新連載「 株価と決算から見る デジタルマーケティング市場」がスタートします。

日本で上場しているデジタルマーケティング企業の動向を月次でまとめて発信していきます。内容は主に、株価の動き(ランキング形式)とその要因分析、話題となったニュースの解説となります。自社をとりまく業界の状況を、ぜひチェックしてみましょう!

記事中の専門用語については、末尾で解説をしていますので併せてご覧ください。

目次

  1. 2023年1月に株価が大きく変動した会社
  2. 注目ニュース:モノ言う株主がデジタルガレージに対して株主提案
  3. 用語解説

2023年1月に株価が大きく変動した会社

上場デジタルマーケティング企業の株価騰落率ランキング(2023年1月月間)

上場デジタルマーケティング企業の株価騰落率ランキング(2023年1月月間)

最近は「米国のインフレがいつピークアウトし、利上げペースが緩まるかの見通しが日本を含めた世界全体の株式市場に大きな影響を与える要因になっています。

2023年1月はインフレがピークアウトし米国が利上げペースを緩め始めるとの見方が浸透し、加えて中国のゼロコロナ政策終了による景気先行き懸念の後退したことが株式マーケットにプラスに働き、日経平均株価は月間で4.6%上昇しました。

一方で、上場デジタルマーケティング企業26社は平均すると5.0%上昇し、わずかに日経平均を上回って推移しました。その中で、月間で株価が大きく動いた会社にフォーカスして検証したいと思います。

株価上昇率第1位:フィードフォースグループ(+40.26%)

デジタルマーケティング広告関連ツールを提供するフィードフォースグループは、日本株全体でも直近で最も株価が上昇している会社の一つです。2022年12月28日に2023年5月期の第2四半期決算を発表し

デジタルガレージ社のIR資料から抜粋





【特集】株価と決算から見る デジタルマーケティング市場