読みやすい文章とは何なのか、ライティング業務に携わる方であれば、特に意識している課題でしょう。様々なライティングテクニックがありますが、文章構成の基本となる文型を理解することは、読みやすい記事の作成に役立ちます。

今回は、読みやすい文章を構成するために知っておきたい5つの型についてご紹介します。
特にライティングに関連した業務を行なっている方はぜひ一読してみてください。

1.三段構成

文章の型の中でも最もスタンダードでシンプルな構成が、三段構成です。文章全体のパーツが、序論、本論、結論の3つに分かれています。

すぐに結論や自分の主張を提示したい、論文やデータ紹介などの記事に適しています。

1.序論

記事を作成する際は、どのような記事を書くのか、誰に向けて書く記事なのかなどを書き始める前に検討する必要があります。
序論は、書き始める前に検討した内容をおおまかにまとめて書くパーツです。

記事の趣旨や題材はもちろん、主張したい意見や何について言及した文章なのか、特に誰に読んで欲しいのかなど、記事全体の軸となる内容をまとめます。
ここで書いた主題は、そのまま記事のタイトルとしても使用されます。

まずは「この記事で何を伝えたいのか、何について書いた文章なのか」を明示しておきましょう。

2.本論

説得力のある記事にするためには、事例やデータ等の紹介が必要になる場合があります。
また、なぜその事例やデータを提示しているのかという理由も必要です。
本論は、このような事例やデータなどを駆使して序論(主張)を支えるパーツになります。
ただ意見などを主張するだけではなく、ここで裏付けを明示することで記事の信憑性が格段にアップしますので、正確かつわかりやすく書くようにしましょう。

特にデータを明示する際は、数字が羅列してしまい却って読みにくくなるケースがあります。
このような場合には、細かいデータとは別に重要なデータのみ抜き出してまとめたデータについても紹介すると良いでしょう。

例:この施策を行うことで、2000年では500万円だった売り上げが2005年には750万円、2010年では1,000万円、2015年には2,000万円まで伸びています。
(毎年の売り上げ増減については記事下の注釈*1をごらんください。)
*1:例ですので、実際には注釈1は存在しません

例のように、5年ごとのデータのみ抜き出すことで、毎年の売り上げを羅列するよりも読み手にわかりやすく伝えることができます。

3.結論

結論は、序論、本論で述べた主張をまとめて提示するパーツになります。
本論で主張内容を支える証拠を詳しく記載しているので、より簡潔に要約した上で自分の主張や記事内で読み手に一番伝えたいことなどを書きましょう。
ここで重要になるポイントは、読み手をいかに納得させられるかです。
結論があやふやになってしまうと、結局何を伝えたかった記事なのかがわからなくなり読み手に納得させられる記事には仕上がりません。
簡潔かつ明確にまとめるようにしましょう。

PREP法

ビジネスの文書でよく使われるのが、このPREP法です。最初に重要なことを先出ししてしまい、続けてその理由や詳細などを書き連ねていく書き方となります。

Webにおいては、LPや記事を閲覧するユーザーが開いたページを最後まで見てくれるとは限りません。そのため、先にもっとも重要な部分を提示しその続きを読ませるPREP法は、Webライティングと相性が良い文章構成だと言えるでしょう。

Point(結論)

最初にもっとも重要なこと、伝えたいポイントを述べます。読み手を引き込むよう、長すぎず簡潔に述べることが大切です。

Reason(理由)

結論に至った理由を述べます。「なぜならば〜〜」「その理由としては〜〜」などの言葉を使うとつなげやすくなります。

Example(具体例)

具体例をあげて説明を補足します。「例えば〜〜」「具体的には〜〜」などがよく使われています。

Point(結論)

最後にもう一度、頭でも話した結論を言います。文章の最初と最後に大事な話を持ってくることで、読み手に対して伝えたい内容をさらに強く印象付けられます。