C.興味関心に基づく広告配信を行わないよう設定する方法

「そもそも自分の興味関心をもとにして広告配信を行わないで欲しい」という方もいるでしょう。

その場合、「プライバシーとセキュリティ」の「カスタマイズとデータ」から、配信設定を行えます。

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カスタマイズとデータの横に表示される「編集」というリンクをクリックすると、以下のような画面に切り替わります。

Twitter___設定6.png

広告をカスタマイズ」のチェックボタンを外して、変更を保存すれば、興味関心に合わせた広告配信は行われなくなります。
広告配信自体が行われなくなるわけではありませんが、自分の性別やよく見ているカテゴリの広告などに基づいて広告表示されることにうっとうしさを感じる場合は利用してみるのもいいでしょう。

広告を非表示・通報されないために広告主が気をつけるべきこと

では、ここまで紹介してきたような広告の非表示・通報を行われないように広告主は何に注意すればいいのでしょうか。

1.Twitterの利用規約に違反しない

Twitterでは利用上のルールとして、ツイートしてはいけない内容を定めています。
特に広告の場合、以下の点は特に気をつけましょう。

 ・ポルノ画像のような成年向けのアダルトコンテンツを含んでいないか
 ・暴力的な表現が含まれていないか
 ・ヘイト行為といった攻撃的な内容、他者を冒涜する内容を含んでいないか

これらの内容が含まれている広告は通報の対象にもなります。
Twitterルールを改めて確認し、自社の広告が利用規約に違反していないか最低限チェックしましょう。

参考:
Twitterルール | Twitterヘルプセンター

2.広告のターゲット設定は自社の商品・サービスに合わせたものにする

より多くの人に見て欲しいからと、自社の商品やサービスに合わないユーザーまで配信の対象にしていませんか?

自社の商品やサービスに興味がないユーザーに対して配信を行った場合、ユーザーによってはアカウントをブロックする可能性があります。
ブロックされる数が多いことでTwitterから有害なアカウントと判断され、アカウントを凍結されてしまっては広告の配信すら行えなくなってしまうでしょう。

このような事態を防ぐためにも、自社の広告に興味を持ってもらえるターゲット層に合わせた配信を行うようにしましょう。

また、広告の非表示も通報機能も基本的にはユーザーによって自由に行える行為です。そのため、ユーザーにとって価値がなく、不快感を与えるような内容を配信しないことが何よりも大切です。自社の広告を見たユーザーがどのように感じるかを考えて配信するようにしましょう。

まとめ

Twitter広告は、ユーザーの興味や関心に合わせて表示を選択できます。ユーザーが不快な思いをしなくて済むだけでなく、広告主にとっても自社の商品やサービスに興味を示す可能性が高いユーザーを絞り込むためには不可欠な機能でしょう。
一方では、ユーザーに興味のない広告を配信し続けてしまうのは企業にとって利益になりません。非表示にされてしまうだけでなく、通報が増えれば広告自体の配信が行われなくなる危険性もあります。

ユーザーにとって興味を持たれる広告を作成するためには、Twitterのルールに従うだけでなく自社に合わせたターゲティングが必要です。
より多くの人に見てもらいたいからとターゲットを曖昧にするのではなく、自社の商品・サービスに興味のある人は誰なのかといった視点を忘れないようにしましょう。