世界中で使用されているブラウザのひとつ、Google Chrome。
2016年4月には、毎月のモバイルユーザーが10億人を超えたとの発表もある人気のブラウザです。
動作が比較的早いこと、豊富な拡張機能や各種機能に加え、インターネット界には欠かせないGoogleが提供しているなどが大きな魅力です。

今回は、Google Chromeに搭載されたさまざまな機能の中でも、知っていると得をするアドレスバーを有効活用した裏技6選をご紹介します。
アドレスバーを活用することで、少しでも作業をスピードアップすることができるようになります。
知っているのと知らないのでは大きな差がでる裏技ばかりご紹介していますので、1分1秒が惜しいビジネスマンの方はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

Google Chromeのアドレスバーを有効活用するための裏技6選

1.Gmail内のメールを検索

Gmail内でメールの検索ができることはよく知られていますが、アドレスバーでも検索可能であることはあまり知られていません。
あらかじめ簡単な設定をしておけば、以降はアドレスバーにキーワードを入力するだけでGmail内のメールを検索することができます。

step1.

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まず、Google Chromeを開いてアドレスバーの右端の表示されているアイコン(画像赤枠部分)をクリックします。
プルダウンでメニューが表示されますので、その中から「設定」を選択してください。

step2.

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設定画面が開きます。
画面を少し下にスクロールすると「検索」の項目がありますので「検索エンジンの管理」をクリックしてください。

step3.

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ポップアップで、検索エンジンの一覧が表示されます。
画面の一番下に検索エンジンを追加できるボックスが表示されていますので、それぞれ以下のように入力してください。

・検索エンジンを追加:Gmail
・キーワード:gm
・URL:https://mail.google.com/mail/#search/%s 

入力後は「完了」をクリックします。
これで設定は完了です。

step4.

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設定語、アドレスバーに「gm」と入力してスペースキーを押すと、アドレスバーに「Gmailを検索」というメッセージが表示されます。
このメッセージが表示された状態で、探したいGmail内のメールに含まれたキーワードを入力すると、検索することができます。

step1〜step3と同様の方法で、FacebookやTwitterGoogleドライブ、Googleカレンダーなどを検索エンジンに指定することも可能です。

2.新規メールの作成

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新規メールを作成する際、通常であればメールアプリを起動して新規作成ボタンをクリックしなければなりません。
メールアプリを起動することで、目の前の業務には関係のないプライベートなメールなども目に入ってしまい、つい集中力が途切れてしまうことはないでしょうか。

Google Chromeのアドレスバーを利用すれば、すぐにメールの新規作成画面のみが表示されます。
設定などは必要なく、アドレスバーに「mailto:」と入力するだけです。
入力後にEnterキーを押せば新規メール作成画面が表示されていますので、そのままメールを作成しましょう。

3.単位変換・計算

ちょっとした計算を行ったり単位変換したりなど、数字に関する簡単な操作を行うために、その都度計算アプリや単位変換アプリを起動するのは手間がかかります。
このような場合でも、Google Chromeのアドレスバーを活用することが可能です。

計算を行う際、乗算と割り算についてはルールを覚えておく必要があります。
乗算の場合は「3*6」のように「✕」記号の部分を「*(半角に変換してください)」を使用する、割り算の場合は「/」を使用する、というルールです。
単位変換を行いたい場合、例えば100フィートが何メートルなのかを知りたいという場合は「100 feet=m」と入力すれば、すぐに結果が表示されます。

4.コマンドで各種画面を表示する

「1.Gmail内のメールを検索」のstep1の赤枠部分で示したアイコンから開くことができる各メニューは、アドレスバーに特定のコマンドを入力することで一発表示できます。
以下のコマンドを覚えておけば、少しでも業務効率をアップすることができますので、この機会に覚えておきましょう。

・設定画面:chrome://settings/
・ブックマーク:chrome://bookmarks/
・ダウンロードの履歴一覧:chrome://downloads/
・印刷画面:chrome://print/
・拡張機能の管理画面:chrome://extensions/
・Googleアプリ一覧:chrome://apps/
・Google Chromeのバージョン確認画面:chrome://version/
・プラグインの管理画面:chrome://plugins/
・特殊URL一覧:chrome://about

特に、以下の3つについては覚えておくと便利です。

・ダウンロードの履歴一覧:chrome://downloads/

ファイルをダウンロードした際に保存場所を確認せずに保存してしまってどこにあるか見つけられない、ということは誰しも一度は経験があるのではないでしょうか。
そのような場合に、このコマンドを使用してダウンロード履歴を表示すればすぐにファイルを見つけることができます。

・印刷画面:chrome://print/

Webサイトなどを印刷する際は、メニューから印刷を選択して印刷画面を表示する、というのが一般的な操作です。
このコマンドを覚えておけば、印刷する都度印刷画面を表示する操作を行わなくても一発で表示することができます。

・特殊URL一覧:chrome://about

特殊URL一覧では、このように利用できるコマンドの一覧を確認することができます。
なお、Google Chromeのバージョン確認画面、プラグインの管理画面のようなメニューから直接開くことができず、アドレスバーへコマンドを入力することでのみ表示される画面です。
それほど使用頻度が高い画面ではありませんが、覚えておくといざという時に便利です。

5.メモ画面の起動

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電話の内容をメモしたり上司からの口頭指示をメモしたりと、業務を行う上でちょっとしたメモを取る場面は多々あります。
その都度メモアプリをクリックして起動するのを待っていては、メモしなければ内容が漏れてしまうというトラブルが起きかねません。

Google Chromeでは、アドレスバーにコマンド「data:text/html, 」を入力するだけですぐにメモ画面を表示させることができます。
少し長めのコマンドですので、一度このコマンドを使用してメモ画面を表示し、ブックマークしておくと最速でメモ画面を表示することができます。

6.ツイートする

Google Chromeのアドレスバーから、直接ツイートすることも可能です。
なにか思い立ったときにTwitterを起動しなくてもすぐにツイートできますので、特にTwitterの使用頻度の高い方にはオススメです。

Chromnitweet

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https://chrome.google.com/webstore/detail/chromnitweet/ofhffnelacegjkgcbohojhebkbehikep

この機能を使用するためには、あらかじめ拡張機能「Chromnitweet」をインストールしておく必要があります。
インストール後、自動でTwitterとの連携を許可するか等画面が表示されますので、許可します。
これで設定は完了です。

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設定後は、まずアドレスバーに「tw」と入力してEnterキーを押します。
すると「Chromnitweet」というメッセージが表示されますので、アドレスバーにツイートしたい内容を入力し、Enterキーを押します。
これでツイート完了です。