない点は販売者にとっては大きな魅力です。
3.iichi
http://www.iichi.com/
博報堂グループの会社として設立した、iichi株式会社によるハンドメイドショッピングモールです。
個人が多い他のモールと比べて作家の数は少ないものの、お店を持っている工房やメーカーといった本格的な販売者が多く利用しています。
商品も、インテリアやキッチン用品、工芸品が多く集まっている印象です。
海外に向けた販売にも積極的に対応しており、欧米・アジアを中心とした46カ国のユーザーに販売することが可能です。
しかも、iichi側で翻訳をおこなってくれるので英語ができなくても問題ありません。
出品にかかる費用は、成約手数料20%のみとなっています。
4.tetote
OCアイランド株式会社が運営しているハンドメイドショッピングモールです。
商品点数は85万点を超えており、月間200万人以上が訪れています。
販売商品の価格は、500円から100,000円までで、プロよりも一般ユーザーが多く利用している印象です。
アメーバブログと連携したコンテンツもあり、tetoteのページ内からブログ情報を見ることもできます。
販売時には、成約手数料12%(税抜)のみがかかります。
5.ハンズ・ギャラリー マーケット
株式会社東急ハンズが運営するハンドメイドショッピングモールです。
最大の特徴は、ハンズの実店舗内に設置してあるレンタルギャラリーに商品を置くことができます。
ギャラリーを利用する際は、ネット上から出店の予約を入れる必要があり、出店後は、ネット上から販売状況を確認することもできます。
利用料は販売手数料のみで、送料をのぞく12%がかかります。
店舗に出品する場合には、別途出展料金・販売手数料が必要です。
6.dクリエイターズ
http://creators.dmkt-sp.jp/?redirect=1
株式会社NTTドコモが運営するハンドメイドショッピングモールです。
6,700万台以上の契約台数を誇るドコモですので、集客力は抜群といえます。
商品は、他サービスでもおなじみのアクセサリー、ファッション、おもちゃ・人形、ステーショナリーといったアイテムはもちろん、素材・テキスタイル、小説・コミック・エッセイも販売することが可能です。
オーダーOKアイコンを用意しており、受注制作前提での売買も行いやすくなっています。
成約時には手数料25%(税抜)がかかりますが、出品するのは無料です。
7.monoiro
KDK株式会社が運営するハンドメイドショッピングモールです。
購入者向けオンラインショップ「モノイロ」、商品売買ができる販売者向けの「モノイロクリエイターズサイト」という2つのサービスで成り立っており、売り手と買い手で利用するページが異なるというユニークなサービスです。
出品にかかる費用は、出品チケット代金と呼ばれるもののみで、月額費用・販売手数料はかかりません。
また、忙しい方、出品に慣れていない方に向け出品代行・委託販売のオプションも用意しています。
8.トライ・アム フリマ
株式会社 サンカクヤが運営するハンドメイドショッピングモールです。
同社では生地と手芸用品の通販サイト、コミュニティも同時に運営しています。
利用する際は、会員登録が必要となり、3種類の会員区分によって商品登録数が異なります。
最安値のブロンズ会員で月額利用料315円で、どのプランでも販売手数料は5.25%となっています。
月額費用はかかるものの販売時のコストは比較的安いので、沢山販売する場合には大きなメリットとなります。
9.tsucuru
office ISEA株式会社が運営するハンドメイドショッピングモールです。
アーティストの一点ものだけを扱っており、ここでしか買えないオリジナルデザイナーズ商品が多数見つかります。
商品カテゴリは、アクセサリからインテリア・雑貨、ファッション、アートまで扱っており、こだわり感溢れるアイテムを探すことが可能です。
販売者に連絡することができますので、場合によってはオーダーもできます。
作品売買の際には、システム手数料として出品者は商品単価(送料除く)の10.8%、購入者は5.25%がかかります。
10.proory
http://proory.com/
ハンドメイド品に加えて、ヴィンテージアイテム・アンティークものも販売が可能なハンドメイドショッピングモールです。
カテゴリは全部で10種類あり、アクセサリーやバッグといった一般的なハンドメイド商品が中心となっています。
販売手数料は、売上げの4.8%がかかります。
11.baury
http://baury.com/
ハンドメイド作品、リメイク作品を販売できるハンドメイドショッピングモールです。
ギフトにぴったり、といった目的別に商品検索ができるのが特徴的です。
店舗出店料月額350円を支払えば、誰でも簡単にアーティストとして登録することができます。
また、取引時には別途手数料5%がかかります。
商品の価格設定が500円から最高100万円まで可能ですので、あらゆる商品を出品することが可能です。
12.SOWZO
手作り作家・アート作家を支援する目的で運営しているハンドメイドショッピングモールです。
登録料、手数料無料で、誰でも気軽に商品の販売を開始することができます。
また、商品を売買する以外に、手づくり市、アートイベントの情報を検索・登録することも可能です。
13.ユザワヤマーケット
手芸用品・ホビー材料専門店のユザワヤ、STORES.jpが提携して公開したハンドメイドショッピングモールです。
STORES.jp側でストアを作ったあとプロモーション機能を使えば、自動的にユザワヤマーケットに商品掲載をしてくれます。
商品露出がサイト内だけにとどまらないので、宣伝効果も期待できます。
販売に関する手数料は無料です。
14.cotte
手づくり市「青空個展」がきっかけではじまった、ハンドメイドショッピングモールです。
トップページの画像配置がユニークなのが特徴的です。
出品は無料登録でも可能ですが、無料会員の場合は最大出品数は10点までとなっています。
有料のプレミアム会員は、月額315円ですが掲載数に制限がありません。
まとめ
以上、ハンドメイドショッピングモールを14サービスまとめてご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
ご覧頂いたとおり、ハンドメイドショッピングモールと一口に言っても様々なサービスがあり、出品手数料、コンテンツ内容が大きく異なります。
各サービスごとの取り扱っている商品のテイストも違いますので、販売に繋げるためには各サービスを利用するユーザーが好む傾向を把握しておくことが重要です。
その他、STORES.jpのように他のサービスと提携する動きや市場規模の拡大からもビジネスチャンスは大いにありますので今後の動向にも注目しておきましょう。
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- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- ブログ
- ブログとは、ホームページの一種です。運営者はブログシステムに登録し、利用開始をすることで、ホームページ制作のプログラム技術を修得する必要なく、本文のみを投稿しつづければ、公開・表示はおろかページの整理や分類なども効率的に行えるシステムを言います。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- オンライン
- オンラインとは、通信回線などを使ってネットワークやコンピューターに接続されている状態のことをいいます。対義語は「オフライン」(offline)です。 現在では、オンラインゲームやオンラインショップなどで、インターネットなどのネットワークに接続され、遠隔からサービスや情報などを利用できる状態のことを言う場合が多いです。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- 単価
- 商品1つ、あるサービス1回あたり、それらの最低単位での商品やサービスの値段のことを単価といいます。「このカフェではコーヒー一杯の単価を350円に設定しています」などと使います。現在、一般的には消費税を含めた税込み単価を表示しているお店も少なくありません。
- トップページ
- インターネットのWebサイトの入り口にあたるページのことをトップページといいます。 一般的には、階層構造を持つWebサイトの最上位のWebページをさします。サイト全体の顔としての役割も果たすため、デザインなどで印象を残すことも考えたサイト作りも有効となります。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
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