6. ジェフ・ベゾス氏

Amazonの創業者でありCEOのジェフ・ベゾス氏が母校であるプリンストン大学の卒業式で行ったスピーチです。

幼少期に祖母に対して、吸っている煙草の本数から寿命が何年縮まるか指摘したことで祖母に泣かれてしまったことをエピソードとして取り上げ、賢さと優しさの違いを説明しています。

賢さは生まれ持った才能かもしれないけれど、優しさは自分で自由に行える選択の1つであると述べ、学生たちに向かって「安定を選ぶか、それとも挑戦し続けるか?」「間違いを犯したらそれを隠そうとするか、それとも謝るか?」といった選択を問いかけ、スピーチを終えました。

参考:
「才能と選択の違いを知ること」 Amazon創業者ジェフ・ベゾスが卒業式で語った、道の切り開き方|ログミー
  

7. エリック・シュミット氏

Googleを子会社に持つアルファベット社の会長 エリック・シュミット氏が母校のボストン大学の卒業式で行ったスピーチです。

ネットが世界にもたらす影響と、ネットだけで世界のあらゆる問題を解決できるわけではないこと、問題解決にはイノベーションと起業家精神が重要であることを述べています。

世界最大のIT企業の会長でありながら、*「モニターの光の中に人生はありません」*と、友人や家族とのリアルなコミュニケーションの重要性を説いているのが印象的でしょう。

参考(日本語訳):
Google会長が卒業スピーチで語った、「人とつながること」の本当の意味|ログミー
  

8. ジェフ・フーバー氏

Googleの元副社長ジェフ・フーバー氏がイリノイ大学の卒業式にて行ったスピーチです。

ジェフ・フーバー氏は、Googleを退職後、ガン検査事業を展開するグレイル(Grail)社のCEOを務めています。スピーチでは、農家で生まれ育ち、14歳の頃にはフロッピーディスクの転売による事業を始めたことや、インターネットオークション大手eBay社での経験、Googleへの転職など自身の半生について振り返っています。

また、妻の死をきっかけに、生命科学とコンピューター技術を組み合わせる方法について学び始め、グレイル(Grail)社のミッションを感じるようになったことを最後に述べています。

参考(日本語訳):
すべての物事には“もっといい方法”が必ずある–元Google副社長が最愛の妻の死から学んだこと|ログミー