Googleアナリティクスの機能をしっかり使いこなすことができている方は少ないかもしれません。
非常に高機能で様々な解析を行えるGoogleアナリティクスですが、高機能ゆえにどこをさわればいいかわからず、ユーザーサマリーや集客サマリーなど、わかりやすいカテゴリしか閲覧しないという状況になってしまっているWeb担当者は多く存在します。

今回は、Googleアナリティクスをより使いこなすための小ワザ・裏ワザをまとめました。
Googleアナリティクスを更に活用したいとお考えの方は、ぜひチェックしてみてください。

1.ページごとに流入チャネル・流入キーワードを確認する方法

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Googleアナリティクスでページごとに流入チャネル・流入キーワードを確認する方法

主な流入チャネル、流入キーワードは、ページごとに異なる場合がほとんどです。
内容によって、自然検索に強かったり、ソーシャルでの拡散数が多かったりと特色が出るはずなので、ページごとの流入チャネル、流入キーワードは確実にチェックしておくようにしましょう。

Googleアナリティクスでは、少し操作するだけでページごとの分析ができます。
ホームページを分析する際は、マクロとミクロの視点両方を持つようにしましょう。

2.時間別にアクセス解析する方法

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意外に重要!Googleアナリティクスで、時間別のアクセス解析をしよう!

ページごとだけでなく、時間別のアクセス数も確認することができます。
時間別のアクセス数を把握することで、自社ユーザーの生活パターンを把握し、どのような属性の方々メインユーザーなのかを予測できます。

ferretの場合は、平日は朝(通勤時間帯)、昼(昼休憩)、夜(帰宅中)の時間帯にアクセスが伸び、土日は全般的にアクセスが下がる傾向にあるため、ユーザーの大半が会社勤めのサラリーマンではないかと推測できます。

3.Googleアナリティクスのデータを簡単に共有する方法

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Googleアナリティクス共有方法について解説
チームでホームページ運営する場合は、1つのGoogleアナリティクスアカウントを複数人で共有することことも多いのではないでしょうか。
そういった際には、担当者によって権限を切り分けることをオススメします。

特に、アカウントにユーザー追加できる権限は、セキュリティを強化する意味でも管理職の人間のみが持つようにしておく方がいいでしょう。

4.GoogleマップにGoogleアナリティクスの地域データを表示させる方法

GoogleマップにGoogleアナリティクスの地域データを表示させる方法を徹底解説|fer__-_https___ferret-plus.com_447.png
GoogleマップにGoogleアナリティクスの地域データを表示させる方法を徹底解説

Googleアナリティクスの地域データをGoogleマップに表示させ、どこの地域からのアクセスが多いのかを可視化することができます。
ただ、Googleアナリティクスではアクセスがあったユーザーの緯度経度の情報も取得できますが、そのデータははプロバイダから得たものになります。

アクセス元のIPアドレスからプロバイダごとに割り当て地域情報を参照しているので、確認できるのはプロバイダの所在地となります。
正確なユーザーの分布が確認できるわけではありませんが、傾向を判断する材料にはなり得るでしょう。

まとめ

アクセス解析の目的は、「サイト改善」であり、サイト改善は「売上向上」につなげるためです。
上記で紹介している小ワザ集も結局は手段でしかありません。

Googleアナリティクスを利用する際は、最終的には「売上向上」につながっていることを意識し、どのようなデータを見れば売上向上につながるのかを考えてみましょう。

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