先人に学ぶ!アイデアがドンドンでる効果的なブレスト会議の方法3選
ホームページは、一般的なビジネスと同じく「PDCAサイクル(Plan,Do,Check,Action)」を回すことで成長させていきます。そのサイクルの中で起点となる「Plan=計画を考える」時は、データからできるだけ良い仮説を立て、仮説に基づいたアイデアを導きだすことが命題となります。
アイデア出しをメインに据える会議はブレスト会議(Brain Stormingの略)と呼ばれ、基本的なルールはありながらも様々な企業で独自のルールを追加されて実施されています。
今回は、秀逸なアイデアを次々と生み出す3社のブレスト会議の方法をまとめた記事を紹介します。
事例1.株式会社LIGに学ぶブレスト会議の基本
http://liginc.co.jp/life/useful-info/51301
ネット界隈で話題になるような記事を定期的に生産しているホームページ製作会社の株式会社LIGが、ブレスト会議の基本とうまくいくコツを紹介しています。
ブレスト会議の基本である「結論を出さない」「粗野な考えを歓迎する」「質より量を重視する」「アイデアを結合し発展させる」という4原則を踏襲しながら、LIGならではの自由な発想を生み出すコツについて説明されています。
LIGが一番重視しているのは「粗野な考えを歓迎する(=どんなアイデアも否定しない)」ところで、シェアを生み出すエンターテイメント性の高いコンテンツを作り続ける為の最大のコツとのことです。
奇抜なアイデアはつい否定されがちになってしまいますが、ターゲットユーザーに響くコンテンツにするには、というところを重視し、直感的に良いと思ったアイデアはどんどんアウトプットできる雰囲気を作ることが重要です。
事例2.面白法人カヤック流の役割分担が明確なブレスト会議
2014年12月25日に上場予定の面白法人カヤックの、独特のアイデアの源であるブレスト会議が紹介されています。
「ブレスト会議と言っても、具体的にどう進めていくのかイメージが湧かない」という方も多いと思いますが、こちらの記事でカヤック社員による模擬ブレスト会議の様子がレポートされています。
話があらぬ方向へ拡散してばかりに見えますが、アイデアはそういうシチュエーションでこそどんどん湧き出てくるものです。
また、ブレスト会議の参加メンバーがアイデアを発散させる人・広げる人・ファシリテーターの3つの役割に分かれることでより多くのアイデア出しを実現できるようです。
事例3.アサヒビ―ルの社員によるAB(アルコールブレスト)会議の実践結果は?
アイデア創出の支援を専門とするアイデアプラントの石井代表により提唱されたAB(アルコールブレスト)会議。その名の通りお酒を飲みながらブレスト会議を行う手法です。
アルコールを摂取することで、普通の会議では言いにくいような馬鹿げたアイデアも言いやすくなり、結果多くのアイデアを集められるというものです。
その効果を検証するべく、アサヒビール株式会社のスタッフ5名でAB会議を実践してみたところ、確かにアイデアは無限に出てくるようです。しかし収束させる方に頭が回らず、まとめきれないという結果になっています。
「結論を出さない」というブレスト会議のルールに則るのであれば、このような手法も1つの手です。多くの方が自然と行っていことだと思いますが、居酒屋でブレスト会議するといったシーンはより増えていくかもしれません。
まとめ
アイデアを生み出すこと、それ以前に自分の意見を発信することを苦手と感じている方は多いのではないでしょうか。ただ、アイデア出しと言うのは思ったほどハードルは高くありません。先に紹介したカヤックのブレストのように、一見雑談のように感じられる会話も貴重なアイデア創出の場なのです。
アイデアは誰にでも出せるものです。まずは苦手意識を一旦捨て、自分に制限をかけずに自由な発想を心がけることからはじめると良いかもしれません。
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