ユーザーにとって役に立つコンテンツを発信していくことで、ユーザーをファンにし、購買活動へ結びつけていくコンテンツマーケティング。自分の運営している店舗への集客の手段の1つとして取り組みたいと考えている方もいるでしょう。
しかし、実際に取り組むとなると「どういったテーマで書いたらいいの?」「どういう表現を行えばユーザーにとって魅力的なんだろう」と迷ってしまうかもしれません。

そんな時に参考になるのが、他社の事例です。
今回は飲食店事業者向けに飲食系のコンテンツマーケティングの事例を5つ紹介します。
料理に関するコンテンツは、飲食店を経営している事業者にとって作成しやすいだけでなく、消費者にとっても身近な内容です。
他社の事例を見ながら、自分の店舗にあったコンテンツとは何か考えていきましょう。

コンテンツマーケティングとは

コンテンツマーケティングとは、ユーザーにとって役に立つコンテンツを発信していくことで、ユーザーをファンにし、購買活動へと結びつけていく手法です。

例えば、タイヤメーカーのミシュランではよりドライブが楽しくなるよう、各地域の飲食店を紹介する「ミシュランガイド」を提供しています。
これは顧客が各地域の飲食店にいくためドライブし、タイヤをより利用するようにしており、コンテンツマーケティングの代表例と言えるでしょう。

コンテンツは記事に限らず、動画やテレビなど様々なものがあります。

参考:
コンテンツマーケティングって?今さら聞けない基礎知識と使われる13の手法

飲食系のコンテンツマーケティング5つの事例

食品メーカーなどでは、自社の取り扱う商品にあわせて料理のレシピや動画などのコンテンツを配信しています。こういったコンテンツを通して、ユーザーは食材への理解が深まり、食材を生かした料理を作れるでしょう。

この手法は食品メーカーだけでなく、飲食店や食品を取り扱っている店舗でも活用できるかもしれません。
紹介する5つの事例を見ながら、各社どういった工夫を行っているか学んでいきましょう。

1.キューピー株式会社

マヨネーズマジックとは?___旬野菜をマヨネーズ炒め.png
http://www.kewpie.co.jp/mayokitchen/mayomagic/index.html

キューピー株式会社では、マヨネーズを活用した料理レシピや動画を配信しています。
なかでもマヨネーズを利用した裏ワザとして、マネネーズを利用して揚げずに天ぷらをつくる方法なども紹介しています。

全国のキューピー株式会社社員が考えたご当地レシピや、シチュエーションごとに用意されたレシピなど、ユーザーにとっても楽しめるコンテンツを配信しています。

マヨネーズという1商品ながらも切り口を変えることで、豊富なコンテンツを発信しているのが特徴でしょう。

2.オージービーフ

ステーキの上手な焼き方___オージー・ビーフ公式サイト.png
http://www.aussiebeef.jp/topics/steak.html

MLA(豪州食肉家畜生産者事業団)では、牛肉の選び方や保存法、ステーキの焼き方について動画と記事で紹介しています。

肉の部位や厚さ、好みの焼き加減などを設定すると自動的にタイマーが設定される「バービーメイト」というアプリも配信しています。

月ごとに「亜鉛」や「たんぱく質」など牛肉に含まれる栄養素について、栄養士による栄養コラムを配信しており、牛肉自体の魅力も感じられる内容となっているでしょう。

3.UCC

知る・楽しむ___コーヒーはUCC上島珈琲.png
https://www.ucc.co.jp/enjoy/
UCCでは、コーヒーを利用したレシピだけでなく、美味しいコーヒーの淹れ方やコーヒー豆の絵選び方などの情報を発信しています。

特にコーヒーの淹れ方は、初心者・中級者・上級者と3つのカテゴリに分けて紹介しています。こういった紹介方法をとることで、ユーザーにとっても自分のニーズに合わせたコンテンツを選んで見ることができるでしょう。

また、コーヒーを淹れるための知識だけでなく「コーヒーの木の育て方」「なぜギャルソンのエプロンは黒いのか」「珈琲という漢字の成り立ち」など、コーヒー全般の知識も得られます。

4.日本ハム

日本ハム___レシピ.png
http://www.nipponham.co.jp/recipes/

日本ハムでは、ハムやソーセージを利用したレシピを公開しています。

特にウインナーやソーセージを利用した飾り切りの紹介は60種類を超え、カニやタコのような代表的なものだけでなく、アザラシや宇宙人など様々な種類を紹介しています。
記事だけでなく、一部のメニューでは動画でも紹介しており、消費者にとっても手軽に飾り切りに挑戦しやすいよう工夫をしています。

食品の美味しさをアピールするだけでなく、こういった食べること以外の楽しみ方を紹介することでユーザーにとってもより楽しく料理をすることができるでしょう。

全国で飾り切り職人によるイベントも実施しており、Webだけでなくオフラインでの展開もしています。

参考:
飾り切り広場|日本ハム

5.マルハニチロ

知る・楽しむ|マルハニチロ株式会社.png
http://www.maruha-nichiro.co.jp/contents/

缶詰や練り製品などの製造販売を行っているマルハニチロでは、魚にまつわる豆知識やレシピを紹介しています。

コンテンツごとにページを分けており、鮭図鑑や鮭食の歴史を配信している「サーモンミュージアム」や魚に含まれる栄養素DHAを特集した「マルハニチロのDHA」など、多種多様な内容を配信しています。

まとめ

コンテンツマーケティングとは、消費者にとって役に立つコンテンツを配信することで、自社を認知してもらうだけでなく、顧客育成・購買までつなげていくことができる手法です。

特に飲食系では、食品メーカーによって料理のレシピや料理動画などのコンテンツが作成されています。ソーセージの飾り切りや魚に含まれるDHAについてなど、1つのテーマ特化した内容を発信することで自社ならではの内容となっているでしょう。

コンテンツマーケティングを行う上では、自社がどういった狙いを持って実施していくのかを事前に決めておくことが大切です。
こういった事例を見ながら、自分の運営する店舗の中でどういったコンテンツを取り上げるべきか、自社のアピールしたい食材やメニューなど確認しながら企画していきましょう。