1. 商品デザイン

商品のデザイン自体がオシャレであったり斬新であったりすると、ユーザーの投稿動機に結び付きやすくなります。

写真映えする風景や物などのことを「フォトジェニック」といいます。フォトジェニックな被写体を選んで「SNS映え」を意識することで、反響を集める投稿を狙いましょう。
  

オシャレなデザインでSNSから話題に

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カイリジュメイ

カイリジュメイは、ドライフラワーと金箔があしらわれたリップです。オシャレで繊細なデザインが若い女性の注目を集め、インスタグラムで拡散されて有名になりました。

SNSのユーザー層はサービスによって異なります。自社商品のターゲット層と親和性の高いサービスで拡散されている商品を調査すると、ユーザーの求めるものが見えてくるかもしれません。
  

1人ひとり違うフォトジェニックを提供

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pinofondue café

ピノフォンデュカフェは、期間限定でオープンしたイベントショップです。アイスのピノと、マシュマロクリームやチョコペンなど様々なトッピングの材料がセットになっており、購入した客が自由にトッピングして飾ることができます。2017年には、自分たちでフォトジェニックなピノを作る「ピノジェニック」をテーマにし、数多くの投稿でSNSを盛り上げました。
  

2. 空間デザイン

商品のデザインだけではなく、ショップやイベントそのものを「フォトジェニック」に工夫するのも有効です。
  

砂浜カフェ

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Alee Beach

Alee Beachは、本物の砂浜が床に敷き詰められたリゾート風のカフェです。

貸し出しサンダルで入店できるため、普段着のまま、本物のビーチに来ているかのように楽しめます。また、2012年にアメリカで流行した天使の羽の絵が描かれたフォトスポットを設置しており、インスタグラムを中心に多くのユーザーが写真を投稿しています。
  

3. キャンペーン企画

ユーザー参加型のキャンペーンを企画し、投稿を促す方法です。特定のキーワードに「ハッシュタグ」をつけて投稿します。他のユーザーの投稿も確認できるため、参加している一体感を感じられます。
  

ハッシュタグ投稿でフォトコンテスト

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山中温泉インスタグラムコンテスト

石川県にある山中温泉は、観光中に撮影した写真をハッシュタグ付きでインスタグラムに投稿してもらい、その中から優秀作品を選定して景品をプレゼントするキャンペーンを行っています。ユーザーに拡散してもらうことで山中温泉のアピールに繋がる一方、投稿者も景品のチャンスを得られ、相互にメリットが生まれます。