「記事ネタが見つからない」「予想以上に記事作成に時間がかかってしまう」

ライターとして記事を作成する上で、このような悩みを抱えている方は少なくないのではないでしょうか。
下準備やインタビューなど、ライター業務にはさまざまな工程があります。
特に、ライターになって間もない方にとっては慣れない作業も多く、失敗をしてしまう場合もあるでしょう。

今回はライター歴1年の私が、記事を作成するときに実際にやってしまった失敗をご紹介します。事前に知っておくことで防げるものもあるので、ライター業務にまだ慣れていないと感じている方はぜひチェックしてみてください。

準備段階での失敗

1. 記事ネタを切らす

記事ネタが見つからない問題は、ライターの方なら誰しも一度は経験したことがあるのではないでしょうか?

すでに記事のテーマやネタが決まっている場合を除き、自分で書く内容を決める必要があります。記事ネタが決まらないままでは時間ばかり浪費してしまい、次のステップの記事構成や記事執筆に進むことができません。

記事ネタに困らないためには、日常生活で常にアンテナを張っておくことが重要です。ツールを使って話題のキーワードを調べ、検索数が多いテーマをネタに記事を作成するのも1つの方法です。

下記の記事も参考にしながら、ネタ探しに困らない方法を確保しておくことをオススメします。

参考:
もうブログのネタ探しに悩みたくない!記事テーマを探す方法8つを紹介

2. 記事構成を決めずに書き始める

記事構成は、記事を作成する上で非常に重要な工程です。

例えば、「市場調査」をテーマに記事を執筆するとします。

文章を作成する前に記事構成が作成できていなければ、市場調査の概要だけを書くのか、メリットや実際に調査するときのツールまで書くのか、そもそも何を書けばいいのかわからなくなってしまいます。

実際に、書き始めてみたのはいいけど結局何が書きたかったのかわからなくなってしまったことがありました。

文章を書き始める前に、文章の骨組みとなる見出しをいくつか事前に書き出しておきましょう。文章の流れを最初に把握しておけば、あとは見出しに詳しい内容を書き足していく要領で作業を進められます。

3. 記事で使用するデータの調査に時間をかけ過ぎる

記事を作成するときの下準備として、根拠となるデータを調査することがあります。
スムーズに記事作成を進める上で、必要な情報を事前に収集しておくことが重要です。

ですが時間制限を設けていないと、延々と調査に時間を費やしてしまい、文章を執筆する時間がなくなってしまいます。

例えば1時間は調査時間と決めて、記事を書くときに役立ちそうな情報を徹底的に収集します。その後1時間経ったら、情報を集め終わったかどうかに関係なく文章を執筆する工程に進みましょう。ある程度情報を収集できていれば、執筆しながら情報を集めても作業を滞りなく進められるでしょう。

調査する時間の目安は、記事テーマによっても異なります。普段からタイムマネジメントツールで調査時間を計測しておくと、おおよその時間配分を把握できるようになります。また、調査するときによく使うホームページは、ブックマーク機能ですぐに開けるようにしておくと、効率的に作業を進める助けになるでしょう。

参考:
無駄な時間を削りたいなら必須!時間管理が捗るおすすめタイムトラッキングツール10選