ビューアビリティに関わる4つの要因

では、広告のビューアビリティにはどういった要因が関わっているのでしょうか。
自社で運用している広告のビューアビリティを高めるためにも、4つの要因を把握しておきましょう。

参考:
[モバイルで広告のビューアビリティ(視認性)を高める 4 つの方法]
(https://adsense-ja.googleblog.com/2016/10/4.html)
[視認性を高めるおすすめの方法]
(https://support.google.com/adsense/answer/6219980?hl=ja)

1.サイトの内容

サイトの内容によっては、読み飛ばされてしまったり、そもそも読むのをやめてしまったりといった可能性があります。

例えば、「百合の咲かせ方」を検索して開いたサイトで「百合を販売している花屋」が紹介されていた場合、あなたならどうするでしょうか。
多くの人は、自分の探している情報はないからと、ページすべてをスクロールしないまま早々にサイトを立ち去るでしょう。

この時、たとえページ内に広告が表示されていたとしても、ユーザーは広告のある位置までたどり着きません。

広告のビューアビリティを考える上では、広告が掲載されているサイトの内容が魅力的かどうかも考慮する必要があります。
サイトで取り上げている内容が読み飛ばしてしまうような面白みのない内容であれば、広告のビューアビリティは低くなってしまうでしょう。

2.ページ内の広告の位置

サイト全体の内容だけでなく、ページ内で広告がどの位置にあるかもビューアビリティに影響を与えます。

例えば、以下のようなサイトの場合、広告Aと広告Bではどちらのビューアビリティが高いでしょうか?

スクリーンショット_2017-05-02_17.13.35.png

広告Aはタイトルと説明文に挟まれているのに対して、広告Bはページの最下部にあります。
そのためユーザーにとって一番読みたい説明文の周辺にある広告Aのほうがビューアビリティが高くなるでしょう。

上記のようなサイトのメインコンテンツ周辺にある広告だけでなく、スクロールを追いかけるアンカー広告やモバイル全画面広告などもビューアリティは高くなります。

3. 広告サイズ

ページをスクロールする時、縦長の広告は横長の広告よりも長く視界に留まります。
Googleではデスクトップ広告の場合*「120×240」、モバイル広告の場合、「320×100」または「300×250」*のサイズが高いビューアビリティを実現するとしています。

参照:
[モバイルで広告のビューアビリティ(視認性)を高める 4 つの方法]
(https://adsense-ja.googleblog.com/2016/10/4.html)
[5 Factors of Display Viewability]
(https://www.thinkwithgoogle.com/infographics/5-factors-of-viewability.html)

4.読み込み速度

クロールされた時に、広告が表示されていなければ、そもそもユーザーは広告を見ることはできません。
そのためページ及び広告の読み込み速度もビューアビリティに影響を及ぼすと言えるでしょう。