10代の4割が商品購入経験あり! YouTuberのタイアップ広告事例
YouTubeは全世界で10億人以上のユーザーが利用している巨大プラットフォームです。
その影響力から、YouTuberが企業とタイアップして商品やサービスを紹介する広告スタイルは珍しいものではなくなってきました。また、商品購入の際にYouTuberの商品紹介動画を参考にするユーザーも増えています。
特に10〜30代の若年層に関しては、3割以上のユーザーがYouTuberの動画がきっかけで商品を購入した経験があるそうです。YouTuberと企業のタイアップは、他の広告と比べてどのような利点があるのでしょうか。
今回は、動画広告にYouTuberを起用するメリットと、最新のタイアップ広告事例を紹介します。
参考:
プレスルーム - YouTube
10代の4割がYouTubeがきっかけで商品購入経験あり
食品やコスメ、ゲーム、家電など様々な企業がYouTuberとのタイアップ動画を配信しています。これらの動画広告は、ユーザーの購買意欲へどのくらい影響するのでしょうか。
引用:
エビリー 10-30代世代別YouTube動画視聴と商品購入の関連調査(CA Young Lab調べ)
YouTubeデータを活用した動画マーケティング支援ツールを提供する株式会社エビリーが2018年に発表した「10-30代世代別YouTube動画視聴と商品購入の関連調査(CA Young Lab調べ)」によると、全体の50%以上が商品の購入時にYouTuberの動画を参考にすることがあると答えています。
また、実際にYouTuberが紹介した商品の購入経験がある割合は、全体の38.8%。10代に関しては43.7%と、4割以上のユーザーがYouTuberの商品紹介から購入経験があると回答しています。
10〜30代の若年層にとって、YouTuberによる商品紹介は購買意欲に大きな影響を与えていると言えます。
YouTubeアプリの利用者数は増加している
2018年にニールセンが発表した「スマートフォン動画アプリの利用状況」によると、YouTubeを含む無料動画アプリの利用者数は2年前よりも1.5倍増加しています。
中でもYouTubeアプリの利用者数は昨年度よりも25%増え、世界で最も多い3,617万人が利用しているとしています。
YouTubeの利用者増に伴い、YouTuberの影響力も強くなっていることが想定できます。
企業がYouTuberを起用するするメリット
企業がYouTuberを起用したタイアップ動画を制作するメリットを紹介します。
1.YouTuberのファンにアプローチできる
企業が動画広告を作成しても、広告がすぐにユーザーに届くとは限りません。しかし、多くのファンを抱える人気YouTuberとタイアップすることで、そのチャンネルを定期的に視聴しているファンに広告を届けられます。
YouTuberの抱えているファン層が、商品のターゲットとマッチしていれば、商品の認知・購買意欲向上に繋がり、広告効果が期待できるでしょう。
2.拡散力がある
10〜30代の27.6%がYouTuberが紹介していた商品を友達に勧めたことがあると回答しています。YouTuberの商品紹介を視聴したユーザーは、その内容に共感した場合、近しい人にも商品を勧める傾向にあるようです。
YouTubeには、TwitterなどのSNSを通じて動画を拡散できるボタンも付いているので、SNSのフォロワーにもすぐに情報を共有できます。
ユーザーの友達や家族などの知人に動画を見てもらうことができるので、商品認知度は広がりやすいと言えるでしょう。
参考:
エビリー 10-30代世代別YouTube動画視聴と商品購入の関連調査(CA Young Lab調べ)
3.広告公開期間が長い
テレビCMの場合、一般的には契約期間が決まっており、期間終了後はその広告を目にすることはなくなります。一方、YouTuberを起用した動画広告の場合、広告はYouTuberの動画チャンネルにて配信されるため、1度配信した後はYouTuber側で削除しない限り永続的に公開され続けます。
上記は2014年に公開されたHikakinTVとLOTTEのタイアップ動画です。3年以上前に公開された動画広告ですが、未だにHikakinTVに掲載されています。
また、YouTubeの関連動画欄に表示されれば、数年前に公開された動画であってもユーザーに閲覧してもらえることもあります。
ただし、商品の仕様変更があった場合やリニューアルされた場合は、過去の動画広告にもその旨を追記しないとユーザーへ誤解を与える可能性も出てくるので注意が必要です。
4.「広告」と思われずに視聴してもらえる
YouTuberの特性に合わせたタイアップ動画を配信することで、通常の動画広告よりも広告色が薄くなります。
1.【XOY】広瀬アリスさんTVCM出演で話題の無料マンガアプリ
2.オレって本気出したらいちご何個食べれるの?
上記はどちらも漫画アプリ「XOY」の動画広告です。1はテレビCMでも使われている動画広告で、2は人気YouTuber「はじめしゃちょー」を起用したタイアップ動画となります。
1の広告ではアプリ画面を見せてアピールしているのに対し、2の広告は「いちごをどれだけ食べられるか」という広告とは思えない企画から始まり、終盤でアプリを紹介する流れになっています。
YouTuberを起用した広告は、一見すると広告とは思えない企画を一緒に盛り込むことで、「広告だから」と敬遠されることなく視聴してもらえます。公開した動画がユーザーにとって面白く、満足度が高いものであれば最後まで閲覧してもらえるので、商品の認知度アップや好感度アップに繋がるでしょう。
5.商品の魅力・機能が伝わりやすい
タイアップ動画では、YouTuberが自ら試すことによって、商品が動いている様子や使っている様子をユーザーに見せられます。実際に使っている姿を見せることで、ユーザーは手にした時の様子をイメージしやすくなります。
実際に使い方を見て確認したい家電や、色味や使い勝手を知りたい新作コスメ、食べた時の反応が知りたい新作フーズなどは写真よりも動画の方が魅力が伝わりやすいでしょう。
チャンネル登録者数よりもYouTuberと企業の相性が重要に
タイアップを検討するとき課題となるのが、どのYouTuberを起用するべきかという問題です。YouTubeは誰でも気軽に動画配信ができるプラットフォームです。そのため、YouTuberの選択肢はどんどん増え続けています。
YouTuberの影響力を測る指標として、動画の視聴回数やチャンネル登録者数があります。そのYouTuberがどれだけ人気があるのかを見るには、この2つは大事な要素となるでしょう。ただし、チャンネル登録者数や視聴回数が多いという理由だけでタイアップするYouTuberを選ぶべきではありません。
例えば、普段からそのコスメを使用している、最新ガジェットのレビューをしているなど、「広告だから商品を紹介している」と映らない工夫が必要になっていくるでしょう。
また、YouTuberが抱えている視聴者層と、商品をアプローチしたいターゲット層がかけ離れていないかも確認する必要があります。企業とYouTuberがタイアップする時は、商品と相性の良いYouTuberを選び、企画を練る必要があります。
企業とYouTuberタイアップ事例
1.カズチャンネル×ショップジャパン「カラーラ」
ガジェットレビューに定評のある「カズチャンネル」とノンオイルフライヤー「カラーラ」のタイアップ動画です。普段からガジェットレビューを数多く配信しているカズ氏がカラーラを実際に使用しながら商品の使い方や使用感をレビューしています。
商品のメリットだけではなく、改善して欲しいデメリットも交えて話すことで、商品購入の参考になるような動画広告になっています。
2.かわにしみき×フローフシ「SAISEIシート マスク」
コスメや美容グッズの紹介で女性に人気のある「かわにしみき」とフェイスマスク「SAISEIシート マスク」のタイアップ動画です。
1つの商品をじっくりレビューするのではなく「夜のルーチン」の1つとして商品をレビューしています。視聴者にかわにし氏のスキンケア方法をレクチャーしながら、その中で自然にフェイスマスクの魅力も伝えられるような動画広告です。
3.関根理紗×エテュセ「オイルブロックベース」
コスメレビューで人気の「関根理紗」とエテュセ「オイルブロックベース」のタイアップ動画です。
関根氏は、普段からエテュセの化粧品を動画で紹介しています。普段から使用しているエテュセの新作なので、視聴者にとっても広告の印象を受けづらく共感しやすい内容と言えるでしょう。
4.HIMAWARIちゃんねる×ライオン「ルック」
キッズYouTuber「HIMAWARIちゃんねる」とライオン「ルック」のタイアップ動画です。動画を一緒に視聴しているであろう子どもの親世代に向けた動画広告になっています。
通常の商品レビューではなく、「子ども達が寸劇を披露する」企画にすることで、広告色が薄くなりユーザーにとっても受け入れやすく楽しめる動画広告です。
まとめ:自社ターゲット視聴者層がマッチしたYouTuberを起用しよう
10代〜30代を中心にYouTuberの商品紹介をきっかけに商品を認知・購入するユーザーは増えています。
とはいえ、人気YouTuberを起用すれば、自社がターゲットとするユーザーへ広告が届くとは限りません。また、起用する際は、そのYouTuberの特色を生かした企画が必要となります。
自社がターゲットとするユーザー属性と相性の良いYouTuberを探して、タイアップを検討
してみましょう。
- フォーム
- フォームとは、もともと「形」「書式」「伝票」などの意味を持つ英単語です。インターネットの分野では、パソコンの操作画面におけるユーザーからの入力を受け付ける部分を指します。企業のホームページでは、入力フォームが設置されていることが多いようです。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- 広告
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- タイアップ広告
- タイアップ広告とは、企業とメディアが提携して制作した広告のことを指します。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
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- Twitterとは140文字以内の短文でコミュニケーションを取り合うコミュニティサービスです。そもそもTwitterとは、「小鳥のさえずり」を意味する単語ですが、同時に「ぺちゃくちゃと喋る」、「口数多く早口で話す」などの意味もあります。この意味のように、Twitterは利用者が思いついたことをたくさん話すことのできるサービスです。
- 広告
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- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
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- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
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- フォーム
- フォームとは、もともと「形」「書式」「伝票」などの意味を持つ英単語です。インターネットの分野では、パソコンの操作画面におけるユーザーからの入力を受け付ける部分を指します。企業のホームページでは、入力フォームが設置されていることが多いようです。
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