SNSごとの投稿の広がり方の仕組み

ユーザー自身が情報を発信するSNSは、ユーザー同士がつながり合うことを前提にしています。そのつながりの中で、1つの投稿が多くのユーザーへと広がっていくことが特徴とも言えます。投稿が広がることを「拡散」といい、拡散のされ方は各SNSの提供している機能によって異なります。

国内の主なSNS、Facebook、Twitter、インスタグラムの持つ拡散の機能にどのような違いがあるか押さえていきましょう。

参考:
総おさらい!国内主要SNSの利用状況まとめ(Facebook・Twitter・インスタグラム・Snapchat)|ferret
  

Facebook

Facebookには「いいね!」と「シェア」という機能を使って、投稿をほかの人に共有できます。ただし、「いいね!」は基本的に投稿に対してポジティブな反応を表現したい時に押すボタンであり、フォロワーには「○○さんが〜に "いいね!" をしています」という形式で表示されるため、必ずしも全てのフォロワーに投稿が共有されるわけではありません。

シェア」機能を使うと、特定する範囲の人のニュースフィードに投稿を表示させることができます。ニュースフィードは投稿を見る際のメインの画面なので、ユーザーに見られる確率も高いと言えるでしょう。

Facebookの特徴としては、シェアできる範囲を指定できる点が挙げられます。全ユーザーに対しての公開だけではなく、Facebook内でつながりを持っている友だちのみや指定したユーザーのみに共有することもできます。

Facebook.png

参考:
シェア|Fecebookヘルプ
  

Twitter

ツイッター.png
画像引用元:https://twitter.com/asahi_photo/status/808182765279580160

TwitterではFacebookのシェアに似た仕組みとして、リツイートという機能があります。リツイートを行うと、投稿を自分のフォロワーのタイムラインに表示させることができます。表示させる相手を選ぶことはできませんが、引用リツイートと言って自分のコメントを添える方法も選べます。

また、「#(ハッシュタグ)」という記号を使って特定の投稿を検索することもできます。投稿をカテゴライズすることができ、ユーザーが情報収集を行う際に見付かりやすくなります。

参考:
既存のツイートのリツイート|Twitterヘルプ
#ハッシュタグってどうやって使うの?|Twitterヘルプ
  

インスタグラム

写真を中心として投稿を行うインスタグラムには、FacebookやTwitterのような拡散の仕組みはありません。シェアやリツイートの機能はありませんが、投稿を多くの人に見てもらうためにTwitterにもあったハッシュタグと呼ばれる機能を利用する方法があります。

参考:
インスタグラムの企業運用に必須!ハッシュタグの効率的な活用方法と3つキャンペーン事例|ferret

この投稿は女優の黒柳徹子さんのもので、文字の中に「#徹子の部屋」「#黒柳徹子」のような表記がされていることに気付くでしょう。このような表記を#(ハッシュタグ)といい、ハッシュタグごとに投稿の検索を行うことができます。

例えば、エステサロンを探している人は「#エステサロン」というハッシュタグから、エステサロンに関わる投稿を確認して自分の参考にします。より多くの人に投稿を見てもらうには、ユーザーが情報収集を行う際の網に引っかかりやすくなるようにハッシュタグを活用しましょう。

参考:
ハッシュタグの使用方法を教えてください。|Instagramヘルプセンター