企業が自社で保有するオウンドメディアは、潜在顧客の創出と顧客育成には欠かせない企業の核となる重要なメディアです。WEB広告やSNSと掛け合わせることで、より高い成果が見込めます。

また、コロナの影響により対面営業が難しくなった近年ではオウンドメディアの重要性が一層高まっています。

しかし、「PVが伸びない」「質の高い記事が作れない」「継続しても売上に繋がらない」など、全てのオウンドメディアが上手くいくとは限らず、閉鎖する企業も少なくありません。

そこで今回はオウンドメディア担当者や企業のマーケティング担当者に向けてオウンドメディアの成果が上がらない理由とその対策を紹介します。

オウンドメディア運営で成果が上がらない理由

オウンドメディアで着実に成果を伸ばしていくためにはSEO対策によって安定した流入数を確保する必要があります。しかし、SEO対策の成果を感じられるのは、一般的に半年から1年かかると言われており、長期的な戦略のもと、メディアを成長させなければいけません。それでは、オウンドメディア運営において成功するメディアと失敗するメディアの差は何でしょうか。ここではオウンドメディア運営で失敗する3つの要因を解説します。

記事の作成ができていない、または量が少ない

オウンドメディアの成果を上げるには質の高い記事が一定数必要です。記事量が直接Googleの評価に影響する訳ではありませんが、作成するキーワードの間口を広げることは、多くのユーザーを集客することに繋がります。また、記事の量が少ないと更新頻度も低くなるため、ユーザーにとっては「情報が古いメディア」と判断されてしまい、信頼性に欠けるリスクも潜んでいます。

一方で記事量の重要性を理解しているものの、コストやリソースが不十分なため記事作成ができない課題もあります。例えばキーワードの選定・計画に時間をかけすぎてしまい、記事作成に割く時間がなくなるケースやオウンドメディア担当が一人の場合、他の案件と兼業するため先延ばしにしてしまうケースなど、記事を作成する体制が整備されていない会社が陥りやすい傾向です。

公開した記事を放置してしまっている

公開した記事をそのまま放置していませんか?記事を公開することが目的となり、公開後のメンテナンスを怠ってしまうと、ユーザーにとってもGoogleコンテンツ評価にとってもマイナスになります。

ユーザーには古い情報がそのまま掲載されてしまうので離脱が起こりやすくなりメディアの印象も悪くなります。Googleコンテンツ評価の観点では更新性を重視しているため、同じ内容でも更新日が新しい方が評価が高くなる傾向です。

Googleコンテンツ評価は1年に4,000回以上もアップデートされています。検索結果の順位変動は常に起こっている状態なのです。例え検索結果の1番目に表示されていたとしても、次月では順位を落としてしまい、放置が続くと2ページ目、3ページ目と下がり、最終的に誰にも読まれなくなる記事になる可能性があります。公開した記事を放置することは、コストを無駄にするだけではなく、メディアとしての品質にも関わる注意すべき点です。

施策の効果検証ができていない

前段の記事を放置してしまう要因は、公開した記事の検証を行っていないことに繋がります。検証ができていないため、次に何をすれば良いのかわからず、新規記事の作成に固執してしまうケースは多いのではないでしょうか。

検証と言ってもGoogleが提供するGoogleアナリティクスでアクセス数を見るだけでは不十分です。対策したキーワードがどれくらいの順位なのかGoogleサーチコンソールを活用して総合的な検証が必要です。

アクセスが伸びない原因がどこにあるのか不明なまま運営されてしまう状態は一番の課題と言えるでしょう。

成果が上がらない原因はPDCAを回せていないこと

オウンドメディア運営で成果が上がらない理由として3つ挙げましたが、これらの共通点は、PDCAが回せていない」ことではないでしょうか。計画・設計に時間をかけすぎてしまい、実行量が少なくなり、検証・分析を怠ることで次回アクションに繋げられない…オウンドメディア運営における負の連鎖とも言えます。

それではどのようにPDCAを回せば良いのでしょうか。オウンドメディア運営を成功に導く理想のPDCAを解説します。

P(計画)とD(実行)は早く多くが大事

オウンドメディアのP(計画)とは、キーワード調査と選定を行うことです。計画段階で時間をかけ過ぎてしまうと実行回数が少なくなるため効率的に計画を立てることが重要です。

そのために分析方法をルール化したり、分析を簡単に行えるツールを活用したりするなど仕組み化することがP(計画)を早く回すポイントです。

D(実行)は新規記事の作成やリライトなどのアクションをすることです。実行した施策が多ければ多いほど、アクセス数の増加に繋がりやすくなります。

P(計画)を早くすることでD(実行)が多くなり、次項で解説するC(検証)とA(改善)にも良い影響がでてくるのです。

C(検証)とA(改善)は誰もが見逃す落とし穴

C(検証)とA(改善)は後回しにされやすく、重要視されないケースが多いです。実はC(検証)とA(改善)こそ、誰もが見逃している落とし穴なのです。

質が高く検索上位へ表示されるべき記事でも、検証されないまま放置されてしまうと機会損失に繋がります。一方で公開した記事を放置せずリライトを実施しているけどアクセスが上がらない場合は、やり方が間違っているかもしれません。次項では正しいリライト方法とその重要性を解説します。

公開した記事を放置すると順位はどうなる?

まずリライトしないまま放置された記事がどうなるかみてみましょう。

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上図のように公開から6ヶ月以降でもリライトなしで伸び続ける記事は全体の24.4%、横ばいになる記事が75.6%の結果となりました。全体の75.6%がほとんど読まれない記事になると言えます。

次にリライトを行った記事の検証結果です。

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リライト後成果がみられた記事は全体の62.2%にも及び、そのうち200%以上伸長した記事が82.1%にも達しています。

これらの結果からリライトを行わない理由が見当たらないぐらい重要な施策になることがわかります。

リライト対象になる記事の選び方とやり方

リライトの重要性を理解した上で、リライト対象となる記事の見分け方とやり方を解説します。

リライト対象となる記事の見分け方は、主に現在の順位、表示回数、クリック率を重点的にみていきます。Googleサーチコンソールを活用することでこれらの数値をチェックすることが可能です。

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上図のように可視化することで一目でどの記事が対象になるかわかります。優先的に対策するキーワードは以下のような特徴を持った記事になります。

①順位が高くて表示回数が多い、クリック率が低い
②順位が低く、表示回数多い

これらに対して下記の方針でリライトを行います。

①順位が高くて表示回数が多い、クリック率が低い場合
順位が高くて表示回数は多いがクリック率が低い場合は、タイトルを見直しましょう。順位が高いということは、記事内容には問題ない(検索ニーズを満たしている)状態なので、単純にクリックをさせるための表現を分析して変更することでクリック率が上がり、アクセスが伸びる可能性があります。

②順位が低く、表示回数が多い場合
順位が低く、表示回数が多い場合は、検索ボリュームのあるキーワードなので順位を上げられれば、大きなアクセスを生むことができます。そのため、検索ニーズを理解しリライトを行いましょう。同じキーワードで上位に表示されている記事の特徴を掴むことがポイントです。

また、リライト時に古い情報が掲載されていないか、時代遅れの表現が入っていないかなど全体的にチェックすることも忘れないようにしましょう。

リライト対象となる記事の選び方やリライトの方法はこちらの記事でも詳しく解説していますので参考にしてみてください。

記事を作っているのにサイト流入が足踏み・・・・・・。そんな状況を打開する「正しい努力」の仕方

記事を作っているのにサイト流入が足踏み・・・・・・。そんな状況を打開する「正しい努力」の仕方

不安を抱えながらも「いつか再び伸びはじめる」ことを信じて新規記事の制作に打ち込んでいる、という場合に検討すべきなのは、これまで制作した記事をブラッシュアップする「リライト」という作業。リライトの利点は、既存コンテンツのブラッシュアップなので要点を押さえて作業すれば新規記事の制作よりもはるかに少ない労力で大きなインパクトが得られる可能性があるということです。そこで、本記事ではサイト成長の足踏みに直面した時の「正しい努力」としてのリライトの要点についてご紹介します。

施策を記録し、再び効果検証

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リライト完了後は、Googleスプレッドシートやエクセルなどで施策名、施策実行日、計測期間、結果を記録して検証や管理を必ず行いましょう(上図参考)。あまり効果がなければリライトのやり方が間違っていた可能性がありますし、効果が出た場合は、そのやり方を他の記事にも応用して精度を高めていきます。

地道な作業ですが、これら一連の流れを効率的に行うことがオウンドメディア運営の成功の秘訣です。つまりPDCAをしっかり回しているか回していないかが鍵となります。

効果検証の管理ができ、リライトにも強い『SEARCH WRITE』

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PDCAを回すことが大事だとお伝えしましたが、現実的にはオウンドメディア担当者は他の案件と兼業したり、担当が一人だったりと全ての業務を効率的にこなすのは大変な作業です。そこでおすすめなのがSEARCH WRITEというサービスです。

『SEARCH WRITE』はオウンドメディアのPDCAを回すことに特化したサービスで、効果検証や施策の管理ができ、リライト対象となる記事を可視化するなど担当者が楽になる便利な機能を搭載しています。

『SEARCH WRITE』でできること

  • 流入・CVを生むキーワードや記事が分かる​
  • 上位表示される記事の書き方が分かる
  • 施策ごとにログを残し、その後の成果まで追えて次にすべきことが分かる​

GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールなどのツールを組み合わせて分析を行う必要がなく、『SEARCH WRITE』の管理画面上でわかりやすいように可視化、さらにキーワード(記事)ごとの見出しを自動で表示してくれるためリライト方針を決める時間を削減できます。

『SEARCH WRITE』は管理画面のUIも洗練されており、使いやすさ、わかりやすさを重視しています。専門知識がなくても誰でもPDCAを回せる設計になっていることが特徴的です。

オウンドメディアを成功に導くためにPDCAを回そう!

「記事を作っても作ってもPVが伸びない」「次の施策が思いつかない」と言った悩みやオウンドメディアで成果の上がらない課題は、正しくPDCAを回すことで解決できることを解説しましたが、PDCAを回すにもリソースが足りない、やり方が分からないという別の課題が出てきます。

『SEARCH WRITE』を活用することで、リソース不足やこれまで属人性の高かった分析や手法も機能で解決できるので、誰でも楽にPDCAを回せるオペレーションを作ることができます。

興味のある方は無料で資料が配布されていますのでダウンロードしてみてはいかがでしょうか。