没ネタから人気製品となった"円周率ノート"にみるキングジムのTwitter運用
キングジムのTwitterアカウントから学ぶ - 企業アカウント運用時のポイント -
キングジムのTwitterがファンから人気な理由はどこにあるのでしょうか。
自社で参考にできるポイントをご紹介します。
毎日定期的に発信する
http://ja.whotwi.com/kingjim/tweets/archive/2017
上の画像は、株式会社AutoScaleが運営するTwitter分析ツール「whotwi」でキングジムのアカウントを分析したものです。色が付いている日にちはツイートがあったことを示しており、2017年3月から8月にわたって、土日や休日を除きほぼ毎日ツイートがあったことがわかります。色の濃さはツイート数によって変化し、多い日は一日で100ツイートを超えている日もあります。
うちは新商品はそんな定期的に販売しているわけじゃないし、毎日大量にツイートするネタなんてないよと感じている方がいらっしゃるかもしれませんが、必ずしも自社商品だけをツイートしなければいけないわけではありません。
暑いですね。こまめに水分補給して熱中症には気をつけましょう。きょうは健康診断なので朝から水しか飲めません。チーン。
— キングジム (@kingjim) 2017年7月13日
上のツイートのように、日々のちょっとしたひとコマを切り取ってツイートすることで、ユーザーを楽しませています。また、企業アカウントが親しみのあるツイートをすることでギャップを生み出し、ユーザーの興味関心を引く結果となったのでしょう。1ツイートでも毎日投稿を継続することが、ファンを作り出す要因の1つと言えます。
他社やユーザーと積極的に交流する
キングジム公式だけど質問ある?
— キングジム (@kingjim) 2017年7月19日
ユーザーとの交流を積極的に行っているのも、キングジムの特徴です。上のツイートのように、ユーザーに質問を投げかけ、1つひとつ丁寧に回答することで、ユーザーとの交流を図っています。
もともと円周率ノートは、Twitterで没企画の商品として紹介されたのがきっかけでした。ただ、そこから火が付き、2017年6月にはユーザーとの交流から新製品「円周率ノート」が生まれ、実際に販売されて大きな話題となりました。
3/14は「円周率の日」でもあるということで、「円周率ノート」をご紹介します。
— キングジム (@kingjim) 2017年3月14日
罫線がよく見ると円周率になっていて、314日ほど使用すれば(多分)自然と円周率が身につく、314円の商品ですが、残念ながらボツになりました。 pic.twitter.com/kf7f1MAJnn
ツイートには1万件以上のいいねとリツイートがされ、多くのユーザーが商品化を希望していることがわかります。結果、没だったはずの円周率ノートは、株式会社ロフトとのコラボレーションによって商品化されることになりました。
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
— キングジム (@kingjim) 2017年6月19日
(唐突にお知らせが始まる音)
忘れもしない3/14、皆さんから思った以上に「ほしい!」「商品化して!」というお声を受けて、どうしようかな…とぐぬぬしているときに、ロフトさんから声を掛けていただいたのがきっかけで実現しました。
— キングジム (@kingjim) 2017年6月19日
このように日頃からユーザーと積極的に交流してファンを作り出した結果、もともとは没だった企画でさえも商品化につながりました。
- Twitterとは140文字以内の短文でコミュニケーションを取り合うコミュニティサービスです。そもそもTwitterとは、「小鳥のさえずり」を意味する単語ですが、同時に「ぺちゃくちゃと喋る」、「口数多く早口で話す」などの意味もあります。この意味のように、Twitterは利用者が思いついたことをたくさん話すことのできるサービスです。
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- アカウント
- アカウントとは、コンピューターやある会員システムなどサービスを使うときに、その人を認識する最低必要な情報として、パスワードと対をなして使う、任意で決めるつづりです。ユーザー、ID、などとも言います。
- アカウント
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- Twitterとは140文字以内の短文でコミュニケーションを取り合うコミュニティサービスです。そもそもTwitterとは、「小鳥のさえずり」を意味する単語ですが、同時に「ぺちゃくちゃと喋る」、「口数多く早口で話す」などの意味もあります。この意味のように、Twitterは利用者が思いついたことをたくさん話すことのできるサービスです。
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