採用コンテンツ動画で競合企業に差をつけよう!メリットや参考にしたい採用動画事例を紹介
オンライン面接、オンライン会社説明会の実施など、採用活動のオンライン化が進んでいます。会社訪問等の機会が減る中で、企業は自社の雰囲気や働く環境について就活生に伝えるのは難しくなっていると言えるでしょう。そこで活用できるのが採用コンテンツの動画化です。
ここでは、採用動画が活用されるようになった背景、採用動画を活用するメリット、活用事例について、就活生の現状を踏まえながら説明します。
目次
採用コンテンツを動画化する背景と理由
採用コンテンツを動画化するようになった背景と、採用コンテンツの動画化がおすすめの理由について説明します。
採用活動のDX化
オンライン面接やオンライン説明会など採用活動が非対面で行われるオンラインに移行する動きが活発となっている昨今、オンラインを使った採用活動、つまり採用活動のDX化を進めている企業もありますが、なかなかうまく進められない企業もあります。
採用活動のDX化が遅れると、採用活動の進捗に影響がでてしまいます。オンラインでの面接、会社説明、そして情報収集が一般化している就活生に自社の存在を知ってもらい、志望してもらうには、採用活動のDX化は避けて通れません。
実際の就活生の現状を見ると以下のようなことがわかります。
- 就活時にスマホをよく使っている
- 就活生が企業を知る方法は採用媒体に加え、SNSや動画媒体が入っている
- 就活生が採用動画を見たのは個別企業説明会、会社ホームページに続き、YouTubeの企業の公式チャンネルとなっている
実際のデータで確認していきましょう。
レバレジーズ株式会社と株式会社プルークスが合同で就職活動生を対象に実施した「就職活動におけるスマートフォンの活用と採用動画視聴に関するアンケート調査」の結果です。
就活時のスマートフォンの利用時間を見ると、「1時間以上2時間未満」が3割弱、4時間未満まで入れると5割以上になります。就活生はネットから情報を得ていることがわかります。
参考:Leverages 約6割の学生が「YouTube」で採用動画を視聴、就活時の採用動画視聴で8割が志望度アップ
株式会社EXIDEAと株式会社Cheerが合同で就職活動生を対象に行った「コロナ禍における就職活動の変化に関するアンケート調査」を見ると、企業を知った方法は「採用媒体」が9割を超えていますが、それ以外に「SNS」42.6%、「動画媒体」11.8%と多くの就活生がSNSなどから企業を知ることがわかります。
参考:CINEMATO お役立ち資料「コロナ禍で求められる採用の新常識」をリリースしました
「就職活動におけるスマートフォンの活用と採用動画視聴に関するアンケート調査」にある「採用動画をどこで見たか」という質問については個別企業説明会、会社ホームページに次いでYouTubeの企業公式チャンネルとなっています。6割近くの人がYouTubeで採用動画を見ているのです。
参考:Leverages 約6割の学生が「YouTube」で採用動画を視聴、就活時の採用動画視聴で8割が志望度アップ
つまり、就活生の活動を見ても採用活動をDX化しないと、採用活動の進捗が遅れてしまうことが明らかということです。そしてDX化の一つとして、採用コンテンツの動画化があります。採用動画は自社の雰囲気や働く環境を理解してもらえる大切なツールですので、採用活動の中で重要な位置を占めていると言えるでしょう。
動画視聴後に就活生の志望度が増加する傾向がある
企業側にとっては、採用動画は採用活動にとって重要な位置を占めていると考えられますが、就活生にとって採用動画はどのように捉えられているのでしょうか。
結論から言うと、就活生にとって採用動画はあったほうがよく、また、動画視聴後に志望度が増加する傾向があります。
「就職活動におけるスマートフォンの活用と採用動画視聴に関するアンケート調査」にある「採用動画はあったほうがいいと思うか」という質問への回答は「とても思う」が58%、「思う」が31%と採用動画に好意的な就活生が約9割いることがわかります。
また「採用動画視聴後の志望度の変化」についての質問には「大きく上がった」21%、「上がった」52%と7割を超える人が志望度が上がったと答えています。
この結果からも、企業の採用活動にとって採用動画は必要であり、就活生の志望度の変化に影響する採用動画は就活生にアピールできるような内容にすることが大切であると言えるのです。
参考:Leverages 約6割の学生が「YouTube」で採用動画を視聴、就活時の採用動画視聴で8割が志望度アップ
採用活動に動画を活用するメリット
ここでは採用活動に動画を活用するメリットについて紹介します。
認知度の向上
採用動画を活用することで企業の認知度を高めるというメリットがあります。広告とうまく連動させて認知度の向上を目指しましょう。
認知が向上する理由は以下の3つです。
1.就活生はSNSでも情報取集をしている
就活生の目にとまりやすく、また面白味のある採用動画であれば拡散される可能性もあります。
2. 就活生はYouTubeの企業公式チャンネルを見ている
動画に馴染みのある世代のため、企業公式チャンネルも閲覧される可能性が高いと言えます。
3. 就活生のスマホでの主な利用目的は情報検索である
就活時のスマホ利用時間が長く、その主な利用目的は情報検索です。リスティング広告を出稿することで、業界への関心が高い就活生に認知される機会が増える可能性が高くなります。目を惹きやすい採用動画の掲載で、リスティング広告の効果を高めましょう。
採用活動のインハウス化によるコスト削減
人手不足と言われるようになり、採用市場における採用コストが高騰してきています。そのため、自社で採用動画を制作していくこと(インハウス化)で、コストを削減することができます。
コストが削減できる理由は以下の3つです。
1. 外注しなくてもインハウス化できる動画編集ツールがある
独自AI機能を搭載しているものもあり、簡単で高度な編集ができるものもあります。
2.代理店サイトへの掲載よりも費用対効果が期待できる
インハウス化することで、SEO対策として自社のターゲット層が求めるコンテンツを充実させていきながら、採用動画で就活生に効果的なアプローチをすることができます。代理店サイトへの掲載よりもコストを抑えながらターゲット層を集めることが可能になります。
3. 就活生が視聴したいタイミングで動画の制作ができる
就活生が採用動画を視聴したいと思うのは、「説明会参加前」「説明会参加時」が6割弱います。就活生が視聴したいタイミングで動画を制作したいのはどの企業も一緒のため、動画制作を外注すると混みあっている可能性があります。場合によっては、説明会前というタイミングに合わせるためには外注費用がコスト高になるかもしれません。インハウス化すれば、タイミングに合わせて動画を制作することができ、コストも抑えられます。
参考にしたい企業の採用動画事例
他社ではどのような採用動画を制作しているのでしょうか。ここでは参考にしたい企業の採用動画事例を紹介します。
株式会社LINE
株式会社LINEのエンジニア志望者向け採用動画です。動画の中では各国のエンジニアが登場し、LINEのエンジニアとしてどのようなことを大切にしているのかを話しています。どのようなことを大切にしているか=同じことを大切に考えられるエンジニア希望の人を募集していると伝えている動画だと言えます。就活生にとっては自分がなりたいエンジニアと照らし合わせて、株式会社LINEへの志望度を考えることができるでしょう。
参考: 株式会社LINE
株式会社メルカリ
株式会社メルカリの採用動画です。メルカリのカルチャーである、お互いの信頼関係の上に成り立っている「Trust & Openness」について説明しています。動画の冒頭で信頼関係が築けるかどうかを採用時にも見ていると言っているように、カルチャーを理解し、共感した人に志望してもらいたいというメッセージを感じる動画と言えるでしょう。
参考:メルカリ
日本航空株式会社(JAL)
公式サイトでは日本航空株式会社の採用動画が掲載されています。様々な職種について部署の役割や仕事のポイントをインタビュー形式で紹介しています。
就活生は自分が希望する部署の動画を見て、仕事内容やポイントを知ることができるため、想像していたものと同じか異なるかの判断ができます。この動画には、仕事内容を誤解して希望してしまうことが起こらないようにする役割も感じます。
参考:日本航空株式会社(JAL)
※このWebページは2023年6月現在公開されていないためURL削除しました
パーソルホールディングス株式会社
パーソルグループの採用コンセプト動画です。コンセプトなので仕事の詳細な内容は出てきません。パーソルグループが現代の課題に対して、どのように考え、どのようなことをしていきたいのかを表現しています。落ち着いた雰囲気の多いインタビュー動画と異なり、グラフやビルなど様々な要素が入っていて躍動感のある動画です。
サイボウズ株式会社
サイボウズ採用公式サイトです。Q&Aライブの会社説明編のほか、営業職×ビジネスマーケティング編など1時間を超える動画、そして15分弱の代表がサイボウズについて語るシリーズの動画などが掲載されています。
就活生にとっては、たくさんある中で自分の興味のあるものから視聴し、志望度が高まったらさらに視聴していくということができるでしょう。いくつもの動画をあげることで、本当にサイボウズに共感し、ここで働きたいという強い意志を持った人たちの志望者を集めることにつなげられると言えるでしょう。
参考:サイボウズ株式会社
採用動画を制作するポイント
ここでは採用動画を制作するポイントについて説明します。
目的・企画決める
事例で見てきたように、採用動画と言ってもいろいろな内容のものがあります。まずは、目的・企画を決めてから制作に入りましょう。
例えば目的・企画は以下のようなものです。
会社の思いに共感する志望者を集めたい
パーソルホールディングス株式会社のようなコンセプト動画を検討するといいかもしれません。またサイボウズ株式会社のように代表の話の動画も効果があるでしょう。
仕事内容がイメージできたうえで志望してもらいたい
日本航空株式会社のような各部署へのインタビュー動画なら、仕事内容のイメージをつかんでもらえます。
自社の社風、雰囲気に馴染める人に志望してもらいたい
株式会社LINEや株式会社メルカリのようにどのようなことを大切にしているかを話すことで雰囲気が伝わるかもしれません。
このように目的によってどのような動画を制作すればいいのかが異なってくるため、目的・企画を明確にしましょう。
効果測定・PDCAを回せるように準備する
採用動画にも効果測定が必要です。動画はどれくらい視聴されているのか、途中で離脱されている場合はどこまで視聴されているのか、また動画を視聴して志望してきた人はいるのか、それはターゲット層に当てはまっているかなど、結果によって動画を修正、または新規制作する必要が出てくるでしょう。
採用動画の効果を高めるには、指標を決めて効果測定を行い、結果を見ながら対応を検討、実施してくPDCAを回す必要があります。しかし、動画の修正や、新規動画はインハウス化したからといって、素材を集めるなどの作業や時間が必要です。そのため、効果測定の期間、その後の検討などPDCAを回すタイミングを決めること、また効果測定の結果を待たずにあらかじめ素材はいくつか用意しておくなど、PDCAを素早くきちんと回せるように準備をしておきましょう。
採用動画の活用方法を決める
制作した採用動画をどこに配信するかを決める必要があります。企業説明会や自社サイトもありますが、先述のアンケート結果にあったように採用動画は、YouTubeチャンネル、公式SNSでも就活生に視聴されていました。
企業を知る方法もSNSやYouTubeである場合も多いため、認知度向上を目指すならSNS、YouTubeへの掲載も検討してはいかがでしょう。
採用動画で競合企業に差をつけよう
採用動画は認知度向上、仕事内容や会社の雰囲気の紹介など、就活生に分かりやすく印象も残りやすい採用活動に欠かせないものです。採用動画を視聴して「志望度が上がった」が7割を超えていることからも採用動画を制作する必要性を感じるでしょう。魅力的な採用動画を制作して、効果的な採用活動を行いましょう。
- オンライン
- オンラインとは、通信回線などを使ってネットワークやコンピューターに接続されている状態のことをいいます。対義語は「オフライン」(offline)です。 現在では、オンラインゲームやオンラインショップなどで、インターネットなどのネットワークに接続され、遠隔からサービスや情報などを利用できる状態のことを言う場合が多いです。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- オンライン
- オンラインとは、通信回線などを使ってネットワークやコンピューターに接続されている状態のことをいいます。対義語は「オフライン」(offline)です。 現在では、オンラインゲームやオンラインショップなどで、インターネットなどのネットワークに接続され、遠隔からサービスや情報などを利用できる状態のことを言う場合が多いです。
- オンライン
- オンラインとは、通信回線などを使ってネットワークやコンピューターに接続されている状態のことをいいます。対義語は「オフライン」(offline)です。 現在では、オンラインゲームやオンラインショップなどで、インターネットなどのネットワークに接続され、遠隔からサービスや情報などを利用できる状態のことを言う場合が多いです。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- リスティング広告
- リスティング広告とは、検索エンジンの検索結果ページに、ユーザーが検索したキーワードに関連した広告を、有料で表示するサービスのことです。ユーザーの検索結果に連動した形で広告が表示されるため「キーワード連動型広告」「検索連動型広告」とも呼ばれます。
- SEO
- SEO(Search Engine Optimization)とは、GoogleやYahoo!などのサーチエンジン(検索エンジン)で、特定キーワードで検索が実行されたとき、ホームページが表示される順位を上げるためのさまざまな施策のことです。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- URL
- URLとは、「Uniform Resource Locator」の略称です。情報がどこにあるのかを示すインターネット上の住所のようなものだと考えるとわかりやすいでしょう。各ページのURLは、インターネットブラウザの上部に文字列として表示されています。日本語では「統一資源位置指定子」という名称がついていますが、実際には日本でもURLという語が使われています。
- コンセプト
- コンセプトとは、作品やサービスなどに一貫して貫かれている考え方をいいます。デザインと機能がバラバラだったり、使い勝手がちぐはぐだったりすると「コンセプトが一貫してないね」などと酷評されてしまいます。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- コンセプト
- コンセプトとは、作品やサービスなどに一貫して貫かれている考え方をいいます。デザインと機能がバラバラだったり、使い勝手がちぐはぐだったりすると「コンセプトが一貫してないね」などと酷評されてしまいます。
- PDCA
- PDCAとは、事業活動などを継続して改善していくためのマネジメントサイクルの一種で、Plan,Do,Check,Actionの頭文字をとったものです。
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