この記事は2014年9月11日に公開された記事を再編集したものです。

本記事で学ぶ内容

・インターネット上で検索されている規模が調べられることを理解できる。
・Yahoo!キーワードアドバイスツールの使い方がわかる。
・Google AdWordsキーワードプランナーの使い方がわかる。

対策キーワードを決めるとき、自社のアピールポイントのみを考慮していませんか?しかし、そのキーワードがどれくらい検索されているのかご存知でしょうか。もし、ユーザーがほとんど検索しないようであれば、あまりコストをかけるのは適切でないかもしれません。

このように、検索規模=検索ボリュームをあらかじめ調べ、それを考慮して対策キーワードを考えることは、マーケティングではとても重要です。

Googleなどの検索エンジンでは、それらの規模を常に調査しており、広告主であれがそれらを利用できます。それは、精度の高い広告出稿やホームページ公開などがなされれば、インターネット自体の価値もあがり、彼らの広告価値も上がることが期待できるからです。

本記事では、検索ボリュームを調べられる具体的なツールであるYahoo!キーワードアドバイスツールGoogle AdWordsキーワードプランナーの使い方について解説します。※画面は2014年8月のもののですが、操作には支障ありません。

Yahoo!プロモーション広告のキーワードアドバイスツールの使い方

Step1 キーワードアドバイスツールの利用を始める

1.Yahoo!プロモーション広告にログインします。
2.「スポンサードサーチ」タブをクリックします。
3.「ツール」をクリックし、プルダウンで表示される「キーワードアドバイスツール」を選択します。

Step2 キーワードの月間検索数を調べる

1.「キーワードまたはフレーズを入力」の欄に調査したいキーワードを入力します。(必要があれば入札価格も)
2.任意の入札価格を入力し、「キーワードを抽出」をクリックします。キーワードの月間検索数などが表示され、検索ボリュームを推し量ることができます。

Google AdWordsキーワードプランナーの使い方

Step1  キーワードプランナーの利用を始める

1.Google AdWordsにログインし、画面上方の運用ツール>キーワードプランナーを選びます。
2.「キーワードの検索ボリュームを取得~」をクリックします。

Step2 キーワードの検索ボリュームを調べる

1. 「オプション1:キーワードを入力」の項目に1キーワード以上、調査したいキーワードを入れて「候補を取得」をクリックします。
2.入力したキーワードに類似したキーワード候補が表示され、月間検索数などのボリュームが推し量れます。

まとめ

基本的に、Yahoo!で対策をする場合はYahoo!キーワードアドバイスツールを、Googleで対策したい場合はGoogleAdWordsキーワードプランナーを使いましょう。

Yahoo!とGoogle検索エンジンは、表示順位を決めるアルゴリズムはほぼ同一ですが、使用するユーザー層にすこし違いが見られる場合もあるので、それぞれの検索エンジンと同じツールを使うのが確実です。

ここがポイント

・アピールしたいことだけを対策キーワードに盛り込むと失敗しやすい。
・対策キーワードを決めるときは、キーワードの検索数(=ユーザーニーズ)を把握する。
・Yahoo!キーワードアドバイスツールとGoogle AdWordsキーワードプランナーは必要によって使い分ける。