「デザイナー」と聞いて、あなたならどういった職業の人物を思い浮かべますか?

デザインと一口に言っても、店舗のショーケースをデザインしたり、ホームページやゲームキャラクターをデザインしたり、仕事の内容は多岐に渡ります。
請け負う仕事の内容によって求められるスキルは異なるので、デザイナーを目指したい方は自分の得意分野を見つけておくようにしましょう。

今回は、分野別にデザイナーの種類とそれぞれの特徴を紹介します。
これからデザイナーになりたい方や現在デザイナーとしてのキャリアに迷われている方はぜひ参考にしてみてください。

デザイナーの仕事の種類21選

総務省が公表している「日本標準職業分類」において、デザイナーは専門的・技術的職業従事者のうち芸術家や写真家と同じ分類としてまとめられています。
ですが、デザイナーは取り扱うものによってプログラミングや建築など、芸術分野以外の知識も求められる職業です。

では、具体的にデザイナーにはどういった種類があるのでしょうか。21種類の仕事と特徴を紹介します。

参考:
日本標準職業分類(平成21年12月統計基準設定) 分類項目名 |総務省
[「デザイナー」といわれる職業、仕事の種類 | Career Garden] (http://careergarden.jp/job_matome/designer/)
[職業分野から探す - デザイン系の職業|Benesse マナビジョン] (https://manabi.benesse.ne.jp/shokugaku/job/genre/012/index.html)

1.グラフィックデザイナー

デザインを通じて情報を伝える表現手法を「グラフィックデザイン」といい、グラフィックデザインの企画制作を担当するデザイナーを「グラフィックデザイナー」と言います。

チラシや新聞、雑誌をはじめ、商品のパッケージ、書籍の表紙、店の看板まで幅広く取り扱います。

参考:
仕事内容まるわかり職種図鑑(グラフィックデザイナー・デザイナー)|女性の求人・転職なら【とらばーゆ】

2.DTPデザイナー

本やチラシの印刷における一行程として原稿や版下の作成、レイアウトを担当するデザイナーです。DTP専用のソフトを利用することもあり、専門的な知識が要求されます。

3.Webデザイナー

ホームページのデザインを担当するデザイナーです。
クライアントの要望に合わせてデザインを作成するだけでなく、HTMLCSSなどのコーディングまで担当する場合があります。

4.UI/UX デザイナー

WebサービスにおけるUIユーザーインターフェース)のデザインを請け負うデザイナーです。
UIとはユーザーが商品やサービスに接する要素の総称であり、ホームページであればボタンやフォントなどがUIに含まれます。一方、UXユーザーエクスペリエンス)とはユーザーが商品やサービスを通して得られる経験を指します。

UIデザイナー・UXデザイナーとそれぞれに特化した名称で呼ばれることもありますが、UI/UXデザイナーとまとめて称されることもあります。

5.CGデザイナー

コンピューターグラフィックを利用してデザインを行うデザイナーです。
CGには2Dと3Dの2種類があり、アニメーションの作成や建築物の設計などの分野で活躍されています。

6.ゲームデザイナー

ゲームデザイナーとは、ゲームの制作にあたってキャラクターや背景を作成するデザイナーです。なかでもキャラクターの動きを担当するデザイナーは「モーションデザイナー」と呼ばれています。

参考:
モーションデザイナーの仕事を知ろう! | ゲーム専門の学校 総合学園ヒューマンアカデミー

7.テキスタイルデザイナー

テキスタイルデザイナーは、服飾品やインテリアに用いる布地の素材や柄のパターンをデザインする職種です。織り方や糸の種類など、布織物に関する専門的な知識が求められます。

8.ファッションデザイナー

洋服やカバン、靴などファッションに関連したアイテムを担当するデザイナーです。

9.インテリアデザイナー

個人の住宅のほか、美術館やオフィスビルにおいて、インテリア全体の監修と演出を担当するデザイナーです。家具や照明、什器などの知識が必要とされます。

10.空間デザイナー

個人の住宅のほか、駅やホテル、公園などの空間に対する監修を担当するデザイナーです。その空間を利用する人に合わせて、利用しやすい動線の設計や設備の用意を行います。

11.照明デザイナー

空間デザイナーのなかでも、照明に特化して空間を演出するデザイナーです。
オフィスビルや商業施設だけでなく、街のイルミネーションの企画・設計も担当します。

12.建築デザイナー

個人の住宅やオフィスビルなどの建築物においてデザインを担当する職業です。
設計に関する基本的な知識をもち、デザインに合わせた平面図・立体図や模型を作成します。

13.フラワーデザイナー

結婚式場やホテル、イベント会場でのフラワーアレンジメントを担当するデザイナーです。
TPOに合わせて花を選択し、装飾する知識が必要となります。

参考:
[フラワーデザインとは? | 公益社団法人日本フラワーデザイナー協会 (NFD)] (http://www.nfd.or.jp/what-flowerdesign)

14.プロダクトデザイナー(インダストリアル・デザイナー)

生活用品や家電など製品のデザインを担当するデザイナーです。
製品の特性や機能を踏まえた上で、使いやすさを損なわないデザインが求められます。

15.カーデザイナー

自動車のデザインを担当するデザイナーです。
デザインを行う場所は、エクステリア(ボディデザイン)とインテリア(内装デザイン)に分かれます。

16.ジュエリーデザイナー

宝飾品のデザインを行うデザイナーです。
ブランドで販売する大量生産のジュエリーだけでなく、個人から要望を受けてオリジナルのデザインを作成する場合もあります。

17.雑貨デザイナー

文房具や食器などの生活雑貨のデザインを担当するデザイナーです。見た目の美しさや機能性だけでなく、安全性も意識して作成を行う必要があります。

18.キャラクターデザイナー

アニメや漫画、ゲームにおけるキャラクターのデザインを担当します。
企業のマスコットキャラクターをデザインすることもあり、その際にはクライアントの要望に合わせたキャラクターが求められます。

19.エディトリアルデザイナー

雑誌や書籍、カタログなどの紙面を担当するデザイナーです。
フォントページの余白を調整し、美しく読みやすい紙面に仕上げることが仕事となります。

20.ブックデザイナー

書籍の表紙やカバーなどのデザインを担当します。
本文や表紙に用いる紙の選択まで担当することもあり、装丁家とも呼ばれています。

参考:
[ブックデザイナー(装丁家) | Benesse マナビジョン] (https://manabi.benesse.ne.jp/shokugaku/job/list/130/index.html)

21.ディスプレイデザイナー

商品や展示物を引き立てるための装飾を行うデザイナーです。
デパートのショーウィンドウや店舗内における商品の陳列棚を担当し、デザインだけでなくマーケティングの知識も求められます。

参考:
[ディスプレイデザイナー | Benesse マナビジョン] (https://manabi.benesse.ne.jp/shokugaku/job/list/129/index.html)

まとめ

カーデザイナーやジュエリーデザイナーなど、デザイナーの職種は取り扱う対象によって異なります。そのため、デザイナーを志しているなら、自分の得意分野を見つけることが重要でしょう。

また、UI/UX デザイナーやCGデザイナーのように、デザインのスキルだけでなくプログラミングの知識が求められる職種もあります。今後、Webサービスに関連したデザインを行いたいと考えている方はデザインの知識だけでなく、HTMLCSS、Javaと言った基本的なプログラミングのスキルは学んでおきましょう。

所属する企業によっては、1つの分野に絞り込むことなく、幅広い知識やスキルが求められる場合もあります。自分に合ったデザイン分野を探すだけでなく、その分野のプロフェッショナルになるにはほかにどんなスキルが求められるのか考えておくようにしましょう。