まとめ:ピーク・エンドの印象を大切に

ピークエンドの法則は、ポジティブな方向だけでなくネガティブな方向にも働きます。

例えば企業の謝罪会見などで、どんなに真摯に説明を行ったとしても、その後たった一言だけ失言してしまったことでその会見の印象が悪くなることがあります。これは失言が「ピーク」として記憶に残ってしまうことが原因です。

一般的に人々はよい体験よりも悪い体験をよく記憶し、共有したくなるものです。ピーク・エンドに悪い印象が残らないように注意しましょう。