Ferretでは毎日3~5本の記事を更新しており、その都度FacebookとTwitterで記事更新をお知らせしています。
基本的に、朝・昼・夕方の時間帯に投稿を行うのですが、投稿時間を変則的にし、どの時間帯が一番見られやすいのかを検証してみました。

今回は、約1ヶ月かけてSNS投稿を行ってきた中で、ターゲットユーザーへのリーチ率の高かった時間帯を公開します。SNS運用にお悩みの方はぜひご参考にしてみてください。

まずはターゲットユーザーの行動パターンを分析する

投稿内容を見てもらうには、ユーザーがFacebookを使用している時間帯に投稿する必要があります。
つまり、ターゲットユーザーの普段の行動パターンを予測したうえで、投稿時間のおおよそのあたりを付けていくようにしましょう。
Facebookページの場合、ファンの大まかなセグメントと、オンラインになっている時間帯を把握することができるので、そのデータを元に分析します。

※今回のデータは全てFerretのFacebookページの数値になります。

Facebookページに20~50代の男性がメインターゲット

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オンラインになっている時間帯は朝6時から12時頃までが高い数値

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Ferretが想定しているターゲット像も踏まえたうえで、Facebookページにいいね!をしてくれているファンは会社勤めの男性が多いと考え、そのような方たちに見てもらいやすい時間帯を考慮した結果、下記の時間帯をメインに投稿することとなりました。

通勤時間帯:6:00~8:00
ランチタイム:11:00~13:00
帰宅時間帯:17:00~18:00

その中で実験的に時間をずらしてみた投稿を行いつつ、リーチ数を検証してみたところ、ある特徴が出てきました。

リーチ数が伸びやすいのは夜。特に20~23時の時間帯

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夜の時間帯の投稿リーチ数が伸びる確率が非常に高くなっています。
特に、20~23時頃に投稿したものはほぼ全て、平均より高いリーチ数を獲得しています。

ターゲットとしている方たちは電車等での移動時間、ランチタイムのちょっとした空き時間にFacebookを閲覧する、という行動パターンを想定していましたが、遅い時間帯でも予想以上に多くの方が閲覧していたようです。

また、遅い時間帯だと他のFacebookページの投稿が少なくなる傾向にあるため、20~23時という時間帯はユーザーのタイムラインに流れやすくなるためにリーチ数が増えた、という見方もできます。
(Facebookは、Facebookページの情報全てをユーザーのタイムラインに流しているわけではありません。Facebookページから発信される情報が多い場合は独自のアルゴリズム(※)によって取捨選択されたうえでユーザーのタイムラインに届けられます。)

※参考:投稿のオーガニックリーチの減少についてFacebookが公式に回答