【事例】ライター歴1年の新人が実際にやってしまった失敗10選
「記事ネタが見つからない」「予想以上に記事作成に時間がかかってしまう」
ライターとして記事を作成する上で、このような悩みを抱えている方は少なくないのではないでしょうか。
下準備やインタビューなど、ライター業務にはさまざまな工程があります。
特に、ライターになって間もない方にとっては慣れない作業も多く、失敗をしてしまう場合もあるでしょう。
今回はライター歴1年の私が、記事を作成するときに実際にやってしまった失敗をご紹介します。事前に知っておくことで防げるものもあるので、ライター業務にまだ慣れていないと感じている方はぜひチェックしてみてください。
準備段階での失敗
1. 記事ネタを切らす
記事ネタが見つからない問題は、ライターの方なら誰しも一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
すでに記事のテーマやネタが決まっている場合を除き、自分で書く内容を決める必要があります。記事ネタが決まらないままでは時間ばかり浪費してしまい、次のステップの記事構成や記事執筆に進むことができません。
記事ネタに困らないためには、日常生活で常にアンテナを張っておくことが重要です。ツールを使って話題のキーワードを調べ、検索数が多いテーマをネタに記事を作成するのも1つの方法です。
下記の記事も参考にしながら、ネタ探しに困らない方法を確保しておくことをオススメします。
参考:
もうブログのネタ探しに悩みたくない!記事テーマを探す方法8つを紹介
2. 記事構成を決めずに書き始める
記事構成は、記事を作成する上で非常に重要な工程です。
例えば、「市場調査」をテーマに記事を執筆するとします。
文章を作成する前に記事構成が作成できていなければ、市場調査の概要だけを書くのか、メリットや実際に調査するときのツールまで書くのか、そもそも何を書けばいいのかわからなくなってしまいます。
実際に、書き始めてみたのはいいけど結局何が書きたかったのかわからなくなってしまったことがありました。
文章を書き始める前に、文章の骨組みとなる見出しをいくつか事前に書き出しておきましょう。文章の流れを最初に把握しておけば、あとは見出しに詳しい内容を書き足していく要領で作業を進められます。
3. 記事で使用するデータの調査に時間をかけ過ぎる
記事を作成するときの下準備として、根拠となるデータを調査することがあります。
スムーズに記事作成を進める上で、必要な情報を事前に収集しておくことが重要です。
ですが時間制限を設けていないと、延々と調査に時間を費やしてしまい、文章を執筆する時間がなくなってしまいます。
例えば1時間は調査時間と決めて、記事を書くときに役立ちそうな情報を徹底的に収集します。その後1時間経ったら、情報を集め終わったかどうかに関係なく文章を執筆する工程に進みましょう。ある程度情報を収集できていれば、執筆しながら情報を集めても作業を滞りなく進められるでしょう。
調査する時間の目安は、記事テーマによっても異なります。普段からタイムマネジメントツールで調査時間を計測しておくと、おおよその時間配分を把握できるようになります。また、調査するときによく使うホームページは、ブックマーク機能ですぐに開けるようにしておくと、効率的に作業を進める助けになるでしょう。
参考:
無駄な時間を削りたいなら必須!時間管理が捗るおすすめタイムトラッキングツール10選
インタビュー時の失敗
4. なにも下調べしないまま取材する
ライターの業務はただ文章を作成するだけではありません。より中身の濃い記事を作成するために、インタビューすることもあるでしょう。
インタビューするときに何も準備がないままでは、より深ぼった内容や読者の興味をそそるような言葉を引き出すことはできません。
相手のプロフィールや専門とする分野の基本的な情報は調べた上で、インタビューに臨むことをオススメします。
5. レコーダーに頼りすぎる
インタビューをするときに、レコーダーを使用することもあるでしょう。
音声を録音しておけば、内容が正しいかどうかチェックしておきたいときに確認できるので便利です。
ですが、レコーダーがあるからと何もメモを取らない状態では、記事を執筆するときに最初から書き起こすということになりかねません。
あくまでもレコーダーは内容を確認するときの最終手段として利用しましょう。
6. 話を聞いているときに何度も写真撮影を行う
臨場感を出すためにインタビュー中に写真撮影をすることもあるでしょう。
しかし、インタビューを受けているときに何度も撮影していると、インタビューする側もされる側も集中できなくなってしまいます。
カメラマンがいなかったためライター1名がインタビューしている間に撮影を行い、納得した画像が取れず何度も撮影したことがありました。その結果、インタビューした方の注意をそらしてしまうことにつながってしまいました。
記事で画像を使いたいときは、インタビュー前後で写真撮影をまとめて行う配慮が必要ですので、注意しておきましょう。
執筆時の失敗
7. 執筆する時間の目安を設けない
文章を執筆する時間にも制限を設けていないと、延々と自分が納得いくまで書き直すことになります。
記事を提出する締め切り日に間に合わせるためには、どのくらいの時間を執筆作業に費やせるのか、最初に逆算しておきましょう。
執筆する時間の目安は、3つめの失敗でもご紹介したタイムマネジメントツールを使って時間を計測することで把握できます。
参考:
無駄な時間を削りたいなら必須!時間管理が捗るおすすめタイムトラッキングツール10選
8. 録音したものをそのまま書き起こすだけで終わる
インタビュー記事を作成する場合、レコーダーに録音した音声の書き起こしをそのまま記事として使用してしまいがちです。
しかし、文章にして読んでみるとまったく文脈がつながらないことはよくあります。
話しているときには気にならない語尾の変化も、文章にすると表記ゆれになり読みにくくなります。
音声を書き起こしたら、文脈や語尾に注目して読み返しましょう。
9. アイキャッチに使える画像がない
記事を公開するときは、読者の注意を引くためにアイキャッチ画像をつけるでしょう。
記事を作成し終わって、最後にアイキャッチ画像を付けるだけという段階になって、期待していた画像が撮影できておらず、後日もう一度撮り直したことがありました。
もう一度撮影するとなると、本来なら必要なかった余計な手間をかけてしまいます。こんなアイキャッチ画像を使いたいというイメージができている場合は、事前にカメラマンや撮影する人に伝えておきましょう。
10. 作成した記事を読み直さずそのまま提出する
文章を執筆してもそのまま提出できるわけではありません。
自分が思っている以上に誤字脱字、表記ゆれ、文章のねじれ(主語と述語が対応していない状態)が起こっていることがあります。
一度作成した記事は、提出する前にもう一度読み直して修正する部分がないかどうかチェックしておきましょう。
参考:
記事の質を上げるために活用しよう!最低限おさえておきたい原稿チェックリスト10項目
まとめ
記事構成を作成する時間や文章を書くスピードを上げるためには、慣れが必要なことももちろんあります。ですが、データを調べるときによく使うホームページはブックマーク機能を使ってまとめておく、タスクマネジメントアプリで時間を計測し目安となる作業時間を見積もっておくといった方法で、改善できる部分もあります。
ツールを上手く活用しながら、同じ失敗を繰り返さないように改善していきましょう。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
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