パソコンやスマホで、「Webサイトの表示速度が遅い……」とイライラしたことはありませんか?

インターネットの表示速度が遅くなってしまう原因には様々なことが考えられます。原因を1つひとつチェックしていくことで、低速化を改善したり、今よりずっと高速化できたりする可能性があります。

そこで今回は、インターネットが遅い原因と高速化する3つの方法を紹介します。どれも簡単にできるのに効果が出やすいので、ぜひ試してみましょう。

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目次

  1. インターネットの表示速度が遅くなってしまう原因
    1. そもそものネット回線速度が遅い
    2. パソコン・スマホの動作が遅い
    3. LANケーブルや無線ルーターが重い
    4. 通信が不安定な場所にいる
  2. 今すぐできる!表示速度を高速化する3つの方法
    1. Quantumエンジン搭載Firefoxの「プライベートブラウジング」を使う
    2. SpeedyFoxをインストールする
    3. DNS設定をパブリックDNSに変える
      1. DNSの設定方法
      2. Google Public DNS
      3. OpenDNS
  3. まとめ:原因を特定して インターネット表示速度の高速化を

インターネットの表示速度が遅くなってしまう原因

1. そもそものネット回線速度が遅い

表示速度の遅さが一時的ではなく慢性的である場合には、そもそものネット回線の速度が遅くなっている可能性があります。そのような場合には、ネット回線の速度を測定してみましょう。

net.png
Fast.com

Netflixのインターネット回線速度テストである「Fast.com」を使ってみましょう。Webサイトを開くだけで、すぐに回線速度のテストが始まります。

測定は10秒ほどで完了します。例えば、上の図は執筆時点でのWi-Fi環境で「14Mbps」が出ていることを示しています。一般的には、YouTubeなどの動画ストリーミングを楽しむのに1〜2Mbps必要だと言われているので、仮に2Mbpsを下回ったら回線自体を見直したほうがよいかもしれません。

2. パソコン・スマホの動作が遅い

pc.jpg
イメージ画像 / BURST

パソコンのOSがWindows98やXPなどの古いものであったり、iPhoneでも3GSなどの初期の機種を使っていたりすると、メモリや性能が古いだけでなく、最新のWeb環境に対応していないために表示速度が遅くなってしまう可能性があります。

また、最新機種であっても、ソフトウェアやアプリケーションがたくさんインストールされていたり、たくさん起動したりしていると、使用しているメモリがいっぱいになり、動作が遅くなってしまいます。メモリを解放するためのアプリをダウンロードするなどして対策しましょう。

3. LANケーブルや無線ルーターが重い

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イメージ画像 / BURST

パソコンで光回線を使用している場合、「最大1Gbps」となっていることが多いです。ただし、LANケーブル自体がその速度に対応していないと、最大速度は出せません。また無線の場合でも、古いものを使い続けている場合は、複数の端末を接続すると極端に遅くなってしまう場合があります。

有線であっても無線通信を行っている場合でも、ケーブルやルーターが最大速度を出せる環境にあるかどうかはチェックしておくのがおすすめです。とりわけ無線ルーターは複数接続すると重くなってしまう機種もあるので、その場合には取り替えを検討した方がよいでしょう。

4. 通信が不安定な場所にいる

root.jpg
イメージ画像 / BURST

パソコンやスマホがWi-Fi機器などの無線ルーターに接続されている場合、ルーターから距離が離れていたり、障害物があったりする場合は、通信が不安定で表示が遅れてしまう場合があります。

「ルーターの場所を確認する」「2階建や3階建にも対応することができるルーターに取り替える」などして、接続環境を見直してみることも大切です。

今すぐできる!表示速度を高速化する3つの方法

このほかにも、少しの手間をかけるだけで、すぐに表示速度を高速化できる方法も存在します。以下の3つの方法を試してみましょう。

1. Quantumエンジン搭載Firefoxの「プライベートブラウジング」を使う

quantum.png
Firefox

世の中にはさまざまなWebブラウザがあります。もちろん、すべてのブラウザが同じ表示速度であるとは限りません。数あるWebブラウザの中でも、特に表示スピードに定評があるのは、新しい「Firefox」です。

最新版のFirefoxには、Quantumエンジンと呼ばれる超高速パフォーマンスのために開発されたエンジンが搭載されています。コンピュータのメモリ使用量を削減しながら、ページの高速読み込みが可能になり、その速度は旧来のFirefoxの2倍、メモリはChromeより30%軽量だといいます。

これだけでも早くなったと話題のFirefoxですが、さらに高速で利用する方法があります。それは、Firefoxで「プライベートブラウジング」機能を起動しておくことです。

プライベートブラウジングは、オンラインの追跡者をブロックしたり、終了後に履歴を削除したりする機能です。トラッキング防止機能もオンにしておけば、ページの読み込みは最大で44%も高速になります。SNSボタンやコメントツール、埋め込みコンテンツの一部がブロックされてしまう可能性はありますが、速度を重視するのであれば、設定画面から有効化してみましょう。

2. SpeedyFoxをインストールする

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SpeedyFox

「SpeedyFox」は、Webブラウザに搭載されているプロファイルデータベースの断片化している部分を修復して、アプリケーションのパフォーマンスを最適化できるソフトウェアです。

一般的に、アプリケーションはそれぞれにユーザーデータを管理しており、それをプロファイルと呼びます。プロファイルは、時間とともに「断片化」を引きおこし、パフォーマンス低下に繋がる恐れがあります。最初は効率よく整理されていたデータが、何度もアクセスしていくうちに次第にバラバラになってしまい、読み込みに時間がかかってしまうのです。

SpeedFoxを使えば、プロファイルを最適化できるので、ブラウザでの読み込みをさらに高速化させられます。もともとはFirefox用に開発されましたが、現在ではFirefox以外にも、Google ChromeやOpera、Vivaldiなどの各種ブラウザや、ThunderbirdやSkypeなどのソフトウェアのプロファイルの修復も可能です。

使い方は簡単で、SpeedFox起動後にメンテナンスしたいプロファイルを選んでOptimize!ボタンを押すだけです。Mac版とWindows版の両方が用意されているので、環境に合わせてダウンロードしましょう。

3. DNS設定をパブリックDNSに変える

もう一つ試してみたいのが、DNS設定の変更です。

DNSとはDomain Name Systemの略で、IPアドレスとドメイン名を相互変換するシステムのことです。

インターネット上のすべてのコンピュータやWebサイトには、「IPアドレス」という住所のようなものが割り当てられており、数字の羅列で表現されます。しかし、IPアドレスは数字が並んでいるだけで人間には覚えにくいため、ドメイン(例:ferret-plus.com)を利用して変換をします。

ドメインからIPアドレスに変換するDNSサーバーは、インターネットプロバイダーが提供している場合がほとんどです。しかし、GoogleのようにDNSサーバーを公共で公開しているところもあり、場合によってはアドレスからIPアドレスへの高速変換もできるため、設定を変更して利用してみるといいでしょう。

ここでは、iPhoneを例に、パブリックDNSサーバー1.1.1.1を使ったセットアップ手順を紹介します。

DNSの設定方法

code.jpg
イメージ画像 / BURST

まず、iPhoneのホーム画面から「設定」アプリを開きます。

Wi-Fiをタップし、普段使っているネットワークの設定画面を開きます。

DNSを構成をタップして、手動を選択します。

既存エントリーがある場合は削除し、「1.1.1.1, 1.0.0.1」、および「1.0.0.1」と入力して追加をします。終わったら、右上の「保存」をクリックしましょう。

これで、より素早いDNSサーバーに設定されました。他のパブリックサーバーを試してみたい場合には、以下の2つがおすすめです。

Google Public DNS

最も有名なのは、検索エンジン大手のGoogleが提供しているパブリックDNSサーバーGoogle Public DNSです。

  • 優先DNSサーバーアドレス:8.8.8.8
  • 代替DNSサーバーアドレス:8.8.4.4

OpenDNS

OpenDNSは、ネットワーク大手として名高いシスコシステムズが提供するパブリックDNSサーバーです。タイプミスを自動修正したり、安全でないWebサイトをブロックする機能を有しています。

  • 優先DNSサーバーアドレス:208.67.222.123
  • 代替DNSサーバーアドレス:208.67.220.123

まとめ:原因を特定してインターネット表示速度の高速化を

インターネットの表示速度が遅くなってしまう原因は様々です。改善するには、原因を特定して1つひとつ解決をしていくことが大切です。ネット回線や環境に原因がない場合は、ブラウザ自体やDNSサーバーのアドレスの設定を変更することで高速化できる場合もあります。

しかしながら、動画サイトに対する大量のアクセス集中など、サーバー側の負荷が原因でページ速度が落ちてしまう場合もあります。このような場合は自分で対処するのが難しいでしょう。特定のページだけが遅くなってしまう場合は、少し時間をおいてアクセスをしてみてください。

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