BAKEの情報発信のこれから

BAKEを支える3人のインハウスエディター_013a.jpg

モリ:
活動を広げてきたBAKEのオウンドメディアは今後、どう成長させていくことになるんでしょうか?

名和:
THE BAKE MAGAZINEは、新しいお店のリリースを書いたり、採用したいポジションで働いている人のインタビューをする、といったことに比重が置かれ過ぎていたのが改善点かなと思っています。

塩谷:
どうしても、自社のニュースの割合が高過ぎるんですよね。

名和:
そうなんです。新しいブランドの立ち上げが重なったりすると仕方ない部分もあるんですけど。今後は、他社さんでBAKEという企業について話をしてくださる方を探したりとか、新しいことに取り組んでいきたいと思います。

モリ:
CAKE.TOKYOはいかがですか?

平野:
SEOやソーシャルで流通させるための対応など、メディアの基礎的な部分を強くしていきながら、お菓子業界を盛り上げるための動きをしていきたいですね。歴史ある企業がどうして長い間お菓子を作ってこられたのか、そういう深いストーリーみたいなものを聞けるようなメディアになりたいですね。

モリ:
なるほど。OPENLAB REVIEWはどんなことを目指していくんですか?

大嶋:
OPENLAB REVIEWはマニアックなテーマを扱っているので、PVをたくさん獲得することはあまり重視していません。その代わり、BAKEが本気でお菓子の科学に取り組んでいる姿勢を伝えていきたいと思っています。専門家の方々は、ご自身の専門のことは詳しく知っておられますが、守備範囲が限られていることが多いです。なので、メディアとして横断的に発信して、いろんな分野をつなぐようなハブを目指していきたいと思っています。BAKEを中心に、BAKE外の人も巻き込みながら、お菓子を進化させていくような流れを作っていきたいと思います。

モリ:
それぞれのメディアのこれからも楽しみです。今日はありがとうございました。

BAKEを支える3人のインハウスエディター_014a.jpg
  

まとめ - 内製化することで会社にファンがつく -

今回は、BAKEのインハウスエディターの様子をお伝えしました。インハウスエディターが主体となって情報発信を担当することで、次第に会社にファンがついてくることがわかりました。

登場いただいたインハウスエディターの3人は、いずれも自ら試行錯誤ができる人たち。どうしたら良いコンテンツになるか、どうしたら多くの人に見てもらえるかを試行錯誤することがファンを増やすことにつながり、BAKEの優位性につながっています。

BAKEという会社が運営する3つのメディアも、それぞれ目的が異なっていました。オウンドメディアの目的をどこに据えるのか、 外部にどう協力を求め、どう内製化するのか。今回の記事が、少しでも情報発信に力を入れようとしている企業のヒントになればと思います。