「Googleで購読」とは?メディア購読の新たな可能性
Web上でニュースサイトを閲覧する際に度々目にする、「この先は会員登録が必要です」という表示。メディアがマネタイズを考える時に、ユーザーに会員登録してもらうことは非常に重要です。
その一方、会員登録の手続きがユーザーにとって負担となっている事実もあります。
興味のある様々なメディアを訪れた際、その都度購読のために情報を登録することは面倒です。
そうした中でGoogleが発表したのが、「Googleで購読(英語名:Subscribe with Google)」という機能です。この機能が、前述した購読モデルの課題を解決するかもしれません。
今回は、その機能や発表の背景に触れながら、メディアの有料課金における新たな可能性について考察します。
「Googleで購読」とは?
引用元:Google で購読 | Google Developers
「Googleで購読」は、Googleに登録したユーザーの情報(氏名やアドレス、クレジットカードに関する情報)などを用いて、様々なニュースサイトへの登録が可能になる機能です。
この機能は、ユーザーにとってどのようなメリットがあるのでしょうか。
ユーザーの情報入力のハードルが大きく下がる
従来であれば、ニュースサイトの購読には、必要情報を入力する手間がその都度かかっていました。しかし、「Googleで購読」を利用することによって、簡単に登録が可能になるのです(現状この機能で購読できるのは一部提携メディアにとどまります)。
デバイスを横断して、情報を同期できる
デバイスに関係なく登録やログイン情報を保持できることも、ユーザーにとってはメリットだといえます。
PCから購読したコンテンツをスマホでも閲覧しようとした場合、従来は必要情報を再度入力する必要がありました。そうしたデバイス間の隔たりを解消するという点も、読者としては嬉しいところでしょう。
購読したコンテンツを一元管理できる
また、Googleアカウントから、購読しているコンテンツを集約的に管理できるところも便利です。自分が今どのメディアを購読しているのかがひと目でわかるため、日々の情報収集の効率化にも貢献すると考えられます。
参考:
Subscriptions – Google News Initiative
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
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- デバイス
- デバイスとは「特定の機能を持つ道具」を表す語で、転じてパソコンを構成するさまざまな機器や装置、パーツを指すようになりました。基本的に、コンピューターの内部装置や周辺機器などは、すべて「デバイス」と呼ばれます。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- デバイス
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- アカウント
- アカウントとは、コンピューターやある会員システムなどサービスを使うときに、その人を認識する最低必要な情報として、パスワードと対をなして使う、任意で決めるつづりです。ユーザー、ID、などとも言います。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
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