360度広告の作成方法

360度動画を広告として配信するには、360度動画のフォーマットに適していることが条件となります。

ファイルサイズ: 最大1.75 GB
ファイル再生時間: 最長6分
ファイルタイプ: MP4コンテナ

上記のように仕様が決まっているので注意してください。
それでは、実際に360度撮影用のカメラを用いて配信するステップを紹介していきましょう。

参考:
360度動画を使って投稿を宣伝する方法

1. 360度動画を撮影できるカメラを用意する

まず、360度動画専用のカメラを用意しましょう。

RICOH THETAやGiroptic 360cam、Samsung Gear 360などの機種があり、2万円弱〜4万円程度で購入できます。

参考:
[360度写真を作成するにはどうすればよいですか。]
(https://www.facebook.com/help/529997907206001?helpref=search&sr=4&query=360%E5%8B%95%E7%94%BB%E3%80%80%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9)

2. 360度動画を撮影する

用意したカメラで実際に動画を撮影します。
自社の狙うユーザーに合わせて、どういった空間やシチュエーションが適しているか考えながら撮影していきましょう。

説明文や図形、ナレーションなど必要に応じて動画編集を行ってください。

3.広告マネージャーからFacebook動画広告を作成する

360度動画広告は、通常のFacebook広告と同様に「Facebook広告マネージャー」から投稿できます。
動画をアップロードする際に詳細設定より、[この動画は360°フォーマットで撮影されています]というチェックボックスにチェックを入れる事で、360度動画広告として作成できます。

その際には動画に360度メタデータが含まれている必要があります。
メタデータが含まれていないファイルに対しては、Googleが配信しているPython スクリプトを利用して追加することもできます。

Python スクリプト

広告マネージャーの利用方法など詳しい出稿方法はこちらのカリキュラムで紹介しています。合わせてご参照ください。
Facebook広告に関するカリキュラム

また、作成前に実際の見え方を確認したい際は、クリエイティブハブという広告案作成ツールを利用するといいでしょう。

参照記事:Facebook広告案を手軽に作成・管理できる公式ツール「クリエイティブハブ」の使い方を解説

4.動画の準備が整い次第届く通知を確認し、広告として配信する

広告を作成後は動画の準備が整い次第、Facebook側から通知が届きます。
通知を確認次第[投稿の広告を出す]をクリックして、配信しましょう。

参考:
[360度動画を使って投稿を宣伝する方法]
(https://www.facebook.com/business/help/1730249197231921)