第3次ブームを迎えたAI!「Chatbot AI」の基礎知識と企業事例3選
ferretの読者の皆さん、初めまして。この度、株式会社wevnal(以下、wevnal)がferretにて記事寄稿することになりました。今回は、前田が担当します。何卒、宜しくお願いいたします。
今回の記事テーマは、2017年注目の分野「Chatbot」と「AI」に関する内容でお送りします。様々なサービスに組み込まれ、私たちの生活にもビジネスシーンにも大きく変化を与えようとしているChatbotとAIの基礎知識をはじめ、実際にビジネス利用する企業事例もご紹介します。
企業にてAIを導入検討している方や、AIについて興味があるWEB担当者の方の参考になれば幸いです。ぜひ一読ください。
「AI」「Chatbot」と聞いてあなたは何を思い浮かべますか?
皆さんは、まず「AI」と聞いて何を思い浮かべますでしょうか?
人工知能(じんこうちのう) / AI
コンピューターに知的な活動をさせることを目的とする研究と技術。人工知能が対象とする課題は常に変化して、その時代のコンピューターの能力限界ぎりぎりに設定されてきた。例えば、チェスなどのゲームにおける勝利、複雑なパターンの認識、目的を達するための一連の行動のプランニング、自然言語の解釈や翻訳、ロボットなど機械の知的な行動、株式や天気のような複雑な現象の予想、人間が行う知的推論と背後の知識データベースの構築、脳における認知の研究とその人工的な実現、などである。一般に人工知能の成否を外部から判断するのは難しい。行動科学的には外面的な刺激反応(質問応答)を見て、知能があると判断できれば人工知能は実現しているとみなしてもいいというチューリング・テストがあるが、それには賛否がある。(星野力 筑波大学名誉教授 / 2007年)
※出典:株式会社 朝日新聞出版発行「知恵蔵」より
引用元:人工知能(じんこうちのう、artificial intelligence)|コトバンク
昨今よく耳にする"AI"ですが、そのワードが誕生したのは1950年代頃までさかのぼり、最初のブームは今から60年以上も前になります。しかしながら構造が単純ゆえ「OR」が含まれる問題を解決できなかったことや、第2次ブームを迎えた1980年代に複雑な構造を計算できるリソースがないことが影響し、しばらく停滞期に入ってしまいます。
そして近年、AIは計算能力の壁を越え、machine learning(機械学習)の技術の中の1つである深層学習(ディープラーニング)の技術が可能となり、まさに第3次ブームというべき改めて注目を集めています。
注目される技術の1つ "machine learning(機械学習)" について
●機械学習とは
machine learningとは、人工知能(AI)における研究課題の1つで、人間が自然に行っている学習能力と同じ機能をコンピューターで実現しようとする一連の手法のことです。
具体的には、複数のデータを用いて反復的に学習し、そこに潜むパターンをコンピューターが帰納法的に見つけ出すことです。
学習した結果をモデル化し、新たなデータにあてはめることで、パターンに従って未来予測を行うこともできるようになります。
参考:
そういうことだったのか!と思わずうなずく「機械学習」超入門|ferret
machine learningとは大量なデータを解析して予測をしていくための手法で、そこに人の手を介在させ、教師として傾向値を見つけるためにアプローチをしていくイメージです。
ディープラーニングは人の脳の生物学的仕組みを模倣したニューラルネットワークと呼ばれる構造となっており、入力層・中間層・出力層と多層化されており、中間層にボリュームを持たせた仕組みとなります。データからパターンや規則性を見付ける事が大きな役割となっています。ニューラルネットワーク(教師あり、教師なし両方あり)の中間層を2層以上にしたものがディープラーニングとなります。
従来のニューラルネットワークでは、学習させるデータは特徴量呼ばれるある種の「学習しやすい」形に変換する必要がありましたが、ディープラーニングでは、何が特徴足りうるかを含めて学習を行うので、特徴量を事前準備する必要がないのが利点とされています。
●ニューラルネットワークとは
脳機能に見られるいくつかの特性を計算機上のシミュレーションによって表現することを目指した数学モデルで、必要とされる機能を、提示されるサンプルに基づき自動形成することができます。
文字認識や、音声認識など、本来コンピューターが苦手とされている処理に対して有効で、「機械学習」の下位概念と捉えることができます。
参考:
そういうことだったのか!と思わずうなずく「機械学習」超入門|ferret
Chatbotとは何か?
続いて、AI同様、よく耳にする「Chatbot」についてご説明します。
Chatbotとは、「人工無能」と呼ばれる会話ボットというようなプログラム化されたものです。質問に対して回答を用意しすれば自動的に回答できますが、用意されていない質問をされると回答ができません。その点、AIとChatbot双方の強みを網羅しているのが「Chatbot AI」です。
Chatbot AIは単純に、Chatbotにインテリジェンスを持たせ、会話の範囲を広げていくような事が可能となります。
そこで下記に、各企業がどの様にChatbot AIを活用しているかをまとめてみましたのでご覧ください。
- データベース
- データベースとは、複数のアプリケーションまたはユーザーによって共有されるデータの集合体のことです。特定のテーマに沿ったデータを集めて管理され、検索や抽出が簡単にできるようになっているものを指します。
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