オンライン広告サービスを提供するAOLプラットフォームズジャパンは、8月1日より日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長:平野拓也、以下日本マイクロソフト)の全広告在庫の独占取り扱いを開始しました。
10月6日に行われた戦略説明会では、提携後の取り組み内容が発表されました。

開会の挨拶で、AOLプラットフォームズ・ジャパン、代表取締役社長の花崎茂晴は次のように述べています。

「提携発表からわずか1か月で日本マイクロソフトの広告販売チームが当社に合流、極めてタイトなスケジュールながら、無事両社の組織統合を完了しました。クライアントへの営業窓口も今月統合し、来春の完全統合に向けて更なるインテグレーションを推進し、シナジー創出に努めます。」

戦略説明会概要

基調講演では、AOL inc.Head of Internationalのグラハム・モウジー氏からAOLの事業概要を中心としたプレゼンが披露されました。

AOLの事業概要について

AOLはカルチャー&コードの2つの屋台骨を保有しています。
カルチャー(文化)コンテンツ、コードはテクノロジーを指します。
カルチャーにおいては人との繋がりを重視し、コンテンツを強化していく予定はハフィントン・ポスト、TechCrunch、engadgetなどのメディアを保有しており、今後はよりグローバルなコンテンツを提供する予定とのことです。
カルチャー部門では、エンゲージメントを強化しながらデータを生成します。
そのデータを蓄積し、コードの部分、つまりプラットフォームの分野で活用することによって高いメリットを提供します。この戦略によって、AOLは世界最大のメディア企業と目指しています。

「優れた人材が活躍するマイクロソフトとタッグを組むことによって日本市場におけるポジショニングを強固なものにし、世界最大のメディアテクノロジー企業になることを目指します。(モウジー氏)」

AOL×マイクロソフト 新プロダクトについて

AOLプラットフォームズ・ジャパン、アドバタイジング&オンライン事業本部長の坂下洋孝氏からは、AOL×マイクロソフトによる新プロダクトが発表されました。

米国AOL Inc.の100%子会社であるAOLオンライン・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:奥江靖)と日本マイクロソフトのコンテンツのコラボレーションにより、カテゴリー横断的な相乗効果を狙う新サービスとして、以下の3商品を発表しています。

  • 多様なチャンネルを展開するマイクロソフトの総合ポータルサイト「msn」とコアなガジェットファンをユーザーにもつAOLのサイト「Engadget 日本版」による、PCメーカーや家電、スマートフォン、ガジェット系製品のプロモーションに最適な「Cross Tie-up Solution for IT/Gadget」
     
  • 「msn」と、トップクラスの注目度を誇るクルマブログサイト「Autoblog 日本版」による、自動車メーカーのプロモーションに最適な「Cross Tie-up & Rich Ad Solution for Autos」
     
  • 「msn」と「Engadget 日本版」およびIT企業の経営層やエンジニアからの注目度が高いIT関連最新情報の「TechCrunch Japan」による「Cross Rich Ad Solution for IT/Gadget」

「マイクロソフトのもつアセットをAOLのプラットフォームに乗せることによってどのような付加価値をご提供できるかということを楽しみにしています。今後強化していきたいPMPの展開についても、具体的なスケジュールを組み立ていくことを計画しています(坂下氏)」

最後のセッションではVidible CEOのマイケル・ハイマン氏によるオンラインビデオ事業についての解説が行われました。

オンライン動画のマーケットが大きく成長している日本においてAOLの新しいビデオプラットフォームを披露できることを大変嬉しく思います。すでに日本語へのローカライズも完了しているこのプラットフォームは、コンテンツの作り手と媒体の両サイドにとって、ビデオの検索やシンジケート、マネタイズを劇的に容易にするものです(ハイマン氏)」