リスティング広告は、検索キーワードに基づいて広告が表示されるため、関心の高いユーザーコンテンツに導くことができます。リスティング広告の運用を専門にしている会社もあり、プロに任せるのもよい手段ですが、ノウハウを蓄積するために自社で運用しているケースも多いでしょう。

しかし、忙しいWeb担当者がリスティング広告の運用スキルを高めるためには、効率よく上質な情報に出会う必要があります。Webメディアや書籍などノウハウを書いたものは数多くありますが、限られた時間の中で何を優先的に読むべきか迷うところでしょう。

そこで今回は、リスティング広告が学べる書籍をテーマにしました。効率よく思考力やノウハウを身につけられるきっかけになれば幸いです。

いちばんやさしい[新版]リスティング広告の教本 ⼈気講師が教える⾃動化で利益を⽣むネット広告

https://www.amazon.co.jp/dp/B07KC2VXS2/

書店でリスティング広告などの本があるWebマーケティングコーナーに立ち寄ったことがあれば、見かけたことがあるのではないかと思うほど有名な一冊です。人気講師が教えるという切り口で3名のプロフェッショナルのノウハウに触れることができます。複数名の方の共著は、単独の著書とは異なる広い内容が得られるのがメリットです。

2018年の本であるものの、この書籍から学べる「考え方」は長く使える重要な基礎とも言えるでしょう。単なる手順であれば、他にも得られる情報源はありますが、「考え方」はリスティング広告の運用においての様々なシーンで応用できるので貴重です。もちろん、キーワード選定広告文の作成、入札などの実践的な手法も身につきます。

2014年に出た初版から、機械学習の機能に注目した「オートマ化」に対応するために内容を一新した新版が本書です。また、この本のわかりやすさは、図解による部分も大きいと感じます。「考え方」を理解するためには、文章だけでは伝わりにくいということを熟知した表現力が魅力なのです。著者のイラストが語るかのように見えるところが、まるでセミナーを受けているかのような感覚になり、3名の著者への興味にもつながります。

考え方、基礎知識、予算配分のポイント、オートマ型の運用方法など、リスティング広告の初心者が総合的に学べる良書です。

本書は以下のような方に適しているでしょう。

  • できるだけやさしい内容を求めている方
  • 最初の一冊を選びたい方
  • 複数の専門家の意見を知りたい方

リスティング広告のやさしい教科書。ユーザーニーズと自社の強みを捉えて成果を最大化する運用メソッド

https://www.amazon.co.jp/dp/484436765X/

リスティング広告の成果を上げるために何が必要であるのか理解できる本です。少々古い本ではあるものの、基本的な考え方や広告文の作成、キーワードの選定といった現状でもあまり変わらない根本的な部分をカバーしているので勉強になるでしょう。プロが豊かな経験から培った思考ポイントを押さえることで、効率的なレベルアップが期待できるように感じます。

例えば、ただ設定方法を学ぶのではなく、キーワードの考え方を習得することで、少々普段と異なるリスティング広告のアプローチが必要となっても対応できるでしょう。応用ができてこそ活きる知識になるため、考え方の部分に重きをおいている本書は長く使えるノウハウとなり実践的な運用スキルとして身につくはずです。また、頭でしっかり理解できるようにカラフルな図解を用いるなどの表現力は本書の特徴でもあります。

内容の構成においては、リスティング広告の初心者にとってわかりやすく、広告出稿前の準備、設定方法、最適化の方法など一通りを網羅して学ぶことができます。さらに高いパフォーマンスを上げるために必要なことなど、リスティング広告の出稿に慣れてきたら、一歩踏み出したいところまでカバーしているのが魅力です。成功事例を紹介するなど、リスティング広告担当者が気になる情報を掲載しており、かゆいところに手が届きます。リスティング広告は一度出稿作業をしたら終わりではありません。いかに結果を分析し最適化を繰り替えていけるかが重要なのです。

本書は以下のような方に適しているでしょう。

  • リスティング広告運用の流れを知りたい方
  • キーワードの考え方を理解したい方
  • 運用のコツを身に付けたい方