LINEリサーチのプラン

LINEリサーチには、「ライトコース」と「サポートコース」という2つのプランがあります。

ライトコース

ライトコースは、自社でアカウント取得後、調査ファイルを作成します。その後、スタッフがアンケート画面の作成から、アンケートの配信、回収までを代行します。

調査後のデータ集計や分析などのサポートがない分、費用も9,800円からと手頃です。お試しで利用したい場合、リサーチに自社の人材やスキルを割ける場合にオススメです。

サポートコース

サポートコースは、リサーチより前段階の課題の整理や設問の作成から、リサーチ後の集計・分析・プレゼンまで一気通貫でサポートします。

リサーチの専門家が対応するため、費用は個別見積もりで、ライトコースよりもかなり高価になります。重要度が高く複雑なリサーチの場合や、そもそもリサーチに対する知識や経験がない場合にオススメです。

参考:
各コースの対応範囲と料金|LINEリサーチ

LINEリサーチの設問設定のコツ

ライトコースの場合は、リサーチの目的や課題の明確化、設問の設定まで自社で行わなければなりません。今回は、LINEリサーチで設問を設定するときのコツを解説します。

LINEリサーチ以外のアンケート調査でも活用できるので、参考にしてみましょう。

1.目的を考える

リサーチ後、その結果をどのように活用するのかは先に明確にしておきましょう。

新商品開発のため、ターゲット層のニーズを分析する」「既存商品改良のため、メインユーザーからの印象や評価を分析する」など、目的によって設問内容も変わります。

リサーチに関わるメンバー全員が同じ認識を共有しておくことも重要です。

2.具体的な質問を心がける

質問内容は具体的に設定しましょう。

回答するユーザーによって解釈が異なってしまうような設問では、回答の信憑性も下がってしまいます。「5W1H」「数値」の要素を加えて具体的にしたり、専門用語を使わず分かりやすい表現にしたりといった工夫をしましょう。

3.ユーザーに先入観を与えない

「一般的にチョコレートは若い女性に人気がありますが〜」など、回答するユーザーに不要な先入観を与えてしまうような設問は避けましょう。ユーザーの回答に影響を及ぼす可能性があります。

設問内容自体だけでなく、設問の順序によってもユーザーの思考が左右されることがあります。例えば「A:〇〇は利用しますか?」と「B:〇〇は身体に悪いということを知っていますか?」という設問があった場合、設問の順序によって、「A」の回答は変わってしまう可能性があります。

全ての設問を設定し終わったら、入念に確認しましょう。

4.「YES or NO」「A or B」で答えられる質問にする

ユーザーは通勤中・通学中やちょっとした空き時間に回答していることが多いと考えられます。テンポよく回答できるよう、「YES or NO」「A or B」など、直感的に答えられる設問にすると、ユーザーの負担を軽減して回答率を高めることに繋がります。

自由記述でユーザーの意見を知りたい設問がある場合は、できるだけ後半に寄せるとよいでしょう。冒頭から時間のかかりそうな設問を並べてしまうと、ユーザーの気力を削ぎかねません。

5.質問の流れを考える

ユーザーが自然な流れで回答できるよう、設問の順番も意識して調整しましょう。

設問数が多かったり複数のテーマに分かれていたりする場合は、小見出しをつけるとユーザーも理解しやすく親切です。

また前述したように、ユーザーの思考に先入観を与えてしまわないような順番を意識することも大切です。