ネット上で売れている商品の特徴

上記のようなサイトの中でも、特に売れている商品にはどのような特徴があるのでしょうか。

他には売っていない、ここでしか買えない商品

人間は「ここでしか売っていない」と聞くと、それだけで高い価値を持っているように思い、魅力を感じます。型番製品とは異なる独自性を出すためには、ネットショップ限定販売の商品などが考えられます。

例:
ハンドメイドのアクセサリー、ネットショップのオリジナルブランド

持って帰るのが面倒な重たい、かさばる商品

ネット上で取引した品物は自分で取りに行かなくても、大半が配送されてきます。その分配送料はかかってしまいますが、重たい商品をクリック一つで購入できるのは魅力的に感じるでしょう。実際ベルメゾンやAmazonなど、人気のネットショップは家具や飲料を取り扱っています。

例:
家電、家具、水、米

特定の分野に特化した専門の製品

ネット上では商圏というものが存在しません。市内でたった一人しか買いたいと思わないニッチな商品でも、全国の買いたい人が全て購入すれば膨大な数になります。
最近では製品のアイディアを元にクラウドファウンディングで資金を集め、商品化する事例もあります。

例:
職人の作った製品、楽器、

地方でしか購入できない、地域商品

こちらも同様に商圏にとらわれない例です。
従来であれば、地方に直接赴いて購入するしかなかったものが、ネットで手軽に買えるようになると、顧客は魅力を感じるでしょう。

例:
地酒、地元の名産、地元野菜

定期購入が見込める消耗商品

定期的に使い切ってしまう商品は、いちいち補充するのも面倒くさいと感じてネット上で購入します。わざわざ購入手続きを踏まずに、ある一定の期間で自動的に購入する定期コースなどもこの商品の販売方法として有効でしょう。

例:
サプリメント、コンタクトレンズ、

人前では買いづらい商品

ダイエットサプリメントや育毛剤などいわゆるコンプレックス商品は、店頭で購入するのがためらわれがちな商品です。また家族に秘密にしている趣味の品物やアダルト商品も、この分野に該当します。

例:
育毛剤、ニキビ洗顔料、アダルト雑誌

圧倒的に格安で購入できる商品

Amazonで販売されている中古品の中には、1円で販売されている書籍が多く存在します。このようにな中古品やアウトレット商品など、店舗では実現できない安値で販売しているものは顧客にとって、ネットで買う意味があります。

例:
アウトレット商品、店頭展示品

関連記事:ネットショップで売れているカテゴリトップ10

まとめ

対面で接客し販売する方法とネットでの販売の方法は異なるため、顧客のニーズも当然変わってきます。

ですが、商売の基本である「お客様の欲しいものを揃える」と言う姿勢はWebであってもリアルの店舗であっても変わりません。

ぜひ自社のリソースを活用し、ネット向けにどのような商品を揃えられるのかを考えてみましょう。