日本で展開されている「QRコード決済」サービス

では、最後に日本国内で展開されている主要な「QRコード決済」サービスの事例をご紹介します。

1. 楽天ペイ

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楽天ペイ

「楽天ペイ」は、楽天株式会社が手がける決済サービスです。既に利用しているPOSレジシステムと連携することができ、スマートフォンやタブレットどちらでも利用可能です。

2017年の8月から全国のローソンに対応する他、飲食店やヘアサロンなどで利用できます。

主要なクレジットカードブランドから、交通系電子マネー、Apple PayやAndroid Payまで幅広い決済方法に対応しているのが特徴です。

決済手数料は、決済方法とカードの種類により異なりますが、「アプリ決済」の場合は、3.24%の手数料が発生します。

参考:
楽天ペイ: アプリ決済が使えるお店

2.LINE Pay

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LINE Pay

「LINE Pay」は、メッセンジャーアプリ「LINE」の決済サービスです。ユーザーは銀行口座やコンビニからチャージできる他、クレジットカード登録を行うことで決済ができます。

QRコードやバーコードを読み取る決済方法のほか、LINE Payカードというプリペイドカードを利用した決済も可能です。

LINE Payは、現時点でオンラインでの決済が中心ですが、QRコード決済対応店舗も増えています。実店舗では、ローソンやメガネスーパーといった大手チェーン店で対応しています。

LINE内でユーザー同士の送金や割り勘が行えるといった特徴があります。

店舗が負担する決済手数料は、LINE Pay登録から2年間は月間決済額100万円まで0%で利用可能で、100万円を超えた分については物販が3.45%、デジタルコンテンツが5.5%という手数料が発生します。

参考:
【LINE】モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」を公開 | LINE Corporation | ニュース

3.Origami Pay

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Origami Pay

「Origami Pay」は、決済サービスを手がけるベンチャー企業Origamiが提供する決済サービスです。iPadなどタブレットと専用アプリのみで利用できるハードルの低さが特徴です。

対応している店舗は全国で1,500を超え、ケンタッキーフライドチキンや、LOFT、日本交通と様々な業種での対応実績があります。

また、アリペイ(支付宝)決済が行える追加プランがあるため、外国人観光客への需要にも対応できます。

導入費用は0円で、決済手数料は3.25%発生します。