4. 縦書き活用で知っておきたい「カッコの処理」

Excelで文字を縦書きにすると、例えば(株)などで使用する括弧も縦に並んでしまい、見栄えが悪くなってしまいます。括弧を縦書きにしたくないというときは、次の方法で対処しましょう。

STEP.1
まず、縦書き設定を解除しておきます。

STEP.2
次に、Altキー+Enterキーで1文字ずつ改行し、最後に中央揃えをして整えます。縦書き設定をしているわけではありませんが、改行することにより横書きの文字も縦書きに見せることが可能です。
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縦書きだと見栄えが悪くなってしまう(株)も、すっきり美しく見えるようになりました。
  

5. 縦書き活用で知っておきたい「アルファベット、数字の処理」

アルファベット、数字を縦書きにすると1つひとつの文字が縦書きになり、見栄えが悪く、読みづらくなってしまいます。状況に応じて回転させ、見栄え・読みやすさを向上してみてください。

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STEP.1
セルを選択し、Excel画面上部にある「ホーム」タブ内「配置」グループにある英語のabcが書かれたボタンをクリックします。選択候補の中に「左90度回転」があるので選択してください。

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これで、縦書きにするよりも見栄えがよくなりました。

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「右90度回転」を選択すると、文字は左右に反転します。好み・用途に応じて方向を変えてみてください。

本記事でご紹介した「括弧」や「数字」「アルファベット」のように、単に縦書きしただけでは見づらくなってしまう文字もあります。状況に応じて縦書き・横書きを使いわけて使用しましょう。
  

まとめ

以上、意外と知らない!Excelで縦書きにする方法をご紹介しました。Excelの縦書き方法について理解できましたでしょうか。

会議資料作成、データ分析、データ集計……と様々なビジネスシーンで登場するExcelですが、全ての機能は把握していないという方も少なくありません。Excelで文字を縦書きにする方法は基本中の基本ですが、今まで縦書きを使用したことがない人にとっては馴染みのない機能でしょう。

スペースの節約以外に、デザイン性・読みやすさを向上するためにも縦書きは有効です。横書きのままでは見栄えが悪い時に、縦書きを使用してみてください。
  

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