数年前まで、SEOに大きな影響を与えると言われていた指標の1つに「ページランク」といものがありました。
一時期はページランクを上げるための施策を各社がこぞって実施していましたが、今ではすっかり風化してしまいました。

ほんの数年前までは重要視されていたページランクは、なぜ風化してしまったのでしょうか。
今回は、以前までページランクが重視されていた理由と、逆になぜ今はほとんど影響がなくなってしまったのかについて解説します。

ページランクとは

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ページランクとは、Google検索エンジンにおいてページの重要度を推定するためのアルゴリズムです。0〜10までの11段階に分けられており、10が最高です。

・多数のページからリンクされているホームページは質が良い
・同じリンクでも、被リンクが多いホームページにリンクされた方が更に評価が高まる

という判断基準を持っていました。

Google共同創業者のラリー・ペイジ(Larry Page)のPageが由来とされています。

ページランクが高い=Googleからの評価が高い?

以前までは、「ページランクが高い=評価の高いホームページ」という認識が一般的でした。
ページランク」という名称から意味を誤解してしまいがちなのですが、ページランクはあくまで「外部リンクの多さ」のみを基準にしており、Googleが定める200のガイドラインのうちの1つの指標です。

2012年のペンギン・パンダアップデートでページランクの重要度が低下

ガイドラインの1つの指標に過ぎないとはいえ、2011年頃までは外部リンクの数が評価基準に多大な影響を与えていたため、ページランクを重視する動きが出るのは自然なことでした。
しかし2012年に立て続けに起こったペンギン・パンダアップデート以降、評価基準が外部リンクの数から質を重視する方針に変更されて以降、急速にページランクを重視する動きが弱くなります。

Googleがページランクデータの更新をストップ。無視して良いレベルに

現在はページランク自体はほとんど機能していません。その証拠に、Googleは昨年ページランクのデータ更新は今後行わないと明言しています。

更新しない(する必要がない)=今は不要だということでしょう。

これが決定打となり、ページランクを重視する流れはほぼなくなりました。

参考

Google、ツールバーPageRank 更新を終了か 今後の予定なし

この背景には、リンクの数を重視すると、質を無視したスパムリンクが大量に出回ったことが挙げられます。SEO業者でも、被リンク用に作成したホームページ同士でリンクさせあい、不正にページランクを上げた被リンクの販売が横行していました。
ユーザーにとって有益な情報が見つかりやすい検索エンジンを目指すGoogleにとっては好ましくない状態だったため、数重視から質重視へと大規模な方向転換を図りました。

まとめ

Googleは、使命として掲げている「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」を実現するために日々アルゴリズムの改修に取り組んでいます。
ページランクの一連の隆盛のように、Googleのアルゴリズム判断基準が大きく変わることは今後も起こりえるでしょう。

その中で重要なのは、いつ変化が来るだろうと過敏に情報をチェックすることよりも、アルゴリズムが変化しても動じないようなホームページを構築することです。
Googleが求めるユーザーにとって役に立つコンテンツが豊富なホームページを構築し、ホワイトハットSEO(不正リンクに頼らない、Googleのガイドラインに沿ったSEO)を地道に行えば、成果も自然とついてきます。

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