サンクスページとは、インターネット上のサービスを完了した際に表示されるページのことです。具体的には、商品を購入したときの「お買い上げありがとうございます」のページや会員登録を完了したときの「会員登録ありがとうございます」のページなど、顧客に感謝の意を示すページを指します。

マーケティングでの利用例

サンクスページ.png

サンクスページは、通常サービスを利用した訪問者が最後にたどりつくページになっています。もちろん、お礼の言葉を表示して感謝の気持ちを伝えるだけの場合もありますが、訪問者に新たな興味をもってもらうための工夫がなされていることが多いようです。

訪問者が、ある会社の商品購入や会員登録、問い合わせといったサービス利用したということは、この会社や商品に興味があったということです。ですから、サンクスページに特典情報や新商品の紹介を載せることによって、他の商品やサービスに興味をもってもらうことができるのです。

また、このページに情報を取得するタグを埋め込んでおくことで、売上管理や顧客情報の管理に利用できるだけでなく、どのページを経由してサンクスページにたどり着いたのかまで把握することができます。企業側はこの情報をもとに、さらに売り上げを伸ばすための戦略を考えることができるのです。

このサンクスページを軽視する企業は多いようです。しかし、サービス利用者はこのページを意外としっかり確認しているものです。ですから、常に新しい情報を提供したり、利用者の興味を引く仕掛け(ゲームやクイズなど)を掲載して楽しんでもらったりすることが大切です。サンクスページを有効に活用することで業績アップにつながることがあるのです。

会話例

サンクスページでおすすめ商品を紹介しよう」
「商品購入後の流れがサンクスページに記載してあるので親切だ」