プログラミングを学ぶと、自分が実装したい作業を思いどおりに作ることができます。
しかし、実際にプログラミングを学ぶ方法は数え上げれば切りがありませんが、プログラミングを学びたいと思っても、『何を』『どのようにして』知識習得すれば良いかわからない!という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、プログラミングをこれから学びたいという初心者の方に必見の、プログラミングをゼロから学ぶための方法をお教えします。

自分のパソコンスキルのレベルやスケジュールによって、何から始めればいいのかは変わってきますので、これからプログラミングを学びたい方はぜひ参考にしてみてください。

プログラミングを学ぶ一連の手順

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プログラミングを学ぶというと、「プログラミング言語の構文(書き方・文法)を覚える」と考える人が多いです。確かに、構文を覚えることは勉強の重要な要素の一つですが、プログラミングを学ぶ時には構文の暗記を超えてやるべきことがいくつもあります。

プログラミングとは、突き詰めて考えると日曜大工に似ています。何を何のために作りたいか考え、自ら設計し、作り、自分で使ったり多くの人に使ってもらうのが、日曜大工のすべての工程です。同じように、プログラミングでは設計や制作に重点を置きがちですが、そもそも何のためにプログラミングを学ぶのかを考えるところから、プログラミングの勉強はスタートします。

それでは、プログラミングはどういった手順で学んでいけばいいのでしょうか。

1. プログラミングを学ぶ目的を明確にする

プログラミングを学び始める前に考えるべきことは、『プログラミングを通して何を作りたいのか』『何を目的にプログラミングを学ぶのか』を明確にすることが大切になります。その理由としては、制作目的によって学ぶべきプログラミング言語は変わってくるからです。

2. これから学ぶプログラミング言語を決める

先ほど述べたように、プログラミング言語は自分の制作目的に応じて作成することが大切です。どのプログラミング言語を選ぶかによって、今後のエンジニア人生が変わるとも言われているほど、最初に学ぶ言語は重要です。

iPhoneやAndroidなどのスマホ向けネイティブアプリを作りたいのか、Webアプリケーションを作りたいのか、ゲームを作るのか、サービスを作るのか、目的によって、学ぶべき言語は変わってきます。また、難易度や性質によっても勉強の取り組みやすさが変わってくるので、慎重に選ぶようにしましょう。

3. コードを書いてみる

これからプログラミングを学ぶための様々な方法をご紹介していきますが、多くの場合はサンプルコードをもとにコードを書いていく(コーディングする)ことになります。

サンプルコードは、プログラミングを学ぶのに最適な教材です。例えば、英語や中国語などの言語を勉強する場合に、文法だけを学ぶよりも、ダイアログと呼ばれる会話形式で学ぶことを加えたほうが、実際にその文法がどのように使われているかを理解しやすくなります。プログラミングも同じで、サンプルコードがあれば、構文だけでなく、その使い方や考え方を学ぶことができます。

この時に注意したいのが、ただサンプルコードを書き写すだけにならないようにすることです。そのまま書き写すだけでは、自分の血肉とはなりません。そのコードを書くことでどう動くのか、なぜそのようにコードを書くのかを理解しながら書くことで、自分の再現したいものをプログラミングできる応用力が身に付きます。

4. フィードバックをもらう

この工程は軽視されがちですが、フォードバックをもらうことは非常に重要です。アルゴリズムや構文に間違いがなければプログラムは作動しますが、効率よく、無駄なく、クリーンにコードを書けるようになったほうが、誰が見てもわかるようにコードの可読性が上がるだけではなく、実際にかかるプログラミングの作業時間も短縮できます。

それでは実際に、プログラミングを学ぶ方法を具体的に見ていきましょう。