現地の見本市に潜入

突然ですが、海外の見本市はどんな風になっているのか、皆さん気になりませんか。

今回ベトナムまでうかがったのは、見本市「vietbeauty 2017(2017年8月23日〜8月25日開催)」に参加するためです。主に化粧品を扱っており、ベトナム国内でも最大級の規模を誇ります。せっかくの機会ですから、リアルな場の紹介として見本市の様子もお届けします。

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こちらは見本市の会場となったSaigon Exhibition and Convention Center(SECC)。日本でいう「東京国際フォーラム」のようなコンベンションセンターです。

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オープニングセレモニーではベトナムの民族服アオザイを着た男女による舞台が催されました。ベトナムらしい!

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ベトナムの見本市と言っても国内企業ばかりが出展しているわけではなく、区画ごとにタイエリア、韓国エリアなど、ほかの国の美容企業も多く参加していました。

また、まだ少ない印象でしたが、もちろん日本の企業も出展していて、タイと同じくメイク用品よりスキンケア用品のほうが人気がありました。各ブースでは商談が盛んに行われていました。
  

ベトナム女子の、ソーシャルとのつきあい方

リアルな場の報告が続きましたが、ようやく肝心のソーシャル事情をお届けします。

まずは、インフルエンサーのマネジメントを手がけるフンさんに話を聞きました。

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FISM(インタビュアー):
ベトナム女子がよく使っているSNSは何でしょうか。

フンさん(画象左):
FacebookとInstagram(インスタグラム)の2つをみんな登録しています。ベトナム独自のSNSもありますが、それらはあまり流行っていなくて……。SNSには情報源としての強さを感じます。20代の情報の仕入れ先はSNSがメインです。それより上の世代は雑誌、テレビのほうが強いかなという感覚です。

FISM:
ベトナム女子に人気のアプリは何でしょうか。

フンさん:
写真が10秒で消えるSnapchat、面白い動画が撮れるSNOW、フィルターがオシャレなカメラアプリFoodieは人気です。ベトナム女子はセルフィーが大好きで、街のあちこちで撮影している姿を目にするはずです。カメラアプリに関しては、ほかにもAnalog Camera、VSCO 、Afterlightといった、オシャレでキレイな写真を撮れるものが人気です。

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続いてベトナムのチャットコマースを手がけるハウさんに話を聞きます。

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FISM:
今、何のアプリを使って、ハウさんのお店は運営しているのでしょうか。

ハウさん(画象中央):
Facebookとインスタグラムです。

FISM:
一度に、どのくらいの商品を仕入れているのでしょうか。

ハウさん:
シーズンによっても変動しますが、人気のあるものは一気に100個くらい仕入れます。少なくても20〜30個は仕入れます。プレオーダーなどはおこなっていなくて、売れそうなものを見定めて先に買ってきて売ります。日本の商品だとSK-Ⅱがとっても人気なんですよ。

FISM:
情報の参考元は何でしょうか。

ハウさん:
Amazonのレビューやコスメの口コミサイトはとても参考になります! ベトナム発の口コミサイトは正直なところ盛り上がりがいまいちで、あまり参考にしていないのが実情です。