クロスデバイス計測の仕組み

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それではクロスデバイス計測はどのような仕組みで行われるのでしょうか。通常は、デバイスやブラウザが変わるとCookie情報などは引き継がれません。広告運用側では、どのスマートフォンとどのパソコンが同一人物のものなのか判断できない状態です。そこで利用されているのがログイン情報です。

GoogleやYahoo!、Facebookなどは多くの会員を抱えており、その会員情報を広告のターゲティングに活用しています。ユーザーもまた、様々なデバイスでこれらのサービスを利用しており、複数のデバイスでログインしています。パソコンでもスマートフォンでも同一IDでログインしている場合、デバイスが変わってもログイン情報を元に同一人物と見なすことができるでしょう。

またそのほかにも、サードパーティクッキーや端末IDなどさまざまな技術を応用し、デバイスを横断した計測ができるアドテクノロジーは日々進歩しています。

サードパーティクッキーは、アドサーバーから発行されるクッキーを利用することで複数のサイトに跨って統一的な識別子を共有できる技術です。
スマートフォンでは、IDFA(IDentification For Advertisers)と言われる広告用に使われる端末IDがアプリ間での共通識別子として利用されています。

クロスデバイス計測のやり方

クロスデバイス計測ができる広告プラットフォームとして、Google AdWords、Yahoo!ディプレイネットワーク、Facebook広告が挙げられます。

これらのプラットフォームでクロスデバイス計測をする場合、特別な設定は必要ありません。クロスデバイスコンバージョン数を広告の管理画面、またはレポートの画面で確認できます。また、Yahoo!ディプレイネットワークの場合、表示されるコンバージョン数にはあらかじめクロスデバイスでのコンバージョン数が含まれています。

このように特定の広告プラットフォームでは、デフォルトの状態でクロスデバイス計測の仕組みが組み込まれています。

Facebookが発表しているデータでは、モバイルのFacebook広告に関心を示した後コンバージョンに至った人のうち、32%以上が28日以内にパソコンからコンバージョンに至っていたと発表しています。このことからも、広告効果を正しく測定するには、クロスデバイス計測が重要だとわかるでしょう。

参考:
Facebookのレポート機能がクロスデバイスコンバージョンに対応

まとめ

複数のデバイスを所有しているユーザーは珍しくありません。デジタルマーケティングを運用するにあたって、広告効果を正しく測るためにクロスデバイス計測は重要だと言えるでしょう。

クロスデバイスの重要性と仕組みを理解し、より効果的なデジタルマーケティングを目指しましょう。