Twitterアカウントを運用する上で発生しうる悩みの1つに、「リツイートされるツイートを増やしたい」があります。

拡散しやすい投稿には様々な要素がありますが、簡単に調整できるものとして投稿のタイミングがあります。意外とすぐに気付きそうでできない部分なのではないでしょうか。

フォロワーの活動時間帯やTwitterの使い方によっても、拡散されやすいタイミングは異なります。そこで、平日・休日、朝・昼・夜など、いろいろな曜日や時間に投稿し、運用しているアカウントはどの時間帯が相性がいいのか探ると「投稿=拡散される最適なタイミング」というのがわかってきます。

そこで今回は、株式会社AutoScaleのTwitter運用支援ツールを使っているユーザー100万ツイートを分析してTwitterで拡散されやすい時間帯を調べた調査した結果を紹介します。

Twitter(ツイッター)で拡散されやすい時間帯調査を実施した背景

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実際に様々な時間にツイートしてみて、リツイート数を見ることができれば拡散しやすい時間帯を知ることができます。しかし、ツイート内容を考えてたくさんの時間帯でテストするのは手間がかかります。時間帯についてある程度指針があったほうがやりやすいです。

最適な投稿タイミングについてはネット上でもいくつか記事はありますが、海外のデータだったり、リツイートをしている時間だったりと、使えそうなデータがなかなかありませんでした。そこで、いつツイートするとリツイートされやすいのかについて、日本語ユーザーで調査を行いました。

調査したTwitter(ツイッター)アカウントについて

今回の調査対象は、株式会社AutoScaleのTwitter運用支援ツールを利用するお客様アカウントのランダムに100万件抽出し、ツイートのリツイート数を投稿時間帯と平日・休日どちらかの2軸で集計しました。集計対象のツイートは、言語設定を日本語にしていて、公開設定のユーザー、期間は2017年1月から3月までに絞っています。

本調査について
調査対象:    2017年1月から3月までの日本語設定にしているユーザーのランダム100万ツイート。
RT(リツイート)されやすさは、ツイート数、人数は、それぞれの1日の平均に対する割合を示しています。

Twitter(ツイッター)で拡散されやすい時間帯調査!100万ツイートが対象

注意!投稿時間の重要性とよくある勘違い

ツイートの投稿時間は、簡単に調整できる割には、拡散度合いに大きな影響があります。

インターネット上では「Twitterを使っている人が多い時間帯には拡散もされるはずだから、ピーク時間帯である20時から0時頃を狙ったほうがよい」「早朝は人が少ないので避けたほうが良い」としている記事が多いようです。

20時から0時頃のピーク時間帯は確かに利用しているユーザーは多くなりますが、1人あたりのツイート数も同様です。つまり、もともとユーザーの多いピーク時間で、さらに1人あたりのツイート数も多くなっているので、タイムラインに流れるツイート(流速)がほかの時間帯よりもかなり早くなっています。

多くのユーザーがタイムラインで1度に見るツイートの量には限界があるので、ツイートが流れていって見られない可能性が高まります。

逆に早朝であれば、ユーザーの少ない時間帯でさらに1人あたりのツイート数が少ないので、流速がかなり遅くなっています。また、ツイートされた後、ピーク時間帯よりも長く多くの人に見てもらえます。

このように、流速まで考えると、必ずしもユーザーが多い時間帯に投稿すればいいとは言えないことがわかります。

また、アカウントごとにフォロワーの生活時間帯も異なるので、全体的な傾向として拡散されやすい時間帯があるとしても、そのアカウントのフォロワーにあっているとは限りません。アカウントで拡散されやすい時間帯を知るには、実際に様々な時間帯にツイートして、リツイート数などを見てみるのが一番です。

Twitter投稿時間を決める際によくある勘違い
<勘違い>
・ユーザーが多い時間の方が拡散しやすいはずなので、夜間に投稿する
・拡散されやすい時間帯に投稿すればいい

<考えた方が良いこと>
・20時から0時の夜間は、タイムラインの流速が早く、ツイートが流れてしまう可能性が高い
・拡散されやすい時間帯は、ユーザーの多さだけではなく、タイムラインの流速とセットで考える
・ピーク時間帯はタイムラインの流速が早いので、必ずしも拡散に向いているとはいえない
・流速の遅い早朝から日中にかけてが狙い目
・いわゆる「拡散されやすい時間帯」は、あくまで全体的な傾向なので、実際にツイートしてリツイート数を見てみる