
採用から人材育成まで人事をサポートする「HRテック」とは?主要サービス10選
"採用" "人材の管理" "給与計算" "公的機関への手続き" など事務手続きの多い人事労務。会社の規模が大きくなるにつれ、管理や手続きの負担を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、個人情報を取り扱うため管理の難しさも課題になるでしょう。
近年、上記で挙げたような事務手続きをテクノロジーで解決しようとするHRテックという試みが行われています。
HRテックとは、AIやクラウドの技術を用いて人事労務の「手間」を解消することです。「採用」「人材管理」など業務に応じたサービスが提供されています。
今回は、HRテックによって変化する業務を解説し、具体的なサービスを10種ご紹介します。人事労務の効率化にぜひお役立てください。
HRテックとは
HRテックとは、人事労務(=Human Resources)とテクノロジー(=Technology)を掛け合わせた言葉です。人事労務をAIやクラウド、ビッグデータなどテクノロジー技術で効率化する取り組みを指します。
詳細は後述しますが、現在HRテックが対応できる業務の幅は広く、"採用" "人材管理" "給与計算" "社内コミュニケーション" など、様々な分野のサービスが提供されています。
公的機関へ手続きに行かなければならなかった各種保険や年金の手続きなどもサービス上で行えるものもあり、導入することで工数負担が大きい業務の効率化が行えます。
次に、HRテックのサービスを導入することで、具体的な効果やメリットを解説します。
HRテック|サービス導入による変化
1. 採用管理が簡単になる
1つ目の変化が採用データの管理が簡単になることです。
一般的に採用では面接のほかに、履歴書のチェックやスケジュール調整が発生します。また、人材ごとに正社員、契約社員、アルバイトと雇用形態の違いもあるため、管理に手間がかかりました。HRテックのサービスを導入することで、選考状態を雇用形態や日程別に自動的に振りわけることができます。
2. 書類作成など手続きを効率化できる
2つ目の変化は手続きの効率化です。
先にも述べたとおり、人事労務には公的期間へ各種保険や年金の手続きを行う業務があります。その際、手書きで資料を作成し、公的機関へ行くという工数が発生していました。手続きに特化したHRテックのサービスを利用することで、全てサービス上(Web上)で手続きが完結します。また、手続きの進捗管理なども簡単に行えます。
3. 人事評価を客観データに基いて行える
3つ目の変化は人事評価を客観データに基いて行えることです。
人事評価は、4半期単位など間隔が空くため、評価軸が曖昧になることもあるでしょう。そのため面談のたびに目標進捗を確認する手間も発生しやすいです。そういった課題に対し、HRテックでは従業員の目標設定を一元管理でき、クラウド上で進捗を随時確認できるサービスがあるため、客観的なデータで人事評価が行えます。
【デメリット】導入が難しい場合もある
工数の負担が大きい業務の効率化が行えるHRテックですが、もちろんデメリットもあります。それは、導入のハードルです。
すでに導入しているシステムの兼ね合いで導入が難しい場合があります。独自で社員のデータベースを管理している企業であれば、必ずしもHRテックのメリットが得られるわけではありません。また、規模の大きな企業であれば、サービスを導入する際全社員への周知と利用方法の共有という工数が発生することもあるでしょう。
- ビッグデータ
- ビッグデータとは、一般に、インターネットの普及とITの進化によって生まれた、事業に役立つ知見を導くためのデータのことを指します。「データの多量性」だけでなく、「多様性」があるデータを指します。
- データベース
- データベースとは、複数のアプリケーションまたはユーザーによって共有されるデータの集合体のことです。特定のテーマに沿ったデータを集めて管理され、検索や抽出が簡単にできるようになっているものを指します。
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