プレゼンのゴールは内容の理解と行動への移行

人に伝えることを意識すると、「情報の内容」を充実させることに焦点が向かいやすくなります。しかし、プレゼンのゴールはオーディエンスがその内容を理解でき、次の行動に移せる状態です。

そのため、澤 氏はどんなテーマでもオーディエンスに合わせて「再利用」できる形で伝えることを意識しているそうです。また、飯髙は100人中の10人に熱心になる伝え方を意識しており、両者には「特定の(属性を持った)人」に向けていることがわかります。

特定の人に向けて発信することで、強烈な共感を生み、ファンを作ることができます。そして、ファンによって連鎖的に広まることで結果として大勢の人にメッセージを伝える事ができるという考え方です。自身の発表が「伝わっていない」と感じる方にとっての気付きになるのではないでしょうか。