メルマガ開封率を改善させたい場合、どのような方法を実施すればいいのでしょうか。この記事では、メルマガ開封率の平均値や、開封率を改善させる具体的な施策を紹介します。

メルマガ開封率を向上させて成果につなげたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. メルマガの開封率とは?
  2. 【業種別】メール開封率の平均値
  3. メルマガ開封率を改善するための11の施策
  4. 開封率以外に重要となるメルマガ配信のKPI
  5. メルマガの開封率を改善して売上アップにつなげよう!

メルマガの開封率とは?

メルマガ開封率とは、メールマガジンの受信者のうちメールを開封した人の割合を示す指標のことです。開封率は、配信したメールの内容や配信時間帯、ターゲット層などによって変動します。

メルマガ開封率の算出方法は、以下の通りです。

開封率(%)=開封数÷有効配信数×100

メルマガ開封率の目標値は業界や配信内容によって異なりますが、一般的な目安としては20〜30%程度とされています。

メルマガ配信を開始する前にこうした目標値を設定し、定期的に開封率を測定しながら改善を図ることが大切です。

【業種別】メール開封率の平均値

メール配信システムを提供するBenchmark社によると、業種別のメール平均開封率(2022年1月時点)は下表のようになっています。

業種別 平均開封率
広告/マーケティング/PR/メディア/デザイン 21.94%
建築・建設 26.00%
観光/エンターテイメント/ホスピタリティ 26.86%
教育(大学、社会人) 29.02%
コンサルタント/HR/人材 25.92%
ファイナンス 23.16%
医療 25.92%
保険 21.38%
製造/物流/エンジニアリング 20.49%
NPO/行政サービス 31.95%
不動産 25.23%
小売/消費サービス 27.29%
教育(小中高) 36.00%
テクノロジー/通信 25.33%
フィットネス 27.55%
業種不明 25.04%

出典:平均メール開封率レポート 【2022年版】 業種別・地域別(国別)の最新情報

メルマガ開封率を改善するための11の施策

メルマガ開封率を上げるためには、差出人名や件名の設定をする際に次のような点に注意することが大切です。

差出人名

差出人名はメルマガ開封率に大きく影響します。件名を工夫する企業は多いですが、「差出人名」を工夫している企業はあまり多くはないかもしれません。

● 差出人名を設定する

差出人名が設定されていない場合、ユーザーは誰からのメールか判断することができません。そのため、メールが開封されないどころか、破棄される可能性もあります。開封率をあげるためにも差出人名は必ず設定しましょう。

● ユーザーが認知している差出人名にする

メルマガ開封率を高めるには、ユーザーが認知している名前を差出人名に設定することが大切です。 BtoCであれば「会社/サービス名」、BtoBであれば「営業担当者名+会社/サービス名」を設定するのがいいでしょう。

● 差出人名を15文字以内に収める

差出人名が長いと受信一覧画面で省略されてしまいます。そのため、長くても15文字前後に収めることが理想です。ただし、企業名やサービス名によって15文字以上になる場合は、この限りではありません。

● 必要ない記号や装飾は入れない

記号や装飾の有無は開封率に直接的に影響するものではないため、不要な装飾は省くようにしましょう。差出人名が省略されてしまう原因にもなるため、わかりやすくシンプルな差出人名に設定することが大切です。

件名

件名も受信者が最初にチェックする重要な部分です。ユーザーに刺さる件名とはどのようなものなのか、解説します。

● 文字数を15〜20文字以内に収める

パソコンやスマートフォンで表示される件名の文字数は、15〜20文字前後です。そのため長い件名は、受信一覧画面で省略されてしまいます。

また、件名が長すぎるとユーザーは書かれている内容を理解するのが難しいため、可能な限り20文字以内に収めましょう。

● 必要ない記号や装飾は入れない

件名の内容をコンパクトにするためにも、不必要な記号や装飾は省きましょう。

件名は、ユーザーの興味を惹く内容になっているかがもっとも大切です。内容を目立たせるために【】、★、●などの記号を使った件名も見かけます。

しかし、必要以上の記号や装飾を並べると信憑性にかけてしまい、迷惑メールかもしれないとユーザーから思われてしまいます。

● 伝えたい内容を冒頭に入れる

長文の件名は省略されてしまうため、伝えたい内容は必ず冒頭に入れるようにしましょう。また、人の視点は左から右に動きます。視点の動きを意識することで、受信者の目に留まりやすくなります。

● 4つのUを意識した件名にする

開封率をあげるには、ユーザーに「読みたい」と思ってもらう必要があります。そのためには、魅力的な件名にすることが重要です。

メルマガタイトルを考える際には、「Useful(有用性)」「Urgent(緊急性)」「Unique(独自性)」「Ultra specific(超具体性)」の4つのUを意識しましょう。

Useful(有用性)メルマガを読むメリットを伝え、ユーザーの興味を惹く

Urgent(緊急性):今メルマガを読むべき理由を伝え、急かせることで開封につなげる

Unique(独自性):他のメルマガにはないインパクトがあり目を引く訴求にする

Ultra specific(超具体性):できるだけ本文がイメージしやすい内容にする

● 大げさな内容の件名にしない

開封率をあげるために、本文とは関係のない時事ネタや伏字を入れると逆効果になってしまうことがあります。

いわゆる「釣りタイトル」という手法は、一時的に開封率は上がるものの、クリック率やコンバージョン率の低下を招きます。最悪の場合、ユーザーの信頼を失って購読解除される可能性もあるので避けましょう。

開封率以外に重要となるメルマガ配信のKPI

メールマーケティング_KPI.jpg

メルマガをただ配信するだけでは、成果につなげるのは難しいでしょう。メールマーケティングには、開封率以外にも重視すべき指標がいくつかあります。

メルマガの効果を最大化するには、開封率以外の指標の数値も改善していくことが重要です。一般的にメルマガで設定されているKPIは、開封率以外に以下4つの項目があります。

  • 不達率
  • クリック率
  • 反応率
  • 購読解除率

それぞれ解説します。

不達率

メールが届かなかった割合です。アドレスの変更や迷惑メールフォルダへの振り分けによって送信したメールがうまく届かない場合があります。不達となったアドレスはリストから削除するなどして、不達率を減らすことが大切です。

クリック率

届いたメールのうち、本文のURLをクリックされた割合です。クリック率が低い場合は、URLの設置場所や設置方法テキストリンクやボタンなど)を見直してみましょう。

反応率

開封されたメールのうち、本文のURLをクリックされた割合です。反応率が低い場合は、配信リストとメルマガの内容がマッチしているか再確認しましょう。

購読解除率

届いたメールのうち購読解除された割合です。メルマガの読者解除率が高い場合は、配信する時間帯や頻度が原因であることもあるので確認しましょう。

メルマガの開封率を改善して売上アップにつなげよう!

メルマガ開封率は、メールマーケティングにおいて重要な指標のひとつです。メルマガ開封率が低いと感じている場合、その問題を改善するには、差出人名件名を工夫する必要があります。自社のメルマガを今一度見直し、今回紹介した改善策を取り入れてみましょう。

また、メルマガ配信の成果を向上させるためには、開封率以外にも不達率・クリック率・反応率・購読解除率などの数値改善も大切です。