個人として生産性を高めるために「やるべき仕事」を選択する

西村氏:
先ほど、クラウド化の話が出ましたが、日本では利用できない企業もありますよね。セキュリティ等の理由で禁止されていたり。その中で、個人の生産性を高めていくためにどうすれば良いのでしょうか?

ピョートル氏:
まず、転職をしましょう。(会場爆笑)

機密情報を保護しながら会社のパソコンと自分のパソコンを併用するシステムを作るのが良いのではないでしょうか。根本的には退職したほうが良いですけれども…。

*クラウドの環境で、猛スピードで成長しつづけるスタートアップで働いてみれば、自分の成長が2倍3倍にもなります。*転職の理由として「年収」が注目されやすいですが、成長機会のほうが大切です。

起業家になれば、年収が下がることもあります。ただし、成長機会が沢山あるんですよね。*成長すれば、やりたいことを実現する選択肢が増える。無駄な作業は、自分の選択肢を減らします。*悪循環に陥ってしまうと意味がないですよね。

西村氏:
無駄な時間を費やすくらいなら転職したほうが良いわけですね!伊丹さんにもお聞きしたいのですが、「やるべき仕事」「やらない仕事」を決める上で、他人に仕事を振るとか、自動化するとか色々あると思います。そのためにやっていることはありますか?

伊丹氏:
僕が経営する会社で大切にしていることにつながるのですが、メンバー同士で「生き方」をリスペクトする文化ですね。やりたいこと、将来なりたいことをお互い認めて働くことです。

メンバーのイメージするゴールを、会社のミッションとすり合わせます。お互いにとって次のステップに結びつけられることを重視しています。それがあると、「やるべき仕事」が見えてきます。

google-4.jpg
左:石戸亮 氏 右:西村創一朗 氏

西村氏:
とても大事な話ですね。仕事で成果を出すためには、Will(やりたいこと)とMust(やらなければならないこと)を一致させることが大切です。

自分はこうなりたいとか、上司と共有して生き方を認めてもらって応援してもらう。そこから無駄を減らすと生産性が向上するのではと感じました。

次は石戸さんにもお聞きしたいのですが、生産性の高め方で意識していることや活用しているツールはありますか?

石戸氏:
生産性で重視しているのは「時間」かなと思っています。*時間は常に有限なので、「どう使うか」を意識しています。*サイバーエージェント時代に上司から時間への意識の持ち方についてアドバイスをもらっていました。

私は朝型なのですが、あまりにも早い時間帯に仕事をしていると、メールを送るに送れないじゃないですか。自分の上司であれば気を使わず何時でもメールしてしまうのですが、クライアントやメンバーにはできません。かといって、その時間まで待つのは無駄になってしまう。

そこで、「Yeswere」というメール配信ツールを利用しています。これは、時間差でメールを送信できるんです。朝6時に作成したメールを9時くらいに送信したりしていますね。

西村氏:
ありがとうございます。では、次に会場の皆さんからの質問に回答していただきましょう。なにかありますか?