領域を横断したコミュニケーションを考える仕事に挑戦したいと考え、アットホームへと転職

ferret:
アットホームに転職された経緯を教えてください。

城殿氏:
以前は「オフライン領域」「デジタル領域」と特定の領域に特化した仕事をしていました。横断的にコミュニケーションやマーケティングに取り組むということは、実はやったことがなかったんです。
ですが、領域を横断したコミュニケーションを考える仕事に挑戦し、自分の力を試したい、という思いがありました。ある特定の領域に閉じて仕事をしていると、思考がシュリンクしていくと思ったんです。全てを統合的に考えないと、会社の売上や、事業が拡張していかないなと思って。そういった仕事に取り組みたいと決めて転職活動をしていて。メディアを横断して取り組みができる環境に身を置かないといけないと思って、それを実現しようと思い出会ったのがアットホームでした。なぜか、自分の力が生かせる自信というか、何かやれる感がありそれを伝え、経験値の足りない自分に挑戦させてもらえる環境を提供してもらいました。ありがたい限りです。

マーケターの仕事とは、決して1人では成し遂げられないもの。ビジョンの可視化・共有化も大事

ferret:
アットホームで、一番印象に残っているお仕事は何ですか?

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城殿氏:
社内の広告などのデータを整えた仕事が一番印象に残っています。入社間もない頃から、約9ヶ月かけて社内各部署に協力を仰ぎ、BIツールのダッシュボードを完成させました。

部署内で広告運用を行っているのですが、以前は広告パフォーマンスの数字だったり、過去の成果がどうだったかといった数字が共有されていませんでした。それを全て人・部署から吸い上げてまとめ、ビジュアル化・共有化する仕事に取り組みました。結構なパワーを注ぎ込んで取り組んだ仕事でした。

なぜその取り組みに注力したかと言うと、マーケティングという仕事自体はやはり1人ではできないもの、と考えたからなんです。例えば「データを1個ください」とメンバー宛に言うにしても、そのデータを出してもらうことで「何が起こるのか」「この先、どんな価値が生まれるのか」ということを、明文化して相手に伝えなければ動いてもらえません。

なぜその仕事が印象に残っているかと言うと、属人的だったデータを共有化することでその先に実現したいことがあったからです。皆が同じものを見て、同じ未来を描けるようになると。

例えば今打っている広告に対してクリックが1000件、2000件あった、といった数字を出してもそれほど意味がないと思っていて。それよりも、どんな推移で動いていって、その先にどんな未来が待っているかというのを可視化する必要があると思ったんです。ただただ目先の作業に取り組んでいる状態になってしまうという危機感もあり、皆に広告に対する数字の推移を可視化・共有化して、その先のビジョンまで共有したかった。必要だと思ったことを実現できたので、すごく印象に残った仕事でしたね。

ビジョンの可視化・共有化ができた後は、皆のコミュニケーションや、周りの人との関係性も変化していきました。データがすでに見えているから、その先を見ながら喋り始める。「交通広告がこういう状態だから、Web広告はこうしましょう」「今度はこれに取り組んでもいいですか?」「他部署のデータがこのように動いているから、この部署では、今度はこんな取り組みができますね」といった会話が生まれるようになりました。

データを取りまとめたというのは一つのファクトなんですけど、ビジョンを可視化・共有化することで社内のレベル感が変わってきました。その先の打ち手を各自が提案し始める状態を作り出すことにつながり、取り組んで良かったと思います。

インプットされる情報が増えれば、打ち手が明確になり、コミュニケーションの質が変わってくる。PDCAのスピードも精度も上がってくる。最終的には、プロモーションの質が変わってくると思います。

入社間もない時期に、部署を超えていろいろな人に協力を仰いでデータを共有化・可視化する過程では苦労もしましたが、社内の他部署の方々について、どんな役割でどんなミッションを持っている人か、ということについても結果的に理解が深まりました。