Twitterアカウントを運用していると、場合によってはアカウントを引き継いだり、削除したりする必要が出てきます。

アカウントの引き継ぎ・削除は正しく行わないと、メールアドレスの流出や乗っ取りなどの被害に遭う恐れがあります。また、誤ってアカウントを削除してしまった場合のために、アカウントの復活方法も知っておくべきです。

今回は、Twitterアカウントの引き継ぎを行う際に知っておきたいこと・アカウントの削除方法・削除したアカウントの復活方法についてご紹介します。

Twitterアカウントを引き継ぐ

Twitterでは、アカウントの引き継ぎ(譲渡)は禁じられていません。
しかし、アカウントの売買を含む金銭的なやりとりが発生する場合は、認められません。

参考:
Terms of Service | Twitter

例えば企業アカウントを運営していて、担当者が退職する場合に後任の担当者へアカウントを引き継ぐ、ということは可能です。

アカウントを引き継ぐ際に注意すること

Twitterアカウントを引き継いだ際は、特に以下の2点に注意が必要です。

1.ツイート内容

アカウントを引き継いで後任の担当者が運用する場合、これまでとは雰囲気の異なるツイート内容になりやすいです。

特にアナウンスすることなくツイート内容などアカウントの雰囲気が変わると、急激にフォロワー数が減少する場合があります。

アカウントを引き継いだ際は、一定期間担当者が変更になった旨をお知らせするツイートを固定ツイートとして表示しておくことをオススメします。

2.アカウントの権限

前任の担当者は、アカウントへログインするためのメールアドレス・パスワードを知っています。
現在の運用者以外がアカウントへログインできる状態は、アカウントの乗っ取りなどが起きやすくなります。

アカウントを引き継いだら、必ずメールアドレス・パスワードを変更し、最低限の人数のみログイン情報を把握している状態にしましょう。

Twitterアカウントを削除する

なんらかの理由で運用しているTwitterアカウントを削除したい場合の手順です。

一度アカウントを削除した場合、30日間が経過するとアカウントを復活させることができませんので注意が必要です。
なお、アカウントの復活方法については次の項目で紹介しています。

削除する前にチェックしておくべきこと

削除したアカウントのユーザー名・メールアドレスは、アカウント削除後30日間が経過しないと、これらを利用して再度Twitterで新しいアカウントを作成することはできません。

あらかじめ削除する予定のアカウントのユーザー名・メールアドレスを変更しておくと、新しいアカウントでも削除したアカウントのユーザー名・メールアドレスを使用することができます。

アカウント削除の手順
Twitterアカウントの削除は以下の手順で行います。

Twitterアカウントを削除する方法
1.プロフィールアイコンから「設定とプライバシー」をクリックする
2.「アカウントを削除する」をクリック
3.「@(ユーザー名)」をクリック
4.アカウントのパスワードを入力して「退会する」をクリックする

アカウントの削除は、モバイルサイトまたはモバイルアプリ上で行うことはできません。
パソコンから、以下のURLをクリックしてTwitterサイトを表示して下さい。

Twitter

それでは具体的にみていきましょう。

step1.

1.png

パソコンからTwitterを開いたら、画面右上に表示されているプロフィールアイコンをクリックします。
するとメニューが開きますので「設定とプライバシー」をクリックしてください。

step2.

3.png

設定画面へ遷移し「ユーザー情報」というページが表示されます。
画面を下までスクロールすると「アカウントを削除」というメッセージがありますので、クリックしてください。

step3.

2.png

本当にアカウントを削除するのか、確認するメッセージが表示されます。
問題ない場合は「@(ユーザー名)を削除」をクリックしてください。

step4.

最後にアカウントのパスワードを入力し、「退会する」をクリックします。

反映には少し時間がかかる場合がありますが、ツイート(画像・動画を含む)・フォロー/フォロワーなどのアカウントのすべての情報が削除されます。
この間にログインするとアカウントが復活してしまう場合がありますので、注意してください。