Facebookの特定のアカウントを事例として取り上げた研究論文

5.フォロワー3万人の武雄市から自治体におけるFacebook活用を考える

Facebook導入が自治体の情報発信にもたらす効果―佐賀県武雄市を事例として―|J-STAGE

京都大学鬼塚健一郎氏らが2014年に発表した論文です。
2017年10月時点で3万人以上のユーザーにフォローされている佐賀県武雄市市役所のFacebookアカウントに対する調査内容が取り上げられています。
市民のFacebook普及率などのデータや投稿体制、担当職員から見たFacebook導入の効果などが網羅的にまとめられています。

記事数ごとの反響も一覧でまとめられており、企業のFacebook運営においても役立つ内容が掲載されています。

6.FacebookとTwitterはどう使いわける?一橋大学附属図書館の事例

Facebookページ、Twitter等を含めた図書館広報への新たな取り組み:平成26年度一橋大学附属図書館情報発信ツール利用検討プロジェクトチームによる1年|JAIRO

一橋大学附属図書館において広報手段として利用している公式ホームページTwitterアカウント、Facebookアカウントについてまとめた報告書です。
これらの情報発信ツールを使いわけられていなかった状態から、発信する情報の内容や投稿ルールを個別に設定するまでの1年間の経過を取り上げています。

広報誌やメルマガ、SNSなど複数の情報発信手段を持っていても使いわけができていないという企業は多いかもしれません。
それぞれツールごとの特徴や何故運用を変えたのかまで細かく明らかにしているので、ぜひ自社の参考にしてみてください。

まとめ

Facebookに対する研究としてはFacebookそのもので発生している情報の動きを解析しているものや、具体的な事例に対する分析を行っているものがあります。
Facebookのプラットフォームとしての理解を進めるためには前者を、企業アカウント運営の参考にするなら後者を読みましょう

今回紹介したものの他にも、Facebookに関連した論文は多く発表されています。論文の検索サイトを活用して自分なりに調べてみるのもいいかもしれません。