
Facebook広告案を手軽に作成・管理できる公式ツール「クリエイティブハブ」の使い方を解説
- 2017年3月14日
- ニュース
Facebook
広告
は画像や動画を用いたもの以外にも「キャンバス
広告
」や「カルーセル
広告
」など特徴的な
広告
形式が多くあります。
そのため、1つの
広告
形式に絞って作成してすぐに出稿するよりも、複数種類を作成して見比べたい場合もあるでしょう。
そんな時に便利なのが「クリエイティブハブ」という
ツール
です。
今回は、クリエイティブハブにおける各機能の使い方を解説します。
クリエイティブハブは
Facebook
が提供している
ツール
で、ニュースフィードにはめ込んだ
広告
案を作成・管理できるだけでなく、他社の作成事例を参照することもできます。
デザインに関して専門知識のない人であっても、実際の広告の見え方が簡単に確認できるので自分の作成した 広告 を比較検討しやすくなるでしょう。
クリエイティブハブとは
「クリエイティブハブ」とは、2016年11月に Facebook が正式にリリースした 広告 制作管理 ツール です。
Facebook
では性別や嗜好、行動に合わせてターゲットを絞って
広告
を出稿できます。
そのため、より成果の高い
広告
を作成するためにターゲットに合わせて
広告
自体のデザインを変えたいと考える担当者もいるでしょう。
ですが、複数のデザイン案を作成していくと管理が煩雑になるだけでなく、作成自体にも手間がかかってしまいます。
クリエイティブハブは、手軽に広告のデザインイメージが作成できるだけでなく、作成したデザイン案を保存してチームメンバーに共有することもできます。
広告
主にとって覚えておきたい
ツール
と言えるでしょう。
参考:
Facebook/Instagram用クリエイティブの制作に欠かせないツールが登場
クリエイティブハブで作れる 広告 の種類
クリエイティブハブでは
Facebook
広告
の形式に合わせてデザインを作成できます。
インスタグラムで出稿できる
広告
の形式にも対応しているので、それぞれどういった形式の
広告
なのか知っておきましょう。
なお、クリエイティブハブでは「
広告
」の文字が省略して使用されている箇所もあります。
「画像
広告
」は「画像」というように、省略されているので注意してください。
Facebook 広告
ウェブサイト
リンク
広告
ホームページへのリンクを含んだ画像を使った
広告
です。
360°動画
広告
Google
ストリートビューのような360°見渡すことができる動画を使った
広告
です。
動画
リンク
広告
動画の再生中にホームページのリンクと簡単な説明を含める
広告
です。
スライドショー
広告
3~7枚の画像をスライドショー形式で表示する
広告
です。
カルーセル
広告
10個までの画像や動画、見出しや
リンク
などをスライドショー形式で表示する
広告
です。
画像しか含めないスライドショー形式と異なり、スライドごとにホームページへのリンクを変えることが可能です。
キャンバス
広告
広告
枠を超えた全画面表示を行う
広告
です。
インスタグラム 広告
インスタグラムでも
Facebook
同様の形式で
広告
を出稿できます。
現在は以下の3種類の形式がインスタグラム
広告
として含まれています。
・画像
広告
・動画
広告
・カルーセル
広告
インスピレーションを得る:作成例を参照する
クリエイティブハブに Facebook アカウント を使ってログインすると、上記のようにトップ画面が表示されます。
まずは、他社の 広告 事例を参照する方法について解説していきましょう。
「インスピレーション」をクリックすると、形式ごとに他社の 広告 事例を確認できます。
このように画面が並んでいるので、気になる
広告
はクリックして詳細を見てみましょう。
左横でキャンバス
広告
や動画
広告
など、見たい
広告
の形式を選択して、絞り込むこともできます。
https://www.facebook.com/ads/creativehub/home/gallery/954148764719613/?act=1101380773308891
詳細画面では、 広告 の詳細情報だけでなくニュースフィードの表示画面が再現されています。スマートフォンのようなモバイル端末で見え方を確認したい時は「モバイル機器に送信」をクリックすると、 アプリ 版の Facebook にお知らせが送信されて 広告 を確認できます。
広告
を作成する時にはどういった発想で作成すればいいのか迷うことも多いでしょう。
その際には、他社の事例を参考にしてみるのもいいかもしれません。
モックアップの作成: 広告 案を作成する
モックアップとは、実際にWebサイト上で見える画面に作成中のデザインをはめ込んだものです。クリエイティブハブでは、 Facebook のニュースフィード上にはめ込んだモックアップが作成できます。
1.「モックアップの作成」をクリック
トップ画面にある「モックアップを作成」をクリックするとプルダウンが出てくるので、そこから自分の作成したい 広告 の形式を選択します。
画像
広告
を選択した場合、このような作成画面が表示されます。
左半分にある作成画面に入力した内容が、リアルタイムで右画面のプレビューに表示されます。
リアルタイムで確認できるので、作成しながら見え方に合わせて修正が可能でしょう。
2. テキスト チェック
広告
に画像を含む際は、
Facebook
のガイドラインに合っているか「
テキスト
チェック」を行えます。
Facebook
広告
では、画像に含まれる
テキスト
(文字)の量が多いと表示されづらくなるという仕様があります。プレビューの上部にあるボタンをクリックすると、自動的に文字の割合をチェックして警告文を確認できるので、作成時にチェックするようにしましょう。
Facebook
広告
の画像ルールについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
よかったら参考にしてみてください。
参考:
【事例あり】Facebook広告の画像ルール変更後、実際どのような画像を入れればいい?
3.モバイルでの見え方のチェック
プレビュー画面上にある「モバイル機器に送信」をクリックすると、 アプリ 版の Facebook にお知らせが送信されて 広告 を確認できます。
このように、スマートフォンのような自分の利用しているモバイル端末での見え方を確認できます。パソコンだけでなく、モバイル端末でデザインが崩れていないかも忘れず確認しておきましょう。
4.作成したモックアップをシェアする
モックアップに対して(1)「変更を保存」をクリックしてから(2)シェアをクリックします。
すると画面中央に、このモックアップの
URL
が発行されます。
発行した URL を使えば、チームメンバーや上長でも作成した 広告 にアクセスできるようになります。
URL
にアクセスするとこのように、デスクトップとモバイルでの見え方を確認できます。
Facebook
アカウント
がなくても確認できるので、手軽に共有できるでしょう。
まとめ
クリエイティブハブでは、 広告 案の作成から管理、ガイドラインによるチェックまで1つの ツール で運用できます。
画像 広告 や動画 広告 だけでなく、「カルーセル 広告 」や「キャンバス 広告 」といった最新の 広告 形式にも対応しています。キャンバス 広告 のような広告内で遷移が起こる動的な 広告 はパソコンやモバイルで実際に見え方を確認してみて気づくこともあるでしょう。
クリエイティブハブは
Facebook
の
アカウント
があれば誰でも利用することできるだけでなく、
アカウント
がない人に対して
広告
案をシェアすることもできます。
個人やチーム問わず、
広告
運用を行っている人にとって覚えておきたい
ツール
と言えるでしょう。