WebページをSNSやメッセンジャーでシェアする時、「URLが長くて送りにくいな…」と感じたことはありませんか?

例えば、Twitterは140文字と送信できる文字数が限られていて、URLをそのまま貼り付けるとそれだけで文字数を多く使ってしまうこともあります。日本語URLやパラメーターがついたURLだとさらに長くなるでしょう。

そのようなときはURL短縮ツールbitlyビットリー)」を活用して、長いURLを読みやすく短縮してみましょう。今回は、簡単に短縮URLを作成できる「bitlyビットリー)」の登録方法と各機能の使い方を解説します。

目次

  1. bitly(ビットリー)とは
  2. 登録方法
  3. bitly(ビットリー)の使い方
    1. 短縮URLの作成
    2. 短縮URLのカスタマイズ
    3. 短縮URLの表示/非表示切り替え
    4. アクセス解析
  4. 簡易的なアクセス解析にもなるbitly(ビットリー)を活用しよう

bitly(ビットリー)とは

bitly(ビットリー)のキャプチャ
https://bitly.com/

bitlyは、クラウド型のURL短縮サービスです。2008年にアメリカのニューヨークでスタートして以降、Twitterの流行とともに世界中にユーザーを増やしてきました。月間6億個以上の短縮URLが、bitlyで生成されています。

基本的な機能は無料で、有料のEnterpriseプランもあります。Enterpriseプランでは、独自ドメインで短縮URLが作れたり、解析機能が拡充されています。

bitly(ビットリー)登録方法

bitly(ビットリー)のキャプチャでSIGN UPの位置を解説
https://bitly.com/

bitlyのページの右上部にある、「SIGN UP」ボタンをクリックします。

bitly(ビットリー)のキャプチャでCREATE ACCOUNTの位置を解説
ユーザー名、メールアドレス、パスワードを入力し、「私はロボットではありません」のチェックボックスをチェックして、「CREATE ACCOUNT」ボタンをクリックします。
Facebook、Twitterアカウントで登録することも可能です。

bitly(ビットリー)のキャプチャで登録プロセスについて解説
「街区表示版のタイルをすべて選択してください」など、ボットでないことの確認プロセスが表示されたら、指示に従います。

bitly(ビットリー)のキャプチャでチュートリアルについて解説
登録が完了するとそのままログインし、bitlyのチュートリアルが表示されます。

bitly(ビットリー)のキャプチャでメール承認について解説
登録したメールアドレスには、確認メールが届きます。全ての機能を使えるようにするため「VERIFY YOUR EMAIL」ボタンをクリックし、認証を完了しておきます。

bitly(ビットリー)の使い方

短縮URLの作成

bitly(ビットリー)のキャプチャでCREATE BITLINKの位置を解説
ログイン後に表示されるダッシュボードページ右上の「CREATE BITLINK」ボタンをクリックします。

bitly(ビットリー)のキャプチャで短縮URLの作成方法を解説
右側の「PASTE LONG URL」欄に、短縮URLを作成したい元のURLを貼り付け、下にある「CREATE」ボタンをクリックします。

bitly(ビットリー)のキャプチャで短縮URLのシェア方法を解説
短縮URLが作成されます。すぐ右の「COPY」ボタンをクリックすればクリップボードに短縮URLがコピーされ、「SHARE」ボタンをクリックすればSNSでシェアできます。

短縮URLのカスタマイズ

bitly(ビットリー)のキャプチャでURLカスタマイズについて解説
TITLEの欄に、bitly内でのタイトルを入力します。

bitly(ビットリー)のキャプチャでURLカスタマイズについて解説
CUSTOMIZEの欄では、bit.ly/以降の、ランダムな英数字で構成されるサブディレクトリ部分を変更できます。変更後、右下の「SAVE」ボタンをクリックします。

bitly(ビットリー)のキャプチャでURLカスタマイズについて解説
すでに他のユーザーがそのURLを使用している場合、CUSTOMIZEの欄が赤くなり「The Custom Bitlink is taken.」というエラーメッセージが表示されます。

bitly(ビットリー)のキャプチャでURLカスタマイズについて解説
登録が完了すると、変更したタイトルURLが一覧に反映されます。

短縮URLの表示/非表示切り替え

bitly(ビットリー)のキャプチャで表示/非表示切り替えについて解説
一度bitlyで作成した短縮URLは、削除することができません。削除の代わりに、非表示という扱いになります。表示中の短縮URLを非表示にする場合、該当URLのEDITボタンをクリックします。

bitly(ビットリー)のキャプチャで表示/非表示切り替えについて解説
Hide Bitlinkをクリックします。

bitly(ビットリー)のキャプチャで表示/非表示切り替えについて解説
確認のウィンドウが表示されたら、CONFIRMをクリックします。

bitly(ビットリー)のキャプチャで表示/非表示切り替えについて解説
一覧から短縮URLがなくなりました。

bitly(ビットリー)のキャプチャで表示/非表示切り替えについて解説
非表示の短縮URLを表示する場合は、画面右上のスライダーのアイコンをクリックします。

bitly(ビットリー)のキャプチャで表示/非表示切り替えについて解説
非表示の短縮URLを表示するため、Only Hidden Bitlinksにチェックを入れ、APPLYボタンをクリックします。

bitly(ビットリー)のキャプチャで表示/非表示切り替えについて解説
非表示の短縮URL一覧が表示されます。該当URLのEDITボタンをクリックします。

bitly(ビットリー)のキャプチャで表示/非表示切り替えについて解説
Unhide Bitlinkをクリックします。

bitly(ビットリー)のキャプチャで表示/非表示切り替えについて解説
確認のウィンドウが表示されたら、CONFIRMをクリックします。

bitly(ビットリー)のキャプチャで表示/非表示切り替えについて解説
左上のFilterのHiddenまたはClear Allをクリックすると、絞り込み条件が解除されます。

bitly(ビットリー)のキャプチャで表示/非表示切り替えについて解説
短縮URLが再度一覧に表示されるようになりました。

アクセス解析

bitly(ビットリー)のキャプチャでクリックの計測方法について解説
ダッシュボードの上部には、作成した短縮URLのクリック数のグラフが表示されています。
右上で日付範囲を変更することで表示期間を変更することが可能です。

中央のHide Chartをクリックすると、グラフ部分が非表示になります。

bitly(ビットリー)のキャプチャでクリックの計測方法について解説
個別の短縮URLをクリックした場合に表示されるレポートです。

1:時間ごとのクリック数です。
2:リンク元です。リファラーを元に判別していますが、リファラー情報を持たないブラウザへのURL直接入力やメールクライアントなどは、Dark Trafficと判別されます。
3:クリックが発生した国です。

簡易的なアクセス解析にもなるbitly(ビットリー)を活用しよう

bitlyなら、無料で簡単に短縮URLを生成できます。TwitterやFacebookなどSNSへの共有もスムーズです。簡単なアクセス解析であれば、Google Analyticsなどを活用しなくても、bitly内で手軽に確認できます。仕事でもプライベートでも、受け取る側が読みやすいメッセージを心がけて、活用しましょう。

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