60代のネット利用率は7割超!高齢者のインターネット利用状況がわかる最新データを解説
利用端末
上記は年代別に保有しているインターネット機器をグラフにしたものです。
60歳〜69歳ではパソコンの保有率は 53.2%となっているだけでなく、スマートフォンの保有率も28.4%となり、およそ4人に1人がスマートフォンを使用していることがわかりました。
また、ソニー生命保険株式会社が2016年10月に行ったネットアンケートでは、*50歳~79歳の回答者のうちスマートフォンを利用している人は56.9%*にものぼっています。
『通信利用動向調査』でも50歳〜59歳までのスマートフォン利用率は 56.9%という高い数値となっており、シニア世代にもスマートフォンの利用が広がっているのがわかるでしょう。
インターネットの利用目的
では、高齢者はどういった利用用途でネットを活用しているのでしょうか。
60歳以上のネット利用者でもっとも多かった利用用途は「電子メール」次いで「地図・交通情報サービス」「天気予報」となりました。
また、4番目に多い「商品・サービスの購入・取引」は全体の40%を超えています。
同調査ではこういったネットショップで購入した商品として多い順に「日用雑貨(食料品、衣料品など)」「趣味関連品(楽器、アクセサリーなど)」「各種チケット(旅館、交通サービス)」が挙げられています。
SNSの利用状況
10代〜30代までほどではありませんが、高齢者のなかにはSNSを利用している人も一定の割合存在します。
ネット利用者のうち60歳〜69歳の場合22.5%、80歳以上でも21.7%という高い割合でSNSを利用しています。
また、SNSを利用してる高齢者のうち「従来からの友人とのコミュニケーションのため」に利用している人が一番多い結果となりました。
「災害発生時の情報収集・発信のため」と答えた人が他の年代に比べて多かったのも特徴的でしょう。
- インターネット
- インターネットとは、通信プロトコル(規約、手順)TCP/IPを用いて、全世界のネットワークを相互につなぎ、世界中の無数のコンピュータが接続した巨大なコンピュータネットワークです。インターネットの起源は、米国防総省が始めた分散型コンピュータネットワークの研究プロジェクトARPAnetです。現在、インターネット上で様々なサービスが利用できます。
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