資金調達の新たな手段!クラウドファンディングサービス19選
2011年頃から企業に限らず一般ユーザーから資金を募るクラウドファンディングというWebサービスが徐々に増えています。
主に、目標金額と期間を設定し、資金したい方を一般ユーザーから募るという方式で、資金した側には金額に応じてプロジェクトに関連するリターンがあります。
一般企業に関係なく、個人や団体が気軽に募集をかけれるということもあり、話題となっているWebサービスです。
今回は、クラウドファンディングを行う19のサービスをまとめました。
1.CAMPFIRE
日本最大級のクラウドファンディングサービスの「CAMPFIRE」。
堀江貴文さんが監修ということで話題にもなりました。主にアート、音楽、クリエイティブのジャンルに属するプロジェクトが多いです。
2.READY FOR?
日本で初めてクラウドファンディングサービスを開始したのが「READY FOR?」。
主に、貧困問題、教育問題、環境問題、医療問題を助けるプロジェクトが多いのが特徴です。
3.Makuake
物づくり、エンターテインメント、音楽などのプロジェクトが多いクラウドファンディングサービスの「Makuake」。
プロジェクトタイプには、目標と期間を設定し、目標達成時のみ資金が支払われる達成後支援型と目標と期間が自由に設定でき、即時に集まった資金が支払われる即時支援型の2タイプあります。
4.COUNTDOWN
日本から世界に向けたプロジェクトが中心のクラウドファンディングサービスの「COUNTDOWN」。
特徴として、それぞれの業界に精通するアドバイザーに相談でき、資金調達だけでなく、有効な活用法や情報提供をしてもらえます。
5.WESYM
エンターテイメント、社会貢献、音楽と幅広いプロジェクトが立っているクラウドファンディングサービスの「WESYM」。
現金による支援だけでなく、Tポイントや楽天ポイントを使った支援も行えるのが特徴で「現金は抵抗がある」という方も気軽に支援が行えます。
6.MotionGallery
音楽や映画、芸術を中心としたクラウドファンディングサービスの「MotionGallery」。
クリエイティブなプロジェクトに特化したサービスであり、調達した資金のうち手数料が10%(業界最安値)というのも特徴の1つです。
7.ShootingStar
テクノロジーに関するプロジェクトが比較的多めのクラウドファンディングサービスの「ShootingStar」。
COUNTDOWNと同様にコンサルタントが存在し、どのような文章は表現が資金を調達しやすいのかといったことをアドバイスしてくれます。
8.GREEN FUNDING
フード、スポーツ、出版など幅広いジャンルのプロジェクトが目立つクラウドファンディングサービスの「GREEN FUNDING」。
特筆すべきは、募集ページを独自にカスタマイズが行える点です。
そのため、これまで一辺倒だった表現がGREEN FUNDINGの独自ASPを使うことでブログ形式や写真展のような形式にもすることができます。
9.Anipipo
日本の文化でもあるアニメを世界中に届けるというところに特化したクラウドファンディングサービスの「Anipipo」。
日本語版と海外版(英語)に分かれており、海外ユーザーの活用しやすさが特徴的です。
10.Sportie FUND
スポーツに特化したクラウドファンディングサービスの「Sportie FUND」。
スポーツチームの運営やアスリートとして継続して続けたいという方に資金面でのサポートをメインとしています。スポーツ関連に特化しているのが特徴です。
11.FAAVO
FAAVOは地域特化型のクラウドファンディングサービスの「FAAVO」。
地域貢献に関連するプロジェクトは各県事で掲載することができ、同郷の方や愛着のある方から支援を求めやすいサービスと言えます。
12.セキュリテ
ミュージックセキュリティーズ株式会社が運営するクラウドファンディングサービスの「セキュリテ」。
各地域の特産品の認知度をより高めていくためのプロモーションやプロジェクトが多く、個人よりは酒造やレストラン、旅館からの応募が目立ち、クラウドファンディングというよりは企業への少額投資といったほうがイメージしやすいかもしれません。
13.kibidango
きびだんご株式会社が運営するクラウドファンディングサービスの「kibidango」。
昔話の桃太郎の物語になぞらえて、「良いアイデアを持っているけどニーズがあるかわからない」「資金が足りない」という方たちを応援するというコンセプトを掲げて立ち上げられました。
こちらも、Makuakeと同様、神奈川県と提携しています。
神奈川県がクラウドファンディング!?『わくわく』夢ファンドでMakuake、きびだんごと提携
14. マイクロメセナ
オフィス・ド・アッシュが運営する、現代アートに特化したクラウドファンディングサービスの「マイクロメセナ」。
メセナという名前には「アートにコミットする人」という意味が込められており、現代アート制作したい人、応援したい人を繋ぎ合わせることを目的として運営されています。
15. BOOSTER
PARCOが運営するクリエイター向けのクラウドファンディングサービスの「BOOSTER」。
PARCOは「インキュベーション(=新しい才能の発見と応援)」をテーマにした活動を続けており、「BOOSTER」も才能を持ったクリエイターを発掘し、更に彼らを応援したい人を繋げることを目的として起ち上げられました。
16. 東京クラウドファンディング倶楽部
https://greenfunding.jp/timeouttokyo
東京界隈のイベント情報等を発信するメディア「Time Out Tokyo」が運営するクラウドファンディングサービスの「東京クラウドファンディング倶楽部」。
(先に紹介した「GREEN FUNDING」のプラットフォームを使用されています。)
運営元が東京に特化したメディアなだけに、「東京のモノづくりとクリエイションを世界へ!」をコンセプトに運営されています。
17. アスリートエール
一般社団法人アスリートエールが運営する、アスリート支援に特化したクラウドファンディングサービスの「アスリートエール」。
単なる資金調達とは異なり、アスリートを継続的に支援していくことを目的としており、通常のクラウドファンディングと差別化するためにサイト上では「オンライン後援会」と表現されています。
18.A-port(2015年3月開設予定)
帆を立てよ!朝日新聞社がクラウドファンディングサイト「A-port」を3月開設!
朝日新聞社が、2015年3月にクラウドファンディングサービス「A-port」を立ち上げると発表しました。
立ち上げにあたり、先に紹介した「株式会社MotionGallery」と提携し、決済システムや運営まわりのサポートを受けるようです。全国紙が運営するクラウドファンディングサービスはこれが初であり、朝日新聞社の持つ圧倒的なネットワークを使ってプロジェクトを拡散していくようです。
19.JapanGiving
「JapanGiving」は、NPO等非営利団体が寄付を募ることを目的としたファンドレイジング(寄付を集める行為)サービスのため、クラウドファンディングではありません。
※Webサービス上で支援者を募るという観点でいれました。
そのためNPOに特化したサービスとなります。
まとめ
クラウドファンディングサービスは、今回ご紹介した以外にも数多くのサービスが存在します。
それぞれのサービスによって支援者が集まり易いジャンルやプロジェクト掲載に伴う支援など特徴が様々です。クラウドファンディングサービスに掲載する際は、目的に合ったサービスに掲載する事をおすすめします。
また、どういったサービスや商品が資金調達しやすいのか・自分だったらどういうのに支援するといった目的で、今回紹介したサービスをみることで新たな気づきがあるかもしれません。
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